石田衣良のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久しぶりの石田衣良作品。
単行本で出た時(平成23年)は、「またいつもの展開か」と思って手が出なかったのだが、ふと、「いつもの展開」に会いたくなって購入。
始まりは、相変わらずふわっとした感じ。
いきなり旅が始まるんだなと思った。誰が中心なのか、視点がはっきりしなかったが、次第に陽介の視点に固まっていく。陽介のキャラクターは、なんとなく作者の分身のようにも思える。
本人の心中は不安でいっぱいで、自信のかけらもないのに、なぜか周りからは信頼されて、要になっていくというあたりが、主人公っぽい。
修吾の訳ありな感じは、あとがきによれば書きながら作っていったらしいが、読む方にしてみれば、「これはた -
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ネタバレIWGPシリーズの第1期完結作、とのこと。“第1期”って、何?
……昭和の少年ジャンプの“第1部完”と同じでなければいいけれど……(笑)。
というわけで、例によっての一編ごとレビュー。
【データBOXの蜘蛛】
久しぶりのIWGPワールド、小気味良い。
携帯・スマホに“ああいうデータ”を保存したがる人間は、星の数ほどいるのだろうな……。お互いが好きモノ同士であるならば別にいいけれど……
きっと多くは……
性的好奇心 ≧ 愛情 な男
と
性的好奇心少々 ≦ 信頼感 = 愛情 な女
の組み合わせがほとんどなのだろう。
紛失や盗難でモノが流出したら、傷付くのは女性。
軽い気持ちで自分で流出さ -
Posted by ブクログ
私が好きな石田さんの作風とは少々異なりましたが、こういうのも好きです。
IWGPのような感じは好みではなかったのですが。
MGと呼ばれる天才ゲームクリエイター相良が次のゲームのモデルに選んだのは、背中に翼をもつ少女ヨリ。
彼女には愛する男の不幸が見える力があった。
二人とも恋人がいるのだけど、ゲームに使う映像を撮影していくうちに恋仲に。
ストーリー自体はそこまで特別ではないのですが、描写に関してはさすが石田さん。
性描写は圧巻ですね。
ヨリのイメージがあまりにも完璧なので、湧いてくるイメージも美しい。
ただ、恋愛小説としては物足りないかなー・