石田衣良のレビュー一覧

  • エンジェル

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    ネタバレ

    石田衣良読みたくてとりあえず手に取った娼年に続く2冊目の本。
    これが初めてのミステリー的な本かも。
    なんか難しくって、読むのめっちゃ時間かかった気がする。
    とりあえず死んでから事件の真相追ってくっていうのが面白いって
    当時は思ったけど、でもいろんな本読んでくうちに気付いたけど、
    死んでから事件解決するのってミステリーではよくあるパターンなの?
    しかしあの妊娠してたのはちょっと泣きそうだった。なんか光ったみたいなやつ。

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    2013年06月19日
  • 5年3組リョウタ組

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    今現在の教育現場の問題が次々と起こる。登場する教師が等身大に描かれ、また自分ならこうすると考えながら読むことができた作品。

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    2013年06月17日
  • 再生

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    ネタバレ

    妻に自殺で先立たれた夫、結婚を意識していた恋人に突然別れを告げられた女性、権威ある仕事に一生懸命取り組んでいたらリストラを言い渡された父…

    こういった困る出来事って、突然訪れるものなんだと思う。
    でも、そんなにすぐには這いあがれないから、苦しい。

    だけど、悲しみはいつまでも続かない。気づかないくらいの光が差し込む時は、必ず来る。

    そんな一瞬を取り出したのが、この本だと思う。


    恋愛や家族のテーマもあるけど、ADHDなどの発達障害、金融危機をはじめとした経済的な問題など、時代に応じたテーマが選ばれている。
    ほんの少し、心が前向きになれる一冊。

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    2013年06月16日
  • sex

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    石田さんの恋愛描写は得意じゃないから躊躇しながら手にした本。
    でもすごく良かった!
    大切な人との大切な行為であること。
    それを忘れずに過ごしたい。

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    2013年05月09日
  • チッチと子

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    妻に先立たれた小説家の父(チッチ)と子(小学生の男の子・カケル)について。
    父子家庭で家事もやりつつ、デビュー以来「次にくる小説家」と呼ばれ続けて10年になるが重版となるようなヒット作もない。
    妻を亡くして数年経ち、何人かの女性といい感じになったり文学賞の候補に選出されたり。

    思春期前の子どもとの関係や、恋人との関係、義父母との関係。どれもじーんってくる。てか大泣きした!
    石田さんの作品、久々に読んだけどやっぱ安定して好きだー。リアルで普通っぽいんだけど、なんか惹かれる文章と世界観。

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    2013年05月06日
  • sex

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    あとがきが良いですね。草食系男子や未婚率の上昇は日本の将来を不安にさせますね。SEXに光をあてることは大切です。
    純花ちゃんの生まれ変わりが誕生する事を切に祈る!

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    2013年04月21日
  • 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    読みやすい!そして小気味よい!

    躍動感溢れる個性的な登場人物たちが池袋の町で大活躍します。

    うん。
    爽やかでキレのある読み口です。。

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    2013年04月12日
  • 非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII

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    久しぶりに読んだIWGPシリーズ、第8弾
    発行は2010年9月とあって、
    小説の中の事件もなんだか現代そのもので生々しかった。

    ●千川フォールアウト・マザー
     シングルマザーがおちりやすい幼児虐待と風俗への落とし穴の関係がよく描かれていた。

    ●池袋クリンナップス
     ゴミ拾いボランティアの青年とお金持ちの父親との誘拐劇

    ●定年ブルドック
     しつこい元カレの脅迫から、同僚の娘を守ろうとする定年警察官。そのしぶといブルドック並みの強さに真島誠もビックリ。

    ●非正規レジスタンス
     派遣会社に登録し、日払いの稼ぎで、ネットカフェに寝泊まりしている若者たち。明日はどうなるのかもわからないその日暮ら

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    2017年11月09日
  • チッチと子

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    これは文庫が出たら買わなきゃ、と思ってた。
    買って読み返した。
    以前とは違う意味で胸に迫った。

    また時間が経ってから読もうと思う。

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    2013年03月21日
  • チッチと子

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    小説家の父と子、2人の日常のお話。

    小説家・青田耕平は、
    期待はされど、なかなかブレイクしない。
    年は40才(ほど)。
    妻に先立たれ、男手一つで10才のカケルを育てている。

    一つの大きな謎だとか事件にそって描かれているのではなく、
    あくまでも主軸は2人の日常。

    モデルは完全に石田衣良本人。
    同期の作家たちも、もしかしたらあの人?
    と思いながら読んだり。
    直木賞ならぬ、直本賞にノミネートされ、苦悩する、作家の姿。
    奥さんも…

    リアルすぎて、
    どうしても石田衣良として読んでしまうから、
    ちょっと自分のことよく言い過ぎでないか?
    ただの願望?
    とかつい思ってしまう。
    作中にも出てくるように、

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    2013年03月21日
  • LAST

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    個々の事情で借金にまみれた人々の最後の仕事、大一番を描く連作集。

    今の日本では自分もいつこうなってもおかしくはない、という気持ちがふつふつとわいてくる。
    けれどぎりぎりまで追い詰められている主人公たちはみな、最後に諦めずに反撃の一打をうつ。
    どれも「よし」とされることではない。
    けれど、その姿に心を奪われる。

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    2013年03月10日
  • 再生

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    ありそうなことだと思ってたら、実話ベースのお話が中心とのこと。

    大変な「日常」を淡々と書いてあって、だけどどのお話も最後はなんだか劇的!

    すきだなあと思える本(^^)

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    2013年03月10日
  • 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    強盗に成功し一攫千金のはずが、
    ヤクザにつかまり真犯人を追う!っていう展開。
    映画にしてもかっこよさそ^^

    でもIWGPのノリと雰囲気を期待していたので
    そこは残念、淡々と時間が進む感じ
    いつものパンパーンとした勢いはなかったです

    でもシリーズは、登場人物が皆いきいきしているから好き。
    活字の中を所狭しに目いっぱい動き回っているのが見える

    短編のほうがいいかな。

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    2013年03月09日
  • 再生

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    石田衣良さんって、華やかなイメージだったので
    こういう、メンタルに必要以上の負担を抱えている人間を描くことに
    驚いてしまった。そんでもって上手い。

    言い得て、妙。な表現が随所に。
    久しぶりに良い小説だったな。

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    2013年03月08日
  • てのひらの迷路

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    短編小説集。
    というか半分エッセイのような。

    「気ままで、自由」に書いたことがよくわかる。
    読む側もそんな気持ちでいいんだろうな。

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    2013年02月26日
  • ブルータワー

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    脳の腫瘍で余命いくばくもない主人公。
    彼の意識だけが、あるウィルスで滅亡しかけている世界へと飛ばされてしまう。その世界では、ワクチン生成に必要なウィルスの情報が、すでに失われていた。
    滅亡しかけている世界と現実世界の関連、そして、意識しか行き来できない主人公が、どうすれば滅亡世界を救えるか。
    ゲームのような世界観で、ライトノベルに近い印象。
    すっきりしたエンディングで、好印象。

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    2013年02月19日
  • IWGPコンプリートガイド

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    石田衣良氏に限らず、作家のインタビューや創作裏話、作品解説は楽しい。
    物語のガイドなのに、地図をじっくり眺めて登場人物を走り回らせてしまった。

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    2013年02月13日
  • 赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    IWGP(はじめはプロレスのことだとおもっていた)シリーズの外伝ってことで、脇に置いておいたんだけど、IWGPシリーズの本編には全然ない長さで、結構おもしろかった。
    人生負け組の悲劇のヒロリズムの余韻が流れつつ、それでも最後は勝つって、結局人生自体が博打の様なもの。
    人生の十字路で、選ぶのは自分自身。選んだ道から後戻りはできないんだから。
    後戻りはできなくても、やり直しはできる自分でありたいと思う。どん底になっても、やり直し。新規巻き返し、ニューディール!負けないぞ!

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    2013年02月09日
  • チッチと子

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    チッチが超人です。
    一人で暮らしを支えて、子育てもきちんとして…(ごはんをしっかり作っているだけでもすごい!)
    子どものいない私ですが、仕事がたてこむとごはんも適当になり、旦那さんに申し訳ない私としては、尊敬以外のなにものでもない…

    そして、青田さんの周囲の人がみんなあたたかくてほっこりします。
    私の大好きな本たちは、こんなあたたかい人たちにつくられているんだなあ。となんか嬉しくなる。

    落ち込みと立ち直りが交互にやってくる感じ、なんだかリアルです。私もそういうとこあるなあ。

    なんだかにっこりしたり、しんみりしたり、ほろりときたり、さらりと読めるけどいい本でした。

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    2013年02月08日
  • Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII

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    短編と言えど
    少しページを増やすだけで
    ぐんと読み応えが出てくる。
    題材的に
    長編が難しいのもわかるが
    そこをあえて期待したい。

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    2013年02月02日