石田衣良のレビュー一覧

  • 余命1年のスタリオン(下)

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    ネタバレ

    沖縄旅行先で一気読みしました。

    石田衣良の余命ものといえば、
    美丘が思い出されますが、
    今作は男性芸能人(おそらく沢村一樹をあて書きしてる)が主人公で
    その分社会の中での苦悩を描いていて面白かったです。
    もちろん美丘も面白かったですけどね。

    石田衣良さんらしい爽快な読後感で、
    余命ものの小説につきものの
    エンディングでは悲しみに暮れる、
    という感じで終わらないあたりが
    なんだか素晴らしいなぁと思いました。

    0
    2016年09月18日
  • 灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI

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    毎回良くもここまでテンポの良い清々しい幕切れの
    短編が思い浮かぶものだと感心してしまう。

    読み終わってそれほど心に残る物語というわけでもないのだが、
    このシリーズは短い時間でサクサク読めてしまい、
    後味が抜群に良い。

    所謂、水戸黄門の後味(*^-^*)

    シリーズ6冊目にしても、衰えるどころか
    あらゆる人を味方に引き込んで、マコトの魅力はさらに大きくなっているのではないだろうか。。。

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    2016年09月17日
  • 反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV

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    かれこれ何年振りか、シリーズの続きを会社の方に貸して頂き久々この世界へ。

    40代のおばちゃんには、この本の世界は若々しく、初々しく元気があってとても楽しく感じられた。

    以前読んでいた頃は20~30代で、割と等身大で読んでいた気がするのだが、今はもうマコトのお母さん目線(笑)
    マコトのお母さんの振る舞いが実に清々しい(^^)

    テンポも良くてサクサク読めてしまう。
    中高生にも楽しく読める作品なのではないかな。

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    2016年09月13日
  • 小説家と過ごす日曜日

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    ファンとしてお恥ずかしながら、公式サイトができたこともメールマガジンができたこともTwitterを開始していたこともこの一冊を読むまで知らなかった。
    それだけ読書から離れていたことを反省。
    それと同時にまた新しい出会いをくれたこの一冊に感謝。

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    2016年09月04日
  • 6TEEN

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    年齢相応に悩みながらも
    からっと明るい未来を夢見られる14歳から
    すこしずつ苦みの気配も感じられる16歳。
    やはり悩みはあれど初めての経験や
    投げやりになれない未来につながっていける
    漠然とした無意識の期待が溢れている中
    あえておしまいの物語が描かれている気がする。
    早かれ遅かれ誰もが迎えるのだけど
    それを16歳たちがどう接したらいいのか
    どう受け止めるか、祖父母などではなく、身近に
    初めて受け止める(小説上の)リアルな最期。

    18や20に期待する気持ちもあるけど
    「俺たちの旅」で現実に近づきすぎ、飛び越えていく
    失望も感じたので、いつまでも読み返せば
    「あの頃の僕たち」を思い出させてくれる
    永遠のTeenで終わってほしい気持ちもある。

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    2016年08月22日
  • 約束

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    泣ける短編集。うまくいかない、嫌になることがたくさんあっても、生きることを諦めなければどこかで笑える時がくるって暖かく伝えてくれる。

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    2016年06月18日
  • 余命1年のスタリオン(下)

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    癌で1年後の生存率50%を宣言された俳優のお話し

    石田衣良はフェアはエンターテイナーなので、上巻を読み終わった時点で誰とどうなるかといった最終形がある程度予想できた
    タイトルがタイトルだし、周りの女性で適任者は限定されるし、後半で新しいキャラが出てくる事も想定しなくていいだろうし
    さらに、まったくのバッドエンドにはしないし、終わり方もクライマックスを描き切ってすぱっと終わるのが一番多いパターン
    なので、安心して読めた

    「40」でも主人公ではないけど癌の話があったり、「マタニティ・グレイ」ではモロに妊娠出産の話だったし、石田衣良にとって全くの新しいテーマというものではない
    それでも自分が癌に、または他の病気でも余命がある程度わかった場合を想定するに十分な心づもりができた

    僕の場合はどうだろうね?
    1年後の生存率が50%かぁ

    とりあえず仕事はやめるかな
    そんで、やりたい事だけやって過ごす

    でも、本当に死ぬまでにやりたい事ってそんなにないかも

    本を読むとか、マンガを読むとか(完結してない作品が多いのが気がかり)、映画を見るとか、ゲームをするとか、どうしても余命の中で時間を削ってもしたいことかと聞かれると考えてしまう
    となると、何かを残す方にいくかな
    日記を書くとか、なにがしかの文章を残そうとするかもね

    まぁ、こればっかりはなってみないとわからないからねぇ


    ってか、装丁のこの女は誰のイメージよ?
    合致する人いなくない?

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    2016年06月16日
  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

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    10巻一気に読み直してみた。
    都合のよすぎる展開や、超人化しているキャラは気にはなるが、ほんと突出した良質のエンタメシリーズだなあ。
    見事に現代社会の闇を切り取っているけど、重くないしスピードが半端ない。
    あんまり深く考えるもんじゃないよね。
    とにかく面白いからいいんだ。

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    2016年06月06日
  • ブルータワー

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    末期がんの主人公がタイムトラベルで飛んだ世界は何百年後かの同じ場所。現実世界では身体は思うように動かず、妻の気持ちももはや自分にはない。ただ死を待つのみばかりだった主人公が、別世界では世界を救う救世主になる。
    誰かのために行動することで生きがいを見つけ、変わっていく。別世界で生き続けたいと思う気持ちもあっただろうけど、現実世界に戻り、新たな生きがいを見つけられてよかった。
    テロ、パンデミック、階層社会、男女関係など、色々なテーマが詰め込まれた作品でした。

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    2016年06月05日
  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

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    中学時代から読んでいるシリーズの続編をものすごく久しぶりに。
    B-boyも池袋の雰囲気も文章の感じも正直一昔前なイメージだけど(5年以上前のやつだしね)、この世界観がIWGP。いくつになってもキングにときめきます。笑
    テーマが、がっつり社会問題に絡んでいて面白い。勉強になる。やっぱり良いなあ。

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    2016年05月29日
  • TROIS トロワ 恋は三では割りきれない

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    40代のエステ経営者と付き合ってる30代の作詞家が、20代の歌うことが好きな女の子をプロデユースしていく三角関係のお話し
    それぞれのパートを唯川恵と石田衣良と佐藤江梨子が書いてるリレー小説
    誰がどこを担当した明記はされてないけど、文体と他作品の雰囲気でほぼ確定でよいかと

    石田衣良の書く男は典型的なスカしたやつで、若い子の素質に感化されてプリティ・ウーマンするところなんかは「東京DOLL」でやってたし、年上の女性との恋愛も「夜の桃」でやってたよね
    なので石田衣良パートはいつもの調子で読めた
    官能的な描写もいつもの石田衣良の性癖
    ワンパターンなんだよなぁ

    唯川恵も仕事に真摯な自立した女性を書きながら、年下の恋人と付き合ってる心理描写はいつも通り
    唯川恵は昔結構読んでたんだよね

    一番のネックのサトエリ
    最初に著者を見た時「ん?佐藤江梨子?サトエリ?同姓同名?あらすじはっと・・・・マジでサトエリだよ、オイオイオイオイ・・・」とか思って
    最初の章を読んだ時には「やっぱり文章が他の二人に比べて拙いよなぁ~ 情景描写も心理描写も素人の作文レベルだなぁ」とか思ったけど
    終盤にはエリカの成長とともに文章もそんなに違和感なく読めた不思議

    この三人でどうやって書いたのかね?
    最初に皆でプロットを作った?
    それとも完全にリレー形式にした?
    だとしても各章の終わり方が次に繋がりやすいトスを上げてるから可能性はあるよね

    内容はともかく、素人に毛が生えたような人間を混ぜてこんな形式でちゃんとした小説を作れてしまうなんて、やはり作家さんってすごいなぁ

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    2016年05月09日
  • うつくしい子ども

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    学園都市を震撼させた9歳の女の子の猟奇殺人。犯人は、13歳の弟のカズシと判明。殺人現場に残されていたサイン“夜の王子”はカズシなのか?「本当のぼくは、どこにいる?」という弟の心を解明しようとする14歳の兄の闘い。感動のミステリー。

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    2016年05月03日
  • 赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    ギャンブルに手を出して人生が狂い、再起をかけて売上金強奪をするものの、金を横取りされてしまう。
    こういう小説って、どうやって金を取り返し、どうやって人生を立て直すかが見どころだと思うんだけど、この作品に関して言えば前半の方が面白かった。

    どん底の生活を立て直すつもりで強奪したお金を目のまえで横取りされ、さらには強奪先のカジノに身元が割れる。そして一生を裏社会の底辺で過ごさねばならないという契約を迫られ…。
    もがこうが流されようが、落ちていくときは落ちていく。

    その後の巻き返しも面白くないわけじゃないんだけど、主人公は結局ただのギャンブル好きだったのね。
    ギャンブル依存症のような、一生をギャンブルに賭けるような熱が彼にはなくて、それがちょっと物足りなかった。

    小峰を見張りつつ彼の手がすけをするのが、関東賛和会羽沢組系氷高組の若きホープ斉藤富士男。通称サル。
    そう、これは池袋ウエストゲートパークの外伝なのだ。

    本筋に関係ないエピソードにキングがちょっとだけ顔を出すが、マコトは出てこない。
    だが、小峰が当事者のくせに意外と醒めているので、これはマコトが主役でもよかったのではないかと思った。

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    2016年04月30日
  • 40 翼ふたたび

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    石田衣良ってなんか読むの恥ずかしいんだよな。
    伊坂幸太郎の恥ずかしさと似てる。
    ラノベっぽさ。
    でも面白いんだよなぁ。

    ほんとうは自分のものではない夢や希望によって傷つけられている人間がいかに多いことか。本心では望んでいないものが得られない、そんな馬鹿げた理由で不幸になっている者も、この正解には無数にいるのだ。

    怖いよねぇ。
    自分の子供を洗脳しないようにしないと。

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    2016年04月25日
  • 40 翼ふたたび

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    積読しているのを思い出し、急に読みたくなって読んだ。
    この著者と相性がイイのか、いつものように一気読み。
    かなり読みやすいです。
    自分も40歳に近い年齢になってきたが、最後まで読んで歳を重ねるのも悪くないと感じた。
    読後感も良いです。
    40歳になった時、壁にぶち当たった時にまた読んでみようと思う。

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    2016年04月24日
  • 非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII

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    ネタバレ

    社会の弱者の話で、今から約十年ほど前に書かれた話なのに、当時より今の方が切迫した状況にあるのかもしれないと思いました。

     『千川フォールアウト・マザー』はシングルで子どもを育てている若い母親がコンサートに行っている間に、運悪く、一人で留守番していた3歳の子供が3階のバルコニーから転落してしまう話。
    一人で仕事と子育てを頑張ってきた若い母親ユイが、友達から大好きなアーティストのコンサートに誘われ、行きたいと言う。その間、3歳の子どものことをマコトに見てもらいたいと頼みに来たのだが、マコトもその日は取材があって駄目だった。
    どうしても行きたかったユイは子どもの食事を用意し、お昼寝をしている間に出かけてしまったのだが…。

     そのことが新聞にのり、ユイは世間から非難されてしまいます。二年間休まず仕事と子育てを頑張ってきたのに、たった一日の息抜きさえ贅沢と言われる、胸が痛みます。
     弱った彼女の心につけこむ悪い男。それを撃退したのがマコトの母親です。ユイが身も心も崖っぷちなのをみて、「だったら子どもを捨てな」と言う。捨てると言っても一時期涙を呑んで子どもを施設に預け、生活を立て直してから引き取りなさい、ということらしい。
     マコトの母親も一時期そうしたことがあったようです。それでも、ちゃんと人の役に立つ男に育っているマコトを頼もしく思い、自分の子育てに安堵していることでしょう。なんだかんだと言いたいことを言い合える親子っていいですよね。
     ユイが一日も早く子どもを引き取り、幸せに暮らせるようになってくれればよいなぁと思います。

     表題作『非正規レジスタンス』も弱者、派遣労働者の話でした。
    足を伸ばして寝ることが出来ず、大切な持ち物はコインロッカーに預けて、日々の派遣労働で何とか生活している、地方から出てきた若者。保険証がないので病気になっても病院に行けない。職場で怪我をしても派遣先が労災を使ってくれない。
     そんな労働条件を何とか改善しようというフリーターズユニオンがあるのだが、それに加入している者が次々と襲われてしまう。マコトが知り合ったサトシも襲われて怪我をしてしまった。
     サトシのためにも大手派遣会社と闘う決意をしたマコト…。

     地方から出てきた者が安定した生活をするためには、やはり安定した収入(職)がないと厳しいと思います。
    ですが、なかなか正社員での採用が難しい今の状況では、普通の生活すらも夢なのかもしれません。

    なんだか切なくなる話でした。

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    2016年04月17日
  • 愛がいない部屋

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    サラッと読める短編集、共感できるところの沢山ある作品でした。
    [落ち葉焚き]は63才、夫を亡くした女性の恋愛は切なくて、[指の楽園]は15才も年下の男性への淡い恋、10話入っていますが、どれも良かった!

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    2016年04月07日
  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

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    そうか。
    巻を追うごとにキングが人間らしくなってきていることが気になっていたけど、確信犯だったんだな。
    キングではなく、安藤崇という一人の若者の顔が少しずつのぞいている。
    マコトもトラブルシューターのマコトではなく、真島誠として歩きはじめる。

    日本社会の変動はここ数年で加速がついたように大きく変わり、多分キングもマコトもそのままの姿で社会とかかわっていくのが難しくなってきているのだろう。
    少し間をおいて書かれた11巻がどのようなものになっているのかが楽しみだ。

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    2016年03月30日
  • ドラゴン・ティアーズ―龍涙 池袋ウエストゲートパークIX

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    もう安定の、世相を切り取った風俗(フーゾクではない)小説と言っていいでしょう。
    キャッチセールス、ホームレス、出会い系、そして研修制度を悪用した外国人の違法就労問題。

    サルやキングも健在で、久しぶりにラジオも活躍。
    盗撮及びデジタル加工者として。
    しかし、タカシが炎天下ビラまきなどしてはダメだよ。
    キングなのだから、そういうことは手下にやらせないと。
    最近のタカシは妙に腰が軽くていかん。

    今回の白眉は表題作。
    途中までは「これは池袋だけではいかんともしがたいよなー」なんて、ちょっと冷めた目で読んでいたけど、マコトの母さんの肝っ玉の太さに脱帽。

    それで世の中を変えることは出来ないよ。
    でも、そんなことできる人なんて、そうそういない。
    必要と思えば、やれることをする。
    シンプルで強い人だ。

    “生きていることは、人間の抱えるすべての問題に関係を持つことなのかもしれない。”

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    2016年03月15日
  • 夜の桃

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    ネタバレ

    いわゆる不倫?小説?性愛小説?
    ……ていうのはどうして最後にきれいに崩壊して、終わり、なんだろう。。。
    と最後半、鬱々としながら読んでいたけれど、うちひしがれた最後にまた、更に危ない橋を渡っていく雅人にしょうがないなぁーという気持ちが(笑)

    どんなにぴったりで、満たされて、終わることなどないと思った相手でも、その時、が来てしまえば女にはもう完全に過去の人。
    その潔いまでの残酷さにビビった私は、一応女、です。

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    2016年03月15日