石田衣良のレビュー一覧

  • REVERSE リバース

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    先が読めるけど、そこに行き着くまでの細かい設定や会話が面白い。
    現代の男女はこんな感じの子が多い気がして、うんうん、と頷きながら読みました。
    バリバリ働く女子も多いし、ぬるっとした男子も多いよねー。
    ラストスパートの疾走感が上手くいきすぎてて、あらあら〜とおもっちゃったけど、なんか好きな作品でした。
    おもしろうございました☻

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    2016年01月14日
  • ブルータワー

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    2016年。2/30冊目。
    悪性の脳腫瘍を患った瀬野周司が、脳腫瘍の痛みをきっかけに精神だけ200年後の荒廃した世界(日本)を行き来できるようになる。脳腫瘍によって死を待つだけの周司が200年後を救うために様々な壁に立ち向かい、悩みながら乗り越え、成長していく姿が胸を打つ。
    以下、好きな言葉。

    「仕事にいつか必ずぶつかる壁がある。さいしょは手も足も出なくて苦しいが挑み続けることで必ず越えられるし、越えるとプロと一生続ける自信ができる」

    「人間はたくさんのおろかな事をしでかすが、それでも誰もが必死に生きようとしているのは間違いない」

    「人間の価値を決めるのは全てを奪われ裸にされたときに自分

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    2016年01月10日
  • 非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII

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    千川フォールアウト・マザー
    池袋クリンナップス
    定年ブルドック
    非正規レジスタンス

    定年ブルドックの、大垣のキャラがいい。『普通』っていうのは難しい。
    非正規レジスタンスと、千川フォールアウト・マザーは、実際にこういう人は多いだろうな…と考えるきっかけに。今はもっと格差広がっているんだろうな。
    うちが母子家庭なので、千川フォールアウト・マザーは他人事とは思えない。

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    2016年01月03日
  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

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    タカシが今までで一番人間らしい。
    次のステージ都やらも書いてほしいな。
    世相が反映されていて、興味深く読めた。

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    2016年01月03日
  • 灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI

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    灰色のピーターパン
    野獣とリユニオン
    駅前無許可ガーデン
    池袋フェニックス計画

    一番すっきりしたのは灰色のピーターパン。感動はリユニオンかな。テーマも重かった。みんながちゃんと反省してくれれば良いのにね。

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    2016年01月01日
  • 骨音 池袋ウエストゲートパークIII

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    ネタバレ

    まだたったの第3弾だというのに、ずいぶん遠くまで来てしまった気がする。
    最初から殺人事件とかあったけれども、それは人の心の行き違いとか思惑の捻じれだったりと、事件の引き金を引くのは人の心だったような気がするけど、今回は殺人事件がないのに読んでいてうすら寒く感じるのは、マコトと人のつながりが希薄になってきたような気がするから。

    もしかするとマコトは変わっていないのかもしれない。
    「西一番街テイクアウト」の香緒に対する態度。
    弱いものは徹底して守ってやるってところは、「少年計数機」の頃と変わっていない。
    いやむしろ、思わぬキングの優しさにびっくりだったが。

    でも「少年計数機」の時の、お互いを思

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    2015年12月21日
  • アキハバラ@DEEP

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    弱いものが進化する

    石田衣良さんの知識の豊富さに脱帽。なんなんだでしょうね、作家って。石田作品でいつも感じる、人間の優しさとか温かさをを今回も感じられて嬉しい。ホッコリ。

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    2015年12月10日
  • 明日のマーチ

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    山形で派遣切にあった4人が東京に向かって歩く話。

    ネットブログからだんだん有名になり、
    メディアを利用し社会現象を起こしていくわけだが、
    最初の4人で歩いている姿の方が読んでいて楽しかった。

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    2015年12月05日
  • 余命1年のスタリオン(下)

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    ガン宣告を受けた俳優の最初で最後の主演映画、恋と望み、ガンの治療と進行。上下巻だけど、引き込まれるように読んで泣いた(T^T) 映像が似合うと思う、ドラマ化すればいいのに!!

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    2015年12月02日
  • 1ポンドの悲しみ

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    ネタバレ

    アラサー恋愛短編集。劇的ではない、ほんのりハッピーなお話が多いので爽やかに読めます。寝る前に一編ずつ読むのにも良さそう。
    『ふたりの名前』なんにでも所有権を明記する同棲カップルが猫を飼うはなし。
    『誰かのウェディング』退屈な結婚式で出逢ったプランナーの恋。
    『十一月のつぼみ』花屋で交わされる視線、乾いた日常に潤いを与える存在、捨てることのできない現実の価値。良くも悪くも転びきらない切なさがリアル。
    『声を探しに』ポップな印象だけど、琴線に触れる言葉もあった。かわいいカップル。
    『昔のボーイフレンド』元サヤに戻る話。
    『スローガール』ほんとうの嘘でも、似たのがあったな、文脈を読めない

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    2015年11月24日
  • 愛がいない部屋

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    ネタバレ

    神楽坂の高層マンションを舞台に紡がれる人生のかたち。ハッピーでないはなしがほとんどの、苦かったり虚しかったり。『いばらの城』と『愛のいない部屋』がよかったかな。

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    2015年11月24日
  • 余命1年のスタリオン(下)

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    あらすじ(背表紙より)
    当馬は、最後の一年を映画に懸けた。監督の溝畑英治、先輩女優の都留寿美子らを巻き込みつつ、病身を押して撮影に打ち込む。そして、思いもかけず生まれた、新しい愛。「わたしは、当馬さんの赤ちゃん、産んでもいいですよ」。その真っ直ぐな視線に、すでに人生の終わりを見定めた当馬はどう答えるのか―。

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    2015年11月15日
  • 余命1年のスタリオン(上)

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    あらすじ(背表紙より)
    芸能界への登竜門「スタリオンボーイグランプリ」でデビューし、“種馬王子”の異名を持つ小早川当馬。俳優として着実にキャリアを積み、プライベートも好調だったが、突如、がんの宣告を受ける。余命は一年―。残り少ない時間で、自分は世界に何を残せるだろうか。俳優として、一人の男として、当馬の最後の挑戦が始まる。

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    2015年11月15日
  • 非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII

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    弱い者、貧しい者は、どんどん追い詰められて、落ちて、もがいても這い上がれない。そして、それに気づいても、次なる者も、弱く、貧しく、自分を守るのが精一杯だったりする。
    小説には、正義の味方が登場したりする。でも、現実には、正義の味方なんて、ほとんど登場しない。
    血塗れの暴力は出てこないけど、今回は、ちょっと苦しかったな~・・・。

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    2015年11月01日
  • 灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI

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    どれもよかった!「野獣とリユニオン」のお兄ちゃんのような人ばかりだと平和な世の中になるのにな。
    やっぱり、優しい人は強い人。それにしても、マコト母の強さにはシビれるわんw

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    2015年10月22日
  • 赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    マコト以外の人がメインの短編集かなーと思ったら、サルくんメインの長編でした!わぉ!!
    暴力団とか~、マジ怖いし・・・( ̄ω ̄;)
    死んじゃったり、殺されちゃったりした人はいたけど、ラストはスッキリでよかった!!!

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    2015年10月17日
  • 反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV

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    中国の労働環境、今で言うコンプライアンスに関わる問題、集団自殺など奥深い社会問題にメスを入れながら、ストーリーとして進んで行く。考えさせられる小説だね。

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    2015年10月17日
  • 電子の星 池袋ウエストゲートパークIV

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    ちょっと人体損壊はグロ過ぎて気分が悪くなった。ただし、全体的にスピーディーで、最後はスカッとする展開。

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    2015年10月16日
  • 電子の星 池袋ウエストゲートパークIV

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    IWGPシリーズ第四弾。

    今回は割と話が重たいのが多かった。
    けど、最後はスカッとしたからまぁいいか

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    2015年10月14日
  • ドラゴン・ティアーズ―龍涙 池袋ウエストゲートパークIX

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    特に表題の「ドラゴンティアーズ」がよかった。

    とりあえず、姉貴を演じたお母さんの存在が最高です。

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    2015年09月26日