石田衣良のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
IWGPシリーズの11作目
一応10で1部完となってからの2部みたいだけど、特に変わった様子はなし
というか、10の最後でタカシとマコトにも彼女ができたはずなんだけど
今回のはそんな存在はまるでなかった事にされている(ただ描いていないだけか?)
年齢も20台後半としか書かれていないし、1部だと4遍構成で「春、夏、秋、冬」の順番なのに「冬、春、夏、秋」の順番だし
時系列が確定できないなぁ
まぁ、これまでのも多分1冊で1年というあいまいな推測でしかないんだけどね
とりあえず、クーとリンが出てきてるので、それよりは後って事くらいしかわからぬ
次の巻ではもう30歳になってるんだったらわかりやすいんだけどなぁ
それはそうと、今回のテーマは脱法ハーブ、ギャンブル(パチンコ)依存症、ノマドワーカー=ITワーキングプアー、ヘイトスピーチ
この辺のストーリーは安定のクオリティ
まぁ、ちょっと物足りないところも含めて・・・ -
Posted by ブクログ
テーマは40からはじめよう。というもの
石田衣良の長編小説だけど、それぞれの登場人物の短編物語の集合体になってました。
真夜中のセーラー服
落ちぶれたIT企業社長と、その彼を献身的に支えるAV女優の話。
40というブログをやっている大手広告社を辞めた喜一に、ある日、AV女優から、ダーリンを助けて欲しいと、ブログにアクセスがある。
彼女の言うダーリンとはかつて飛ぶ鳥を落とす勢いだったIT会社の社長だった。
もどれないふたり
同窓会に出席する喜一。そこでいつも3人でつるんでいた伴と前原が同じ銀行のライバル同士だという事を知る。
伴から妻から離婚を切り出されていると相談をされ、彼の妻、綾乃とも友人だった喜一は綾乃からの話を聞くことになる。
翼ふたたび
老夫婦が喜一の会社を訪ねてくる。息子を助けてほしいと。老夫婦の息子は23年間引きこもっていてこのままでは死に切れないと。喜一は全く受ける気がなかったのだが話の流れで老人宅へ行き、息子と話すようになる。
息子も喜一と同じ40で、徐々に心を開いてゆき、引きこもりになった原因を吐露していく。
ふたつの恋が終わるとき
喜一の昔の会社のOL、和可奈から『私のボーイフレンドの役をやってください』と相談を持ちかけられる。
彼女はプレゼン先の役員と不倫をしていた。その不倫をやめるために喜一にお願いしたのだった。
お互いに愛し合っているのに結ばれないさみしいけどほっこりするお話。
われら、地球防衛軍
コスプレのお宅が子供の送り迎えのセキュリティー会社を立ち上げ、それを喜一が助ける話。
人手が足りなかった会社に、喜一は23年間引きこもっていて仕事がなかなか見つからない彼を紹介するのだった。
はい、それまでよ
喜一の会社のコピーライターが癌におかされた。余命いくばくもないその彼の事が好きだった経理や事務全般担当の歌舞伎好きの佐和子が愛を告白する。
日比谷オールスターズ
昔の縁故でプレゼンの参加権を勝ち取る。
前の会社でゴールデンファイブと呼ばれていたメンバーを集め、今度はプレゼンを勝ち取る。
日比谷野音で喜一が手掛けてプロデュースしてきた仕事を劇にして、当人を出場させるという企画にした。
色々とトラブルや思いがけないことが起こるのだが、見事成功する。
そして、喜一の仕事を見に来てくれた妻涼子からおめでたいニュースを聞いて、最終的に大団円で終わる。
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人生の半分が終わってしまった。それも、いいほうの半分が。会社を辞めて、投げやりにプロデュース業を始めた喜一・40歳の元を訪れる、四十代の依頼人たち。凋落したIT企業社長、やりての銀行マン、引きこもり……。生きることの困難とその先にある希望を見つめて、著者が初めて同世代を書いた感動長編。(裏表紙より)