石田衣良のレビュー一覧

  • 憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

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    いまどきのテーマで帰ってきたマコトとGボーイズ、自分がおじさんなので昔より一歩引いて楽しく読める
    ヘイトスピーチ、危険ドラッグ、ちょうどいいテーマは、今でも溢れてる

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    2016年10月08日
  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

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    多様化した現代の女性の立ち方の悩みをピックアップした部分を、池袋のトラブルシューター誠が、時事ネタを入れながら恋やら地下アイドルやら女性の立ち位置について語る。いまはもう表立って見えないけど、まだカラーギャングだったった人たちのコミュニティは生きてる。

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    2016年10月05日
  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

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    自分をレイプしたワンボックスカーの4人組を探してほしい―ちぎれた十字架のネックレスをさげた美女はマコトにそう依頼した。
    広域指名手配犯B13号を追うさなか、若者ホームレス自立支援組織の戦慄の実態が明らかになる表題作ほか3篇、最高の燃焼度で疾走するIWGPシリーズ第1期完結10巻目。

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    2016年10月03日
  • 約束

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    泣かせる気満々の作品を集めた短編集
    病気の子供の話や、事故で亡くなった人の話など
    人の死をメインに、ありきたりな感じの話が進むが
    ベタな流れが嫌いじゃないので良かった

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    2016年10月01日
  • 電子の星 池袋ウエストゲートパークIV

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    「池袋ウエストゲートパーク」シリーズの4作目。

    シリーズ物はある程度読み進めていくうちに飽きてくるものだが、このシリーズは相変わらず面白い。

    全体に漂う、悲しみ、虚脱感、虚無感、絶望などの負の感情が、でも、頑張って生きていけばなんとかなりそうだ、と、前向きに捉えそうな終わり方をしている所が良い。

    今回も、「黒いフードの夜」「ワルツ・フォー・ベビー」が、悲しくて涙が出るんだけど、それだけじゃない終わり方をしていてやっぱり泣ける。

    「東口ラーメンライン」はイマイチ。

    「電子の星」は一番長い話だけど、グロいのと、悲しみがあまりない(そこからの希望もない)ので、今回の4つの中では一番良くなか

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    2016年09月29日
  • 小説家と過ごす日曜日

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    石田衣良さんのメルマガを書籍化!
    衣良さんと真島マコトが同じテーマで書くエッセイ!w
    多才な人だなぁ~w そして、いろいろスマートな感じ。
    「本の世界を広げる」というコンセプトらしく、好きな本を紹介してたり、バラエティに富んだショートショートの掲載も♪
    「しくじり美女」をゲストにまねいた恋愛鼎談なんてのもw

    難しい問題も、人生相談も、肩ひじ張らずに、さらさらと等身大で語ってくれている感じに好感が持てる♡

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    2016年09月27日
  • 憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

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    1609 改めてIWGP好きなんだなぁと実感。昔の走り抜ける様なテンポ感は薄くなった感じがするけど、お馴染みのメンバーが池袋で!ってだけで楽しいです。

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    2016年09月21日
  • 余命1年のスタリオン(下)

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    ネタバレ

    沖縄旅行先で一気読みしました。

    石田衣良の余命ものといえば、
    美丘が思い出されますが、
    今作は男性芸能人(おそらく沢村一樹をあて書きしてる)が主人公で
    その分社会の中での苦悩を描いていて面白かったです。
    もちろん美丘も面白かったですけどね。

    石田衣良さんらしい爽快な読後感で、
    余命ものの小説につきものの
    エンディングでは悲しみに暮れる、
    という感じで終わらないあたりが
    なんだか素晴らしいなぁと思いました。

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    2016年09月18日
  • 灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI

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    毎回良くもここまでテンポの良い清々しい幕切れの
    短編が思い浮かぶものだと感心してしまう。

    読み終わってそれほど心に残る物語というわけでもないのだが、
    このシリーズは短い時間でサクサク読めてしまい、
    後味が抜群に良い。

    所謂、水戸黄門の後味(*^-^*)

    シリーズ6冊目にしても、衰えるどころか
    あらゆる人を味方に引き込んで、マコトの魅力はさらに大きくなっているのではないだろうか。。。

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    2016年09月17日
  • 反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV

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    かれこれ何年振りか、シリーズの続きを会社の方に貸して頂き久々この世界へ。

    40代のおばちゃんには、この本の世界は若々しく、初々しく元気があってとても楽しく感じられた。

    以前読んでいた頃は20~30代で、割と等身大で読んでいた気がするのだが、今はもうマコトのお母さん目線(笑)
    マコトのお母さんの振る舞いが実に清々しい(^^)

    テンポも良くてサクサク読めてしまう。
    中高生にも楽しく読める作品なのではないかな。

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    2016年09月13日
  • 小説家と過ごす日曜日

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    ファンとしてお恥ずかしながら、公式サイトができたこともメールマガジンができたこともTwitterを開始していたこともこの一冊を読むまで知らなかった。
    それだけ読書から離れていたことを反省。
    それと同時にまた新しい出会いをくれたこの一冊に感謝。

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    2016年09月04日
  • 6TEEN

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    年齢相応に悩みながらも
    からっと明るい未来を夢見られる14歳から
    すこしずつ苦みの気配も感じられる16歳。
    やはり悩みはあれど初めての経験や
    投げやりになれない未来につながっていける
    漠然とした無意識の期待が溢れている中
    あえておしまいの物語が描かれている気がする。
    早かれ遅かれ誰もが迎えるのだけど
    それを16歳たちがどう接したらいいのか
    どう受け止めるか、祖父母などではなく、身近に
    初めて受け止める(小説上の)リアルな最期。

    18や20に期待する気持ちもあるけど
    「俺たちの旅」で現実に近づきすぎ、飛び越えていく
    失望も感じたので、いつまでも読み返せば
    「あの頃の僕たち」を思い出させてくれる

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    2016年08月22日
  • 約束

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    泣ける短編集。うまくいかない、嫌になることがたくさんあっても、生きることを諦めなければどこかで笑える時がくるって暖かく伝えてくれる。

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    2016年06月18日
  • 余命1年のスタリオン(下)

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    癌で1年後の生存率50%を宣言された俳優のお話し

    石田衣良はフェアはエンターテイナーなので、上巻を読み終わった時点で誰とどうなるかといった最終形がある程度予想できた
    タイトルがタイトルだし、周りの女性で適任者は限定されるし、後半で新しいキャラが出てくる事も想定しなくていいだろうし
    さらに、まったくのバッドエンドにはしないし、終わり方もクライマックスを描き切ってすぱっと終わるのが一番多いパターン
    なので、安心して読めた

    「40」でも主人公ではないけど癌の話があったり、「マタニティ・グレイ」ではモロに妊娠出産の話だったし、石田衣良にとって全くの新しいテーマというものではない
    それでも自分が癌に

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    2016年06月16日
  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

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    10巻一気に読み直してみた。
    都合のよすぎる展開や、超人化しているキャラは気にはなるが、ほんと突出した良質のエンタメシリーズだなあ。
    見事に現代社会の闇を切り取っているけど、重くないしスピードが半端ない。
    あんまり深く考えるもんじゃないよね。
    とにかく面白いからいいんだ。

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    2016年06月06日
  • ブルータワー

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    末期がんの主人公がタイムトラベルで飛んだ世界は何百年後かの同じ場所。現実世界では身体は思うように動かず、妻の気持ちももはや自分にはない。ただ死を待つのみばかりだった主人公が、別世界では世界を救う救世主になる。
    誰かのために行動することで生きがいを見つけ、変わっていく。別世界で生き続けたいと思う気持ちもあっただろうけど、現実世界に戻り、新たな生きがいを見つけられてよかった。
    テロ、パンデミック、階層社会、男女関係など、色々なテーマが詰め込まれた作品でした。

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    2016年06月05日
  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

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    中学時代から読んでいるシリーズの続編をものすごく久しぶりに。
    B-boyも池袋の雰囲気も文章の感じも正直一昔前なイメージだけど(5年以上前のやつだしね)、この世界観がIWGP。いくつになってもキングにときめきます。笑
    テーマが、がっつり社会問題に絡んでいて面白い。勉強になる。やっぱり良いなあ。

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    2016年05月29日
  • TROIS トロワ 恋は三では割りきれない

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    40代のエステ経営者と付き合ってる30代の作詞家が、20代の歌うことが好きな女の子をプロデユースしていく三角関係のお話し
    それぞれのパートを唯川恵と石田衣良と佐藤江梨子が書いてるリレー小説
    誰がどこを担当した明記はされてないけど、文体と他作品の雰囲気でほぼ確定でよいかと

    石田衣良の書く男は典型的なスカしたやつで、若い子の素質に感化されてプリティ・ウーマンするところなんかは「東京DOLL」でやってたし、年上の女性との恋愛も「夜の桃」でやってたよね
    なので石田衣良パートはいつもの調子で読めた
    官能的な描写もいつもの石田衣良の性癖
    ワンパターンなんだよなぁ

    唯川恵も仕事に真摯な自立した女性を書き

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    2016年05月09日
  • うつくしい子ども

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    学園都市を震撼させた9歳の女の子の猟奇殺人。犯人は、13歳の弟のカズシと判明。殺人現場に残されていたサイン“夜の王子”はカズシなのか?「本当のぼくは、どこにいる?」という弟の心を解明しようとする14歳の兄の闘い。感動のミステリー。

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    2016年05月03日
  • 赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    ギャンブルに手を出して人生が狂い、再起をかけて売上金強奪をするものの、金を横取りされてしまう。
    こういう小説って、どうやって金を取り返し、どうやって人生を立て直すかが見どころだと思うんだけど、この作品に関して言えば前半の方が面白かった。

    どん底の生活を立て直すつもりで強奪したお金を目のまえで横取りされ、さらには強奪先のカジノに身元が割れる。そして一生を裏社会の底辺で過ごさねばならないという契約を迫られ…。
    もがこうが流されようが、落ちていくときは落ちていく。

    その後の巻き返しも面白くないわけじゃないんだけど、主人公は結局ただのギャンブル好きだったのね。
    ギャンブル依存症のような、一生を

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    2016年04月30日