石田衣良のレビュー一覧

  • 非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII

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    久しぶりに読んだIWGPシリーズ、第8弾
    発行は2010年9月とあって、
    小説の中の事件もなんだか現代そのもので生々しかった。

    ●千川フォールアウト・マザー
     シングルマザーがおちりやすい幼児虐待と風俗への落とし穴の関係がよく描かれていた。

    ●池袋クリンナップス
     ゴミ拾いボランティアの青年とお金持ちの父親との誘拐劇

    ●定年ブルドック
     しつこい元カレの脅迫から、同僚の娘を守ろうとする定年警察官。そのしぶといブルドック並みの強さに真島誠もビックリ。

    ●非正規レジスタンス
     派遣会社に登録し、日払いの稼ぎで、ネットカフェに寝泊まりしている若者たち。明日はどうなるのかもわからないその日暮ら

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    2017年11月09日
  • チッチと子

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    これは文庫が出たら買わなきゃ、と思ってた。
    買って読み返した。
    以前とは違う意味で胸に迫った。

    また時間が経ってから読もうと思う。

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    2013年03月21日
  • チッチと子

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    小説家の父と子、2人の日常のお話。

    小説家・青田耕平は、
    期待はされど、なかなかブレイクしない。
    年は40才(ほど)。
    妻に先立たれ、男手一つで10才のカケルを育てている。

    一つの大きな謎だとか事件にそって描かれているのではなく、
    あくまでも主軸は2人の日常。

    モデルは完全に石田衣良本人。
    同期の作家たちも、もしかしたらあの人?
    と思いながら読んだり。
    直木賞ならぬ、直本賞にノミネートされ、苦悩する、作家の姿。
    奥さんも…

    リアルすぎて、
    どうしても石田衣良として読んでしまうから、
    ちょっと自分のことよく言い過ぎでないか?
    ただの願望?
    とかつい思ってしまう。
    作中にも出てくるように、

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    2013年03月21日
  • LAST

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    個々の事情で借金にまみれた人々の最後の仕事、大一番を描く連作集。

    今の日本では自分もいつこうなってもおかしくはない、という気持ちがふつふつとわいてくる。
    けれどぎりぎりまで追い詰められている主人公たちはみな、最後に諦めずに反撃の一打をうつ。
    どれも「よし」とされることではない。
    けれど、その姿に心を奪われる。

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    2013年03月10日
  • 再生

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    ありそうなことだと思ってたら、実話ベースのお話が中心とのこと。

    大変な「日常」を淡々と書いてあって、だけどどのお話も最後はなんだか劇的!

    すきだなあと思える本(^^)

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    2013年03月10日
  • 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    強盗に成功し一攫千金のはずが、
    ヤクザにつかまり真犯人を追う!っていう展開。
    映画にしてもかっこよさそ^^

    でもIWGPのノリと雰囲気を期待していたので
    そこは残念、淡々と時間が進む感じ
    いつものパンパーンとした勢いはなかったです

    でもシリーズは、登場人物が皆いきいきしているから好き。
    活字の中を所狭しに目いっぱい動き回っているのが見える

    短編のほうがいいかな。

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    2013年03月09日
  • 再生

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    石田衣良さんって、華やかなイメージだったので
    こういう、メンタルに必要以上の負担を抱えている人間を描くことに
    驚いてしまった。そんでもって上手い。

    言い得て、妙。な表現が随所に。
    久しぶりに良い小説だったな。

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    2013年03月08日
  • てのひらの迷路

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    短編小説集。
    というか半分エッセイのような。

    「気ままで、自由」に書いたことがよくわかる。
    読む側もそんな気持ちでいいんだろうな。

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    2013年02月26日
  • ブルータワー

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    脳の腫瘍で余命いくばくもない主人公。
    彼の意識だけが、あるウィルスで滅亡しかけている世界へと飛ばされてしまう。その世界では、ワクチン生成に必要なウィルスの情報が、すでに失われていた。
    滅亡しかけている世界と現実世界の関連、そして、意識しか行き来できない主人公が、どうすれば滅亡世界を救えるか。
    ゲームのような世界観で、ライトノベルに近い印象。
    すっきりしたエンディングで、好印象。

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    2013年02月19日
  • IWGPコンプリートガイド

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    石田衣良氏に限らず、作家のインタビューや創作裏話、作品解説は楽しい。
    物語のガイドなのに、地図をじっくり眺めて登場人物を走り回らせてしまった。

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    2013年02月13日
  • 赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    IWGP(はじめはプロレスのことだとおもっていた)シリーズの外伝ってことで、脇に置いておいたんだけど、IWGPシリーズの本編には全然ない長さで、結構おもしろかった。
    人生負け組の悲劇のヒロリズムの余韻が流れつつ、それでも最後は勝つって、結局人生自体が博打の様なもの。
    人生の十字路で、選ぶのは自分自身。選んだ道から後戻りはできないんだから。
    後戻りはできなくても、やり直しはできる自分でありたいと思う。どん底になっても、やり直し。新規巻き返し、ニューディール!負けないぞ!

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    2013年02月09日
  • チッチと子

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    チッチが超人です。
    一人で暮らしを支えて、子育てもきちんとして…(ごはんをしっかり作っているだけでもすごい!)
    子どものいない私ですが、仕事がたてこむとごはんも適当になり、旦那さんに申し訳ない私としては、尊敬以外のなにものでもない…

    そして、青田さんの周囲の人がみんなあたたかくてほっこりします。
    私の大好きな本たちは、こんなあたたかい人たちにつくられているんだなあ。となんか嬉しくなる。

    落ち込みと立ち直りが交互にやってくる感じ、なんだかリアルです。私もそういうとこあるなあ。

    なんだかにっこりしたり、しんみりしたり、ほろりときたり、さらりと読めるけどいい本でした。

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    2013年02月08日
  • Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII

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    短編と言えど
    少しページを増やすだけで
    ぐんと読み応えが出てくる。
    題材的に
    長編が難しいのもわかるが
    そこをあえて期待したい。

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    2013年02月02日
  • 目覚めよと彼の呼ぶ声がする

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    色んな雑誌等に寄稿したエッセイをまとめた本。

    石田氏のエッセイは読みやすさと色んな切り口から書いているので面白い(…と思う)。

    所々石田氏の写真が載っていますが、おしゃれです。

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    2013年02月02日
  • 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    面白かった。
    外伝ということだが、マコトが出てくるのを期待してしまった。
    サルとのコンビ、良かった。

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    2013年02月02日
  • アキハバラ@DEEP

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    秋葉原、オタク、AI(人工知能)、略奪と奪還がキーワードの石田衣良さんの冒険活劇です。
    今でこそAKB等のアキバ発のPOPカルチャーが広く活躍していますが、2002年当時に秋葉原という電脳街を舞台にこんな面白い話を書いていたのですね。
    一見どこにでもいそうなオタク達がネットのコミュニティーを通じてチームを結成、HPの目玉として作ったコンテンツ・ツールが世界のネット社会の常識を根底から変えてしまう様な大成功をおさめ…
    とここまで書くと順風満帆の様に思えますが、その過程でIT社会を牛耳ろうとする強大な敵が登場し、手痛いダメージを受け反撃ののろしを上げる…といった物語です。
    登場する悪役が、まんまホ

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    2013年01月25日
  • 夜の桃

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    何もかも成功してた男の絶頂期と急落する展開が早いこと早いこと!
    仕事だけは最後まで成功をつづけているね〜
    石田衣良さん…ひらがなで書くと、いしだいら…名前か何かわからなくなるな

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    2013年01月06日
  • ブルータワー

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    SF
    こういった二重生活、夢オチモノなのでしょうが、未来都市の様子がリアルで恐い。
    石田先生は冒険好き。

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    2013年01月06日
  • チッチと子

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    ネタバレ

    奥さんに先立たれた男性と子供のお話で
    ずっと、重版のかからない作家のお話で
    神楽坂に住む人の心の模様を描いたお話で
    軽くやさしく読みやすい文章の中に、
    ぐっと泣きそうになること、つらくなっちゃうこと
    思わず笑ってしまうことが、たくさん詰まっているような
    そんなお話でした
    最後はちょっといいように物事が進み過ぎ?とも思うけど
    そうじゃないと、ただただつらいだけだなぁとも思う
    人生、いいことも悪いことも、楽しいことも辛いことも
    たくさん、たくさん、たくさんなんだよと、ちょっとセンチ

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    2013年01月03日
  • ドラゴン・ティアーズ―龍涙 池袋ウエストゲートパークIX

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    IMGP(池袋ウエストゲートパーク)シリーズ最新作です。
    2008年代からの短編とあって、かなり現代社会の問題点を追求した作品になっていました。

    美しくなりたいという女性心理につけ込む真の手『キャッチャー・オン・ザ・目白通り』
    池袋界隈のホームレスたちを脅かすモノ『家なき者のパレード』
    新手の「出会い系」で惚れた彼女を救うには。『出会い系サンタクロース』
    中国から日本来る研修生たちの哀しい物語『ドラゴン・ティアーズ-龍涙-』

    詳しいストーリーはもうすでに、hi2515さんが書かれていますので、ここではふれませんが、全体的にかなり深刻な社会問題が現実的に描かれており、「真島誠」の活躍に胸がす

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    2017年11月09日