石田衣良のレビュー一覧

  • 目覚めよと彼の呼ぶ声がする

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    色んな雑誌等に寄稿したエッセイをまとめた本。

    石田氏のエッセイは読みやすさと色んな切り口から書いているので面白い(…と思う)。

    所々石田氏の写真が載っていますが、おしゃれです。

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    2013年02月02日
  • 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    面白かった。
    外伝ということだが、マコトが出てくるのを期待してしまった。
    サルとのコンビ、良かった。

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    2013年02月02日
  • アキハバラ@DEEP

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    秋葉原、オタク、AI(人工知能)、略奪と奪還がキーワードの石田衣良さんの冒険活劇です。
    今でこそAKB等のアキバ発のPOPカルチャーが広く活躍していますが、2002年当時に秋葉原という電脳街を舞台にこんな面白い話を書いていたのですね。
    一見どこにでもいそうなオタク達がネットのコミュニティーを通じてチームを結成、HPの目玉として作ったコンテンツ・ツールが世界のネット社会の常識を根底から変えてしまう様な大成功をおさめ…
    とここまで書くと順風満帆の様に思えますが、その過程でIT社会を牛耳ろうとする強大な敵が登場し、手痛いダメージを受け反撃ののろしを上げる…といった物語です。
    登場する悪役が、まんまホ

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    2013年01月25日
  • 5年3組リョウタ組

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    石田衣良 著「5年3組リョウタ組」を読みました。

     主人公は25歳の小学校の教員。ちょっと茶髪がかった今時の若者だが、頭で考えるよりも体当たりで教育現場のトラブルに立ち向かっていく。壁にもぶつかりながら子供たちとともに成長していくお話。

     作者が「平成版坊ちゃん」をイメージして書いたそうですが、いじめや学力など現代の問題点を織り交ぜながら、教育の本質を描こうとしている感じを受けました。

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    2013年01月22日
  • 夜の桃

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    何もかも成功してた男の絶頂期と急落する展開が早いこと早いこと!
    仕事だけは最後まで成功をつづけているね〜
    石田衣良さん…ひらがなで書くと、いしだいら…名前か何かわからなくなるな

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    2013年01月06日
  • ブルータワー

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    SF
    こういった二重生活、夢オチモノなのでしょうが、未来都市の様子がリアルで恐い。
    石田先生は冒険好き。

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    2013年01月06日
  • チッチと子

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    ネタバレ

    奥さんに先立たれた男性と子供のお話で
    ずっと、重版のかからない作家のお話で
    神楽坂に住む人の心の模様を描いたお話で
    軽くやさしく読みやすい文章の中に、
    ぐっと泣きそうになること、つらくなっちゃうこと
    思わず笑ってしまうことが、たくさん詰まっているような
    そんなお話でした
    最後はちょっといいように物事が進み過ぎ?とも思うけど
    そうじゃないと、ただただつらいだけだなぁとも思う
    人生、いいことも悪いことも、楽しいことも辛いことも
    たくさん、たくさん、たくさんなんだよと、ちょっとセンチ

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    2013年01月03日
  • ドラゴン・ティアーズ―龍涙 池袋ウエストゲートパークIX

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    IMGP(池袋ウエストゲートパーク)シリーズ最新作です。
    2008年代からの短編とあって、かなり現代社会の問題点を追求した作品になっていました。

    美しくなりたいという女性心理につけ込む真の手『キャッチャー・オン・ザ・目白通り』
    池袋界隈のホームレスたちを脅かすモノ『家なき者のパレード』
    新手の「出会い系」で惚れた彼女を救うには。『出会い系サンタクロース』
    中国から日本来る研修生たちの哀しい物語『ドラゴン・ティアーズ-龍涙-』

    詳しいストーリーはもうすでに、hi2515さんが書かれていますので、ここではふれませんが、全体的にかなり深刻な社会問題が現実的に描かれており、「真島誠」の活躍に胸がす

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    2017年11月09日
  • LAST

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    しかしまあ、短編を書かせたら
    この人以上の人はいないと改めて思う。

    追い詰められた人間たちの、最後の物語。
    現代社会の暗部を克明に浮き彫りにしている。

    7作の中で、唯一毛色が違う

    「LAST CALL」

    が秀逸すぎる。鳥肌の立つラスト。
    てかこれ、ホラーじゃん。

    他は借金ネタが多すぎてどれも
    似たり寄ったりなので星1つ減点。
    とかいいながら、やっぱり面白いのでした。

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    2012年10月10日
  • 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    IWGPの外伝。
    外伝だからマコトは出てこないけど、サルが出てきていて、、、

    で、ストーリーは比較的単純で狂言強盗で奪ったはずの金をさらに奪われて、取り戻すためのお話。

    なんか、真夜中のマーチを石田衣良が書いた感じ。
    さらっと読めて楽しい本です。

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    2012年10月08日
  • 親指の恋人

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    石田衣良の綺麗な言葉はやはり健在でした。
    この人の優しく激しい言葉にはとても安らぎを与えてもらえます。

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    2012年10月08日
  • 赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    IWGPの外伝。
    今作では、マコト君は名前だけの登場で、事件に巻き込まれた小峰という映像ディレクターが主役。
    その小峰と行動をともにするのが、サルさん。
    「外から見たIWGP」っていう感じ。

    ハラハラさせれらる感じとエッジ感は本家に劣らない。

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    2012年10月06日
  • ブルータワー

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    ネタバレ

    石田さんには意外なSF。(少年時代の一時期、SF漬けだった日々があるそうです)

    現在と200年後の世界を結ぶ物語。
    出来事の必然性が薄い部分もところどころ感じましたが、総じて面白かったです。
    パーソナルライブラリアンのココが自我に目覚める部分もわくわくしました。(一瞬、ココが暴走したらどうしようと心配しましたが)

    ラスト、ココが200年の時を超えて交信してくるシーンが素敵でした。
    (シューさま、しばらくのお別れです。また次回、交信いたします)
    未来を感じるこの言葉が好きです。

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    2013年10月20日
  • ドラゴン・ティアーズ―龍涙 池袋ウエストゲートパークIX

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    ウェストゲートパークシリーズ 9作目。
    ドラマの影響で1作目を読んでから、なんとなく続けて買って読んでいる数少ないシリーズ。
    現代のニュースが絡んだアンダーグラウンドな事件。東京のような大きな街の裏側だったら、こんなことがあるのかもしれないと毎回思う。

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    2015年12月31日
  • アキハバラ@DEEP

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    最近、ベンチャービジネスという言葉に引かれて、本を買うことが多くなってきている。

    最近はまっている、石田衣良。

    この人は基本的にデジタルトレンド系の作家なのだろう。

    今回は、秋葉原に集うオタクたちが、Web上の人生相談サイトの管理人に導かれ、会社を結成。それぞれの特技を生かして、画期的な検索エンジンの開発を始める。

    ところが、中込(孫正義をモチーフにした)率いる、デジタルキャピタル(通称デジキャピ)の陰謀により画期的な発明を奪われる。

    オタクたちは、意を決して悪の秘密結社であるデジキャピと戦うという、まさにマンガの世界を描いた作品である。

    全体の雰囲気はデジタルトレンド名な世界は以

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    2012年09月24日
  • ブルータワー

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    2001年9月11日に起きた同時多発テロに触発されて、書かれたというこの小説もまた、テロの材料はインフルエンザだった。

    今年の豚インフルエンザ騒動、昨今の鳥インフルエンザ騒動がこれだけ顕在化する前に、200年後の恐怖の根源をインフルエンザとした、著者の先見の明、想像力の豊かさに脱帽するばかりである。

    久しぶりに読んだSF小説は、空想の世界だとわかっていながら、次第に引き込まれていき、混雑する電車の中が、未来空間に変わり、会社についても200年後の世界から戻ってこれない、そんな話となっている。

    石田 衣良といえば、トレンディーでおしゃれな都会派の作家というイメージがあったが、ここでは新宿と

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    2012年09月23日
  • 目覚めよと彼の呼ぶ声がする

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    彼は本当に考え方がスマートで、私の理想の男性像だ。
    おしゃれで、エッジがきいてて。
    彼の魅力をしっかりと味わえる一冊。

    この本を読んでからエッセイに非常に興味が沸いた。

    あと、このエッセイを読んでから現代文の宿題(意見文)をやったら、先生にとても気に入られた。彼の書き方を真似した甲斐があった!
    時事ネタも多々あるので、こういう使い方もありますよ、とだけ進言しておく。

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    2012年09月17日
  • Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII

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    IWGPも7冊目。

    オレオレ詐欺の 要町テレフォンマン

    絵画キャッチセールスの 詐欺師のヴィーナス

    放火魔の バーン・ダウン・ザ・ハウス

    と旬な話題をうまく池袋の怪しい景色に溶け込ませている。

    最後のGボーイズ冬戦争は、久しぶりにIWGPらしい感じにまとまっていただろうか。

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    2012年09月16日
  • 灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI

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    石田衣良さんの代表作池袋ウエストゲートパークシリーズ第VI弾。
    ウエストゲートパークとは聞こえがいいのですが訳せば「西口公園」。
    英語名にしただけで、なんだか冴えない印象の池袋西口が、グーンとスタイリッシュで近代的なイベント広場に思えるから不思議です。このあたりやはり作者のセンスの良さだなと思います。

    主人公は「池袋西口公園」でたむろする果物屋の息子、真島 誠(マコト)。
    影では“池袋のトラブルシューター”とも呼ばれ、池袋のでおこるトラブルを解決しています。ウエストゲートパーク近辺でおこる、ドラッグ話や売春・幼児誘拐事件・少女監禁事件など、日常生活の裏に潜む悪が現実味を帯びて書かれているので

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    2017年11月09日
  • 空は、今日も、青いか?

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    ネタバレ

    購入から、読み終わるまでにとっても時間がかかった。
    別につまらないからではなく、途中まで読んで、他の本を読み、また最初から、読んでの繰り返し。

    おんなじ話を何度読んでも面白かった。

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    2012年08月17日