石田衣良のレビュー一覧
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未成年者による殺人事件が題材。
主人公は犯人の兄。
犯罪を犯してしまった者の家族の感情を取り上げているのが僕には新鮮でした。
ただ途中から、
かなり物語チック(完全なフィクション、エンターテイメントと言い換えれる)になるのでリアリティは薄れます。
僕にはそっちの方が良かったので、
読み易かったし単純にミステリーとして楽しめました。
心に残った台詞は
『愛とは相手を支配することだから』
言葉だけ見ると有り得ないし気持ちが悪いけど、
でも実際、僕から見るとそんな関係のカップルや夫婦、
親子がたくさん居るから引っかかったんだと思う。
(本人達がどう思ってるかは別の話。)
とにかく、なかなか読 -
Posted by ブクログ
人生で追い込まれた人達が撃つ、最後の反撃を描いた物語。
『反撃』と言ってもそれが必ずしも正義では無いし、
現状をひっくり返すものばかりじゃない。
例えるなら『線香花火』。
火玉がポトリと落ちる寸前に一度だけバチッと爆ぜる事がある。
それは。とても美しかったり力強かったりする。
しかし、ポトリと落ちる事は避けれない。
この作品はそんな最後のバチッを描いている物語の短編集です。
よく知らないですが、
こういう小説もフィクションと言えどリアリティを持たすために取材をして、
事実を参考に書いてる事が多々あると思います。
そう考えると世の中には僕の知らない世界がまだまだあるンだと知らされました。
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Posted by ブクログ
これはかなり面白くて読み応えもあった!!
池袋ウェストゲートパークの『外伝』て書いてるし、
マコトも出て来ないらしいし、
パッと見た感じだとIWGPの魅力のひとつである
『ストーリーテラー的な文章』では無かったので読む気が起きなかったのですが、
読みたい本がなくなったのでなんとなく手に取りました。
すると見事に期待は裏切られ、
途中から夢中になって読みました。
とりあえず、本当に『外伝』でした。
マコトは全く出て来ないし、
キングとGボーイズには、ちょっとした仕事を依頼するだけ。
唯一、サルがこの作品の主人公とガッツリ関わる感じです。
IWGPシリーズ以外の石田衣良の小説に興味がなかった -
Posted by ブクログ
先日読んだ最新のIWGPの話の外伝とでもいいましょうか。
真島誠の親友、池袋Gボーイズのキング「タカシ」の物語です。
いつものように誠の語り口調で始まる物語ですが、
時代は今から遡ること20年ほど前にさかのぼります。
誠とタカシが高校2年生の頃のこと。
当時池袋の街をうろつく不良少年たちをとりまとめようと
紛争していたのは、タカシの兄タケルでした。
腕っ節も強く人望も厚かったタケルは、
徐々にその地位を確定的なものとし、
ライバルだった、新宿チームや埼玉チームとの抗争に備えていました。
そんなとき、タカシと誠が、
興味本位でのぞいた「オレオレ詐欺」の会社グループからねらわれ、
それを助けよ -
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山形の工場で派遣切りされた若者4人が歩いて東京を目指すうちにどんどん有名になっていくロードムービーのお話し
最初はそれぞれのキャラの見分けがつきにくいけど、慣れてくるとかなり性格と特徴が異なった4人
それぞれがありのままでチームに必要な要素を持っているあたり、フィクションながらうまく出来てるよな~と思ってしまう
派遣切りについての社会的問題についてはどうなんだろね?
小泉さんの政策のせいなんだろうけど、日本全体の景気で言ったらあの時は多少は上向きだったわけで、完全に否定はできない
ただ、その企業の儲けのしわ寄せが派遣でしか働けなくなった世代というわけで
ただ、派遣社員とはいっても能力のある