石田衣良のレビュー一覧

  • モーツァルトのいる休日 大人の楽しむクラシック

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    らららクラシックの司会もこの春に変わっちゃった。新メンバーでの番組はまだ1回だけだけど、男性司会者もアナウンサーも今ひとつで、美濃さんの方が良かったなぁ。
    モーツァルトはもっと歳をとってから聴こうと取ってある。バッハから聴き始めたけど、若いうちはベートーベンやブラームス、マーラー、ブルックナー、チャイコフスキー等々で十分。だけど、クラリネット協奏曲や後期の交響曲とピアノ協奏曲、オペラなんかは我慢できなくて昔から聴いてるけど。
    音楽はクラシックだけで良い。30年近く聴き続けてるけど全く飽きないよ ♪♫

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    2017年04月12日
  • Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII

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    要町テレフォンマンはIWGPっぽくてよい。はじめはもっとこれ系の、手軽な知恵で乗りきっていく感があった気がするが、だんだん大掛かりになりすぎている印象。
    でもやはり表題作が一番面白かった。タカシが出てくると格好いいのでテンションが上がるし、マコトとタカシの友情もなんだかんだで熱くてよい!

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    2017年03月31日
  • 北斗 ある殺人者の回心

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    両親から激しい虐待を受けて育った北斗の物語。前半のリアルな虐待描写から後半の緊迫した裁判シーンまで見事な展開で読み応えがあった。こんな社会サスペンスはもうWOWOWでしか映像化されないんだろうな。ドラマが楽しみ。

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    2017年03月26日
  • 電子の星 池袋ウエストゲートパークIV

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    相変わらずクールで面白いのだが、表題作が胸糞悪すぎる。本当にありそうで恐い。そして池袋どんだけ20がいるのかっていう。20なんて言い方初めて聞いたけども、本当に言うのかな?
    タカシの登場回数が多いので、ファンとしては嬉しい。

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    2017年03月15日
  • 骨音 池袋ウエストゲートパークIII

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    相変わらず熱くてクール!出てくる人たちはどこかずれてておかしいんだが、とにかくまっすぐでクール。
    マコトの恋愛が切なく終わるのもお約束。

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    2017年03月12日
  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

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    安定した面白さ。展開が読めるのはしかたがない。ここまで続いたら、寅さん見るみたいな感じで読んでいる。マコトやタカシのキャラも変わってきてるのか、成長しているのか。

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    2017年03月11日
  • 約束

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    久々に石田衣良読んだんですが、面白かった!!!!石田衣良作品の中でもナンバーワンを争うほどに面白かった!短編だけど読み応えあり!!!

    実際の事件を目の当たりにして書き出したというこの一冊。なんだかそれぞれの事件なり苦悩がより身近に感じられるものでした。

    涙無しでは、、、というほどのものではないけど、なんとなく辛く険しい道のりをそれぞれ強く歩んで行く姿に、そっと寄り添うような気持ちになる。

    他人の不幸として読んでかわいそうかわいそうと涙するってよりは、大変だろうけど頑張ってみますか!って気持ちにさせてくれる一冊でした!!!

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    2017年02月22日
  • スローグッドバイ

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    ネタバレ

    ローマンホリデイが一番良かった。
    全体的にどれも爽やかに終わるので安心して読める。
    同じような読後感なので続けて読むと飽きてくる。
    食後の高級チョコみたいに少しずつ味わうのがオススメ。

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    2017年02月02日
  • 憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

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    マコトとタカシに久々の再会!
    やっぱりこの二人は回りがどんなに理屈っぽい
    大人になってもいつまでもボーイズで居て欲しい。
    彼らの解決は決して根本的なものではないかもしれないが
    現代社会の痛いところに手当してくれる。
    見逃さない勇気に乾杯!

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    2017年01月24日
  • 水を抱く

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    3.11など、みんなが知っている日時、時代設定。
    ナギと同じように、読み手を終始掻き乱し、振り回す作者。焦らして焦らして…残り50ページあたりで真実を知る。
    アマチュアの書き手としては理想的な構成だなと。
    でも内容は終始、男女のストーリー。
    「実際にありそうだよね!」
    っていうフィクション作品でした。

    だから男は見る目がないとか、バカだとか言われちゃうんだよなと思いつつ、これ読めば男の心理も結構わかるかも。

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    2017年01月06日
  • 憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

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    池袋ウエストゲートパークシリーズ11作目。
    久方ぶりの第二シーズン。

    脱法ハーブ、仮想通貨、ヘイトスピーチ。
    時事ネタを盛り込む社会派は変わらず。
    旬なネタが、今をよく描いてる。
    これまでのシリーズを読み返すと、確かにあの頃こんなことが社会でも話題になってたなー、と。

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    2016年12月20日
  • 憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

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    IWGPシリーズの11作目
    一応10で1部完となってからの2部みたいだけど、特に変わった様子はなし

    というか、10の最後でタカシとマコトにも彼女ができたはずなんだけど
    今回のはそんな存在はまるでなかった事にされている(ただ描いていないだけか?)
    年齢も20台後半としか書かれていないし、1部だと4遍構成で「春、夏、秋、冬」の順番なのに「冬、春、夏、秋」の順番だし
    時系列が確定できないなぁ
    まぁ、これまでのも多分1冊で1年というあいまいな推測でしかないんだけどね
    とりあえず、クーとリンが出てきてるので、それよりは後って事くらいしかわからぬ
    次の巻ではもう30歳になってるんだったらわかりやすいんだ

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    2016年12月16日
  • 坂の下の湖

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    普段はエッセイは読まないけれど、大好きな作家、石田衣良さんのものということで手に取りました。
    連載当時から日が経っており古い部分はあるものの、納得させられることのが多くて、何度も何度も読み返してしまいました。
    今後も大切にしていきたい一冊です。

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    2016年12月12日
  • 明日のマーチ

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    石田衣良さんの小説は、食わず嫌いのような感じで読んだことがほとんどなかったけれど、今回読んでみていい本で、人にも勧めたいと思えるものだった。健康的な歩く生活。真っ黒に焼けて、疲れて、寝て、美味しく食べて、というのが羨ましくて、ひたすら歩きたくなる。最後には前に進むことの意味を教えられる。歩きながら、人と関わりあっていくことで、人生を前に進めている。前に進むことは、必ずしも前進ではない。後退も停滞もある。意味のある後退や停滞は、自分を前に進めること。前に進めるというよりは、一段上に行くって感じかな。とにかく、読んで、感じて!

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    2016年11月23日
  • 赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    I・W・G・Pシリーズの外伝。

    本シリーズの主人公マコトは名前だけ、キングタカシは少しだけの登場で、本編ではチョイ役のサルがいい味を出している。

    ハードボイルドっぽいけど、イマイチ成りきれていない、中途半端な気もするけど、これは紛れもなくストリート系の物語だ。
    それも、石田衣良しか書けないような、情感たっぷりの物語。

    石田衣良だから書ける、ハードボイルドの系統をまとった、ストリート系の傑作だと思う。

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    2016年11月08日
  • 40 翼ふたたび

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    テーマは40からはじめよう。というもの
    石田衣良の長編小説だけど、それぞれの登場人物の短編物語の集合体になってました。


    真夜中のセーラー服
    落ちぶれたIT企業社長と、その彼を献身的に支えるAV女優の話。
    40というブログをやっている大手広告社を辞めた喜一に、ある日、AV女優から、ダーリンを助けて欲しいと、ブログにアクセスがある。
    彼女の言うダーリンとはかつて飛ぶ鳥を落とす勢いだったIT会社の社長だった。

    もどれないふたり
    同窓会に出席する喜一。そこでいつも3人でつるんでいた伴と前原が同じ銀行のライバル同士だという事を知る。
    伴から妻から離婚を切り出されていると相談をされ、彼の妻、綾乃とも

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    2016年10月30日
  • 東京DOLL

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    ゲームデザイナーのMGが見つけたモデル、ヨリは好きな人の不幸が見える。

    IWGPと同じ都会のコンクリートの匂いがする作品。

    他の人のレビューにもあるがエンディングが今一消化不良。

    石田衣良さんは短編の方が向いてるかな。

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    2016年10月24日
  • 赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    一時間で一億円の大博打。
    池袋のカジノ売上金強奪。
    襲撃成功。
    ところが、金を横取りされて…。
    怒りと誇りが男を這い上がらせる。

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    2016年10月12日
  • 憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

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    嘘をつかずに生きる。
    自分を大きくみせずに生きる。
    ただひたすら生きる。
    ほっとできるような毎日を生きる。

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    2016年10月11日
  • 水を抱く

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    東京の医療メーカーに勤める営業マン「俊也」とネットで知り合った年上の女性「ナギ」の恋愛もの。
    通勤中の電車の中で読むのはオススメしません。いろんな意味で。

    小説ではあるけれど、色んな形の恋愛があるな〜と改めて。
    「ナギのいない不幸より、いる不幸の方が良いんだ。」
    この言葉はぐっとくるなぁ。

    不幸を背負える人は、カッコいいと思う。

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    2016年10月10日