石田衣良のレビュー一覧
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人の性も十人十色
娼年シリーズ3作目で完結本です。
今回は御堂静香が亡くなって七年後、今までリョウが相手してきた記憶に残る相手を紹介するような内容。
四十代の処女
無性愛者の女性
口の中が性器のような女性
等々一癖も二癖もある相手との経緯が赤裸々と書かれている
どんな女性に対しても手を抜かず真剣に相手するリョウに対して息抜きの場となった御堂静香の娘、咲良。
二人は定期的にリラックスなセックスを続ける。
やがて咲良は妊娠し二人は結婚する。
男性の作者石田さんがどうしてここまで女性の心理を理解しているのだろうかと感心しながら読めた作品でした。 -
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始めのほうで千花子が子供を嫌う気持ち、妊婦の膨らんだお腹を醜く感じる気持ちは、それこそ現代の働く女性の妊娠出産に対する冷ややかな視線から植え付けられてしまったものではないかと思った。
もし男女ともに妊娠への理解と社会の支援があれば、あそこまで否定的な感情を抱いていないかもしれない。
私は20代後半に新卒として社会に出たため、学費分も含めバリバリと働きたいし、今は子供がほしいとは思えない。むしろ子供ができたら職場の人に迷惑をかける、男女比9:1の職場に産休前と同じ状態で復帰するのはかなり難しいと思っている。妊娠することは言葉通りに「身重」になってしまうのだ。
そういう思いから千花子の気持ちに痛い -
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リバース 石田衣良著
1.石田衣良さん
眠れぬ真珠。
これが石田衣良さんとの出会い。
読み終えるまで、あとがきよむまで女性作家の作品と考えていました。
なぜならば、最初から最後まで女性が主人公で、機微な気持ちの描写もありましたから、、、。
作品以上にその衝撃が凄まじかったです。
2.作品リバース
この作品も「眠れぬ真珠」に近しい雰囲気の小説です。
仕事と恋愛の狭間で生きる女性の描写に無理がないんです。
どうしてこんなに自然なリズムで物語が描けるのだろう?
読み終えてそんな気持ちになる小説です。
3.リバースからのメッセージ
「一生のうちで、わたしたちは何人のひとに出会えるのかな?そして、 -
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久々にウエストゲートパーク読んだら、、、ドラマ見たくなった!!!長瀬智也、マコト役ぴったりだよなぁ。。。ホントに。
このままだもんなぁ。
面白い!相変わらず面白い。どうして、石田衣良ってあの感じどう見てもお坊ちゃん風なのに、こんなギャングの話だとか、ギャル男たちというか一昔前のギャルたちのあれこれを臨場感満載に描けるのか。ホントに不思議。
今は亡き、ギャルとギャル男の世界。
まさにわたしの時代だからこそ読んでて面白いわぁー!!!笑笑!!!!!
ついついどっぷりハマりました。ウエストゲートパーク!!!!!!!!キングもあの頃かっこよかったなぁ。ホントに。みたい!ドラマ!見たくなってきた!! -
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何度読み返してみても、爽快感あふれる読後の気持ち。
なんていうか、マーケットという世界の荒波をこうやって乗り越えていくってのがいかにスリルあふれる冒険なのか、という感覚を疑似体験させてくれるような読書体験だ。
数字を右から左に動かすだけの金儲けがえげつない商売である、という感覚がもはや石器時代の古い古い考え方で、今やネット上で億の金が瞬間的に消えたり生まれたり、まさに方丈記の泡沫のごとく現れては来ているこの時代に、何を時代錯誤なことを言ってるんだ、ということなのだろう。
例によってクラシック音楽に造詣のある若者が主人公、ってのが石田衣良さんらしいよね。