池袋ウエストゲートパーク ザ レジェンド

石田衣良

10月、ついにTVアニメ放送が開始！
シリーズ初期から近作まで、アニメ化エピソードと、読者投票で人気のエピソードを中心に厳選！ マコトとタカシの魅力が全開の一冊。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: 文藝春秋
• 掲載誌・レーベル: 文春文庫
• シリーズ: 池袋ウエストゲートパークシリーズ
• ページ数: 624ページ
• 電子版発売日: 2020年10月07日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★★★]

傑作選。全部読んでるはずだが新鮮に読めたし、この疾走感はいつ読んでも最高（忘れてるということだけど）。
あとがきで石田さん本人が書いてた、「常にingの物語」というのが、本当にそのとおりだと刺さる。常に今を切り取り、戦い、生きていく。
非正規レジスタンス最高だな。

少年計数機
東口ラーメンライン
ワルツ・フォー・ベビー
千川フォールアウト・マザー
非正規レジスタンス
北口スモークタワー
ユーチューバー@芸術劇場
Gボーイズ冬戦争

[ブクログ · ★★★★★]

十年以上前に大好きだったシリーズを久しぶりに読み直したいな〜と書店の本棚を見たら思っていた以上に続刊が出ており、全部読み直すのは難しいしちょうどいいかな…？とレジェンドを購入。Gボーイズ冬戦争を読んだ結果読んだはずの水の中の目を1ミリも思い出せず結局少年係数機を買い直すことに。結局思う壺やんけ……。最高に面白かったです。

[ブクログ · ★★★★★]

アニメ化に合わせて刊行されたIWGPの傑作選。
その名に相応しい名作揃いの一冊。
どの年代を切り取ってもマコトのしなやかさと柔軟さは変わらない。
面白過ぎて関連する巻を読み直してしまった。
アニメもまだまだ続くから楽しみ♪

[ブクログ · ★★★★☆]

過去作品からの詰め合わせ。今読んでも普通に楽しい。しかし、世の中色々あるな。
あと最近アマプラで昔のIWGPのドラマを観たのだけど、そちらも楽しめました。ただ、タカシはちょっと。本の方が圧倒的に良い。

[ブクログ · ★★★★☆]

時代の移り変わりを感じずにはいられない。その時々の時代を反映した作品としては『非正規レジスタンス』が印象に残っており、バブル崩壊後の社会を歪めた1番の原因なのではと思っている。純粋にIWGPを楽しむという点では『Gボーイズ冬戦争』が1番かな。

[ブクログ · ★★★★☆]

IWGPのシリーズの中から人気のある物語を選りすぐった傑作集。相変わらず、マコト&キングのやり取りなどとても面白い。

[yumiko-gfy · ★★★★☆]

懐かしい

IWGPを最初から見ていたので、懐かしい回もあり、久しぶりにちゃんと他の回も見直して見よう‼︎と言う気分になりました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

池袋ウエストゲートパーク(IWGP)は未読ですが、本書を見つけた時に面白そうだと感じ手に取りました。

本作は傑作集というフォーマットで、IWGPの後日譚の短編集がまとめられた一冊です。
池袋のトラブルシューター・マコトと池袋のキング・タカシが、今(2023年)の日本で課題である格差問題・YouTuber・シングルマザーなどを鮮やかに片付けていく姿が爽快でした。

他の作品では漢字を使って分かり易く頭の中で流れていく部分が、ひらがなで表記されており分かりづらい部分がありました。そのため、⭐︎3評価としました。

日本が抱える課題の一部が描かれているにもかかわらず、それを重く感じさせない優れた作品だと感じました。IWGP本編も読んでみたいと思わされました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

読者が選ぶ、上位作品の抜粋だそうで。
なるほど、こうやって読むと初期のマコトは若いなぁ。お金を受け取ってるのが結構驚きだったり。少年計数機の、数の覚え方は覚えてましたがどういう理由で誘拐されたとかは忘れてたので色々新しい発見が。子供がベランダから落ちた話もラストのオチはこうだったのか～とかすっかり忘れてました。

IWGPはそういえばこんな事件あったなぁという社会の問題点を拾ってくれるので、ある意味昔の歌舞伎スタイルとも似ているかな、なんて思いました。
個人的に強く印象に残っているエピソードは、マコトがプールに置き去りにする話と、マコト母と地元民のデモの話かな。そういえば男になったイケメン君はもう出てこないのかなぁ？
いずれにせよ、まだまだ末永く続けて頂きたいシリーズです。