石田衣良のレビュー一覧

  • キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇

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    タカシがキングになるまでのストーリー。高校生のマコトとタカシが新鮮で面白かった。何も考えずに読める。
    2018.3.26

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    2018年03月29日
  • キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇

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    まさにタイトル通り、Gボーイズとキング・タカシの誕生ストーリー。
    マコトとタカシが単なるイチ高校生だった頃の関係性が微笑ましく、後のシリーズ本編での不思議な連帯感の謎が解けた。
    すっかりひと昔以上前の若者文化ななった感のあるカラーギャングだけど、この作品には今読んでも色褪せない魅力があります。

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    2018年03月18日
  • 愛がいない部屋

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    神楽坂の高層マンションの住人のそれぞれの恋愛の形があって、自分にとってはみんな他人でもみんなそれぞれに違うと改めて感じられた

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    2018年03月11日
  • REVERSE リバース

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    ジャケ買いという言葉がある。本を選ぶときに表紙は大切だ。まずは最初に目に付く部分だから当然だ。ただ、中身(本の内容)とはかけ離れた場合が多いように思う。でも目の前のこの本を手に取ってみようという気を起こさせるのは表紙だ。
    そして次に裏表紙のあらすじに目をやる。読者を惹き付けるためのあらすじ。いや本を開いて読者になってもらうためのあらすじ。このあらすじを参考にしてこの本を購入するかどうか判断する事になる場合がほとんど。
    しかしこのあらすじもまた結構くせ者だと思う。往々にして中身を表現し切れてはいない。まあ当然の事ではある。数百ページにわたる内容をほんの百字程度で伝えられる訳がない。
    今回選んだ本

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    2018年02月22日
  • カンタ

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    発達障害のことをよく理解して書いてるなあと思いました。仕事でこういう子と接する機会があるので、どんなことを考えてるか参考になりました。幼少期の話は楽しかった!大人になるにつれ辛い場面が多かったです。でも良かったねと言える結末でした。

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    2018年01月31日
  • 眠れぬ真珠

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    ネタバレ

    年齢差のあるカップルって、だいたい男性が年上。これは逆の本。どうしても肌で感じる年の差を気にしてしまうからなんだろうけど、とても男性が書いたものとは思えないほど女性の描写がうまい。ちょっと怖いくらい。

    ドラマは咲世子を藤原紀香が演じていて、もっと生々しいというかいやらしい感じがしたけど笑、もっと大人な気持ちのよい女性だった。

    自分が咲世子のように17歳も年下の男性と恋をしたいとは思わないけど、悩んでる人にお勧めしたい本。

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    2018年01月30日
  • 6TEEN

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    あれから2年。
    テツロー、ナオト、ダイ、ジュンは高校生になった。
    はじめてのセックス、二股の恋愛と裏切り、同級生の死。
    なにが変わって、なにが変わらないのか。
    東京湾に浮かぶ月島で、ぼくらは笑い、怒り、悩みながら、永遠と未来の間をさまよい歩く。
    まだ少しだけ、憂鬱や退屈や不安よりも、早く走れると信じて──。
    『4TEEN』のその後、四人組が駆け抜ける16歳の青春。

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    2018年01月29日
  • オネスティ

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    男女間の友情というのは基本的に存在し得ないというのが持論だ。異論は多いと思うが、世に存在する男女間の友情の多くは片方(ないしは双方)に秘めた想いがあり、関係が壊れることを恐れるために、その気持ちに蓋をするからだ。そして、それは自分では気がついていない場合もある。

    本作はそんな男女間の友情という感情をはるかに超える男女の共生の物語である。魂が寄り添う存在があれば、それ以外の関係は犠牲にすることができる。人は裏切るが、オネスティであり続ける相手は決して自分を裏切らない。その絶対的な存在に出会えた奇跡は何事にも代え難い。

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    2018年01月18日
  • 水を抱く

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    ネタバレ

    綺麗な表紙と帯に書かれた壇蜜に惹かれ、あらすじも自分の好きそうな恋愛小説だと感じたので後日購入した。
    内容としては、都内で医療メーカーの営業として働く俊哉と、性に奔放な5歳年上の女性、ナギとの恋愛物語である。
    読み始めて感じた印象は、今まで普通の女性としか付き合ったことのない俊哉が、性に対して今までにない様々な刺激を与えてくるナギと出会い、その強烈さに惹かれ、他の女性じゃ満足できない身体に調教されてしまったというだけの話だと感じた。物語の前半は、ほぼそんな印象だ。
    誰に対してもセックスに抵抗はなく、ワンナイトは当たり前。男と寝てないと不安になると感じるナギの様な女性は、自分にとって当た

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    2018年01月17日
  • 北斗 ある殺人者の回心

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    ネタバレ

    主人公の幼少時からの虐待のくだりから里親との生活まで生々しく丹念に描かれるやがて殺人、殺人後の裁判のくだりも半分ほどあるので、サスペンスというよりはドキュメンタリーのように感じられた。

    1点作者の癖というか同じ描写をしている箇所があり、妙に心に残った↓
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    【生田友親の描写】
    『~最も印象的なのは、外見ではなく穏やかな話し方だった。(中略)それは揉め事が起きた小学校のクラスを平静にさばく副校長のような態度だった。』

    【平岡裁判長の描写】
    『白髪の平岡裁判長は、地方の小学校の副校長のようだった。穏やかで野心はなく、その地位のまま静かに引退していく。』

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    2018年01月08日
  • エンジェル

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    幽霊になってしまった男の話。
    幽霊の先輩に、いろいろ教えてもらう。

    他の幽霊も、けっこういますよ的なお話があったかと思うのですが、あんまり幽霊は出て来ませんでした。
    これは、主人公が積極的に、幽霊とはかかわらなかったというだけのことかも。

    幽霊なのに記憶喪失という設定が効いています。

    なんか、悪役もみんな、それなりに魅力的ですよねぇ。主人公自体も、彼女を守りたいと思ってはいるけど、それほど悪役に憎しみを持っていたり、復讐をしたいと思っているわけではない。それよりは、淡々と真実を知りたいというのがあります。

    その淡々としたところ、でも、不思議な泥臭さはあって、石田 衣良の書く物語は、なん

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    2017年12月27日
  • 余命1年のスタリオン(下)

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    当馬は、最後の一年を映画に懸けた。
    監督の溝畑英治、先輩女優の都留寿美子らを巻き込みつつ、病身を押して撮影に打ち込む。
    そして、思いもかけず生まれた、新しい愛。
    「わたしは、当馬さんの赤ちゃん、産んでもいいですよ」。
    その真っ直ぐな視線に、すでに人生の終わりを見定めた当馬はどう答えるのか―。

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    2017年12月20日
  • 余命1年のスタリオン(上)

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    がんに侵されたプレイボーイ、最後の奮闘!
    二枚目半の芸風から「種馬王子」というあだ名を持つ俳優、小早川当馬。
    仕事では着実にキャリアを積み、プライベートも絶好調だった。
    訪れた病院で、癌の宣告を受けるまでは。
    余命はたった一年。
    残り少ない人生で、世界に一体何が残せるのか?
    俳優として、一人の男として、当馬の最後の挑戦が始まる。

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    2017年12月20日
  • オネスティ

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    両親の不仲を目の当たりにして、好きだけどプラトニックに徹すると約束した二人。ここまで突き詰める事ができるのか、と不思議な感じ。

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    2017年12月17日
  • うつくしい子ども

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    ジャガが最後に署長の願いを聞き入れた場面は複雑でした。その葛藤を微細にしても良かったと…是非作者に聞いて見たいと思った。

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    2017年11月22日
  • 憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

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    久しぶりにこのシリーズを読みました。短編で世相をうまく生かしている点、テンポの良い文章はいつもながら楽しめました。ちょっと年取ったかな

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    2017年11月21日
  • 明日のマーチ

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    リーマンショック後のような状況で、派遣切りにあった4人の若者が、ふとしたことから働いていた山形県から東京まで徒歩の旅をすることになる。そして、その徒歩の旅が(メンバーの一人の策略もあり)マスコミで取り上げられるようになり、あるメンバーの重い過去も発覚して、いろいろ騒動を巻き起こしつつ、ゴールの東京に向けてストーリーが展開していく。
    それぞれに異なる4人の個性がうまく描かれていて、面白く軽快に読み進めることができた。人生=旅なんだな、ということを感じた。読後感も爽快だった。
    ただ、派遣切りの若者の徒歩の旅がここまでマスコミに取り上げられ、ムーブメントになるだろうかということや、アンチはこの程度

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    2017年11月19日
  • LAST

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    いやー、さすが!って感じw
    こういう衣良さん、好きだなぁ~~♪

    リアルで凶暴な世界に、ぎりぎりまで追い詰められた者たちが、最後に反撃する一瞬の閃光を描く短編集♪

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    2017年11月07日
  • 眠れぬ真珠

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    女45歳、男28歳。17の年の差。ハッピーエンドは絶対にやってこないだろうと思っていたけど、意外な展開に幸せな気分になれた。

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    2017年11月03日
  • 逆島断雄 進駐官養成高校の決闘編2

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    進駐官養成高校なのに決戦兵器の操縦者??

    文武両道+α の精鋭達には当然のこと??
    陰謀渦巻く日乃元皇国の未来はどっちだ??

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    2017年10月22日