石田衣良のレビュー一覧

  • 美丘

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    読み始めたら、読みたい願望が盛り上がらない作品かと思いました。
    途中から悲しい後半に向かう内容に考えさせられる。
    石田さんの作品は何冊も読んでいるが、この作品も展開が読めない一冊でした。

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    2025年01月24日
  • 清く貧しく美しく(新潮文庫)

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    日菜子と賢志の弱さの中で生きる姿、ちょっと共感できる部分もあった。私自身周りに褒められるとうれしくなるけどそこまで自分自身を信じれないところがあって、特に賢志の最後の決断はわからなくもないかなーと思った。

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    2025年01月21日
  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20

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    私は時事ネタというか、「イマ」の犯罪の内容や傾向をIWGPで学んでいる気がします。マコトの語り口調で進められる物語、わかりやすいし、主観も入っていて好きだな(感情移入できる)。

    今回の本で一番印象に残ったのは、最後の『男女最終戦争』に出てきた佐倉という女性。過去の辛い体験を乗り越える覚悟を決めた時が格好良かったです。
    でも本当は、「男が」とか「女が」とかじゃないんですよね。憎むべきは卑劣なことをした個人。なのに、性別に振り回される世の中ってなんだかなー・・・。
    平和って遠いですね。

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    2025年01月20日
  • sex

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    いろんな人のSEXを想像して石田衣良が書いている作品。
    エロ小説を買えない人が石田衣良という名前で免罪符をもらって読むような、小説好き特有の暗いエロスを感じた。村上春樹に通じるような。
    最後にSEXに対するお説教が入ってるところも、人のSEXに関わりたいんだなという暗鬱とした作者の欲望を感じさせる。
    続編も書きたいらしいが作者の自慰のようだ。
    個人的には手や足の描写をただただ読まされる時間は苦痛でしかなかったが、うまい文章読むの好きな人はそれも面白いのだろうと思う。

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    2025年01月13日
  • 七つの試練 池袋ウエストゲートパークXIV

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    IWGP14
    とりあえず、全作は読んでおきたいと思い、今年中のコンプリートを

    時代背景を反映したいつもよトラブルシュート
    このシリーズはライトノベルの代表です

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    2025年01月04日
  • マタニティ・グレイ

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    男性の書いた出産小説という感じは否めないけど、仕事や夫婦関係の妊娠のバランスは自分と被るところもあり、面白かった!
    全体がサクサク進むので読みやすい!

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    2024年12月22日
  • 炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパーク17

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    とうとうコロナまで追いついてしまった…
    マコトもうおじさん説が頭から離れないので
    口調もなんだかおじさんじみて感じる…

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    2024年12月07日
  • エンジェル

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    投資家の純一は何者かによってころされ幽霊として目が覚める。幽体として生活していくうちに真実を知りたくなり調べていくうちに不可解なお金の流れに辿り着く。 

    自分がころされて幽体となった後幽体生活を楽しみながら自分の事件の真相を知りたくなって動き出すSF &ミステリー小説で暗い話しなのかと思ったが、それだけじゃなくて後半に連れて小説の世界観に引き込まれていった。

    何より主人公がいい、生まれながらの障害に親に捨てられて人間不信な純一、不器用で臆病だから信じた人に対してどうやっても悪になれないお人好しだけどその人間らしさがとても好感がもてました。

    小説を通して純一の生涯を見てきたからかラ

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    2024年12月05日
  • 再生

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    人生において、落ち込んだシチュエーションを取り上げた短編集。各々の登場人物が、些細なきっかけで明日に希望を見出だしていく...
    人は、ドラマのような劇的な出来事がなくてもふとしたことで、気持ちを切り替えられるんだよなと改めて思いました。
    人生に躓いてる人や気持ちが下がってる時などにお薦めの作品かなと。

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    2024年11月27日
  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20

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    「西池袋バッテリーブギ」
    「目白フェイクニュース・ライター」
    「乙女ロード文豪倶楽部」
    「男女最終戦争」

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    2024年11月26日
  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20

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    タイトルは 物々しいですが、ストーリーはいつものように ハートフルで人情味にあふれています。4編収録のうちタイトルのお話は4つ目。お笑い、SNS 、 襲撃事件、 フェミニズム‥昨今 話題の事柄を織り込みながら、マコトとタカシとG ボーイズが粛々とトラブルシューティングしていきます。

    “ IWGP ”‥第1巻から早26年近く経ったんですね‥懐かしい。テレビでは長瀬智也さんがマコトを演じていましたね。その長瀬さんも今は表舞台を降りてしまったので、このIWGPのシリーズ本だけが生き残っている、という感じですね。

    ※ネタバレしない程度に素敵なフレーズを書き出しました。

    「タカシの部下には気持ちが

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    2024年11月26日
  • マタニティ・グレイ

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    フリーカメラマンの旦那と結婚し、生涯子どもも作らず、仕事を生き甲斐として生きていこうとしていた主人公。奇跡的に妊娠が発覚してしまい、今後のキャリアや家族形成、マンションのローン、さらには会社の産休制度が整っていないことにお先真っ暗になってしまう。

    ストーリの題材は、とてもよかったのですが、中身が少し軽く、次々と比較的簡単に問題解決していくところが、あまり面白味を感じませんでした。また、お金の不安があるにも関わらず、外食などの浪費のシーンが多く見受けられ、ちょっとリアルな話の展開ではなかったので、少し残念でした。

    ただ、前向きに取り組む主人公の姿勢には勇気をもらえました。

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    2024年11月23日
  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20

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    毎度のことだが味方陣営が強すぎる。もう少し手応えのあるヒールが出てきて欲しい。表題作は犯人がポッと出でなくて何かしら因縁のある人だったらもっと盛り上がっと思う。

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    2024年11月20日
  • 1ポンドの悲しみ

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    2024.11.12
    恋愛の短編集。
    さくさく読めてちょうど良かった。
    この前ドラマで、友情は関係に終わりがないけど、恋愛は事あるごとに関係性が変わって終わりもあると言っていた。確かにな。

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    2024年11月13日
  • 世界一ポップな国際ニュースの授業

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    時事系ながら既に4年近く前の本。
    一つ前の2020年アメリカ大統領選についての考察などが登場するので、当時の予想がどの程度当たっているのか検証しながら読む感じとなった。

    ロシアのウクライナ侵攻も中東紛争も結構現実に起きたことと近いことが書いてあり、専門家(石田さんは作家だが)の読みは大したものだなと思う。

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    2024年11月12日
  • ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18

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    生きてる人間は
    勝手なことを思っていい。
    いくらでも思っていい。
    それが生きてる奴の特権で
    生きるための術だから。

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    2024年11月10日
  • 獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパーク16

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    解説の計算によればマコトとタカシは
    私と同級生の可能性が…
    私と同年齢がやっていると思うと
    コメディで笑えるが、
    実際は年をとってないようなので残念。
    相変わらず楽しんだ。

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    2024年11月08日
  • 獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパーク16

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    アンダーグランドなネタは尽きないな。マコト、タカシの勧善懲悪。毎ネタ悪を成敗する時代劇のような展開なのに癖になってしまってる。

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    2024年11月06日
  • 波のうえの魔術師

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    何にも考えずタイトルに惹かれてジャケ買いしたもの。
    銀行や株投資の話か…。
    むむむ。これは苦手分野かも。

    と思ったけど、あまり難しさを感じず、スラスラと読めてしまった。
    いや、わからなくても伝わるような書き方だったと言うべきかな。
    このあたりが、石田衣良さんの凄さなのかも。

    本作は20年に刊行されているため、時代設定はバブル崩壊よりちょっと後くらい。

    作品紹介で言うほど知略の限りが尽くされてる感じはなかったが、なんとなく『ぼくらの七日間戦争』を読んでるような爽快感で面白かった。
    しっかり作品紹介に引っ張られた感想w
    いや、もしかしたら寄せてる?

    単なる就職浪人でパチ屋に通いまくるところ

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    2024年10月31日
  • 愛がいない部屋

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    どの話も読みやすく想像しやすく、愛を感じやすかったです。切ない愛、悲しい愛も分かりやすく表現してあり、楽しい短編集でした。
    あと二冊ある恋愛短編集も読むのが楽しみです。

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    2024年10月24日