ヤマザキマリのレビュー一覧

  • たちどまって考える

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    ネタバレ

    コロナ禍で見つめた日本。

    ヤマザキマリ氏は漫画家である。海外での暮らしが長く、日本を相対化したコメントをよくテレビなどで聞く。コロナ禍でイタリアの家族と会えなかったり海外に出られなかったりというのは聞いていた。さぞかしストレスが溜まるだろうなぁと思っていた。

    この本は2020年に出版された。2020年の8月に書いていたとある。著者はただストレスを溜めていたのではなかった。動けない中で内にこもるというよりは、内を見つめていた。そしてこの本に言語化している。

    コロナ禍は海外に行くチャンスも、人と出会って語り合う機会も奪ってしまった。あの最初の頃、やけに本を読む気になったのは、何かを吸い上げて

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    2022年08月01日
  • ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

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    おもしろかった!
    自分の好きなことを追求し、子供に自分のやり方で愛情を注ぎ、どんどん意欲的に進んで、めちゃくちゃかっこいい。
    自分にエールを送ってもらったような、元気が出る本だった。

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    2022年07月24日
  • 壁とともに生きる わたしと「安部公房」

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    ヤマザキさんも公房さんも大好きだが、蘊蓄はゲップかな。本棚の奥から赤線いっぱい引いた箱入りの「箱男」手に取る。「100分で名著」もよかったが、より深まった。コロナ禍、ロシア。社会不安高まっている今こそ公房作品と思う反面、進歩のない人間に自分含めて愛想尽かす。

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    2022年06月30日
  • 壁とともに生きる わたしと「安部公房」

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    漫画家のヤマザキマリさんの安部公房論。彼女の人生とリンクした作品の紹介があります。「砂の女」を始めとして数多くの作品が登場します。
    ヤマザキさんについては、イタリアに住んでいる漫画家という印象ぐらいでしたが、この本を読みこれまでの半生のエピソードにまずびっくりしました。17歳で絵画の勉強のため単身イタリアに渡り、まもなく生活能力に欠けたイタリア人の詩人と同棲していたと言う事実。17歳と言ったらまだ高校生で、女の子。異郷の地に本人の希望とは言え一人やる親がすごい。それも多分仕送りなどはないのか、はたまた少ないのか極貧の生活をしていたようですから、その年齢の大人度が自分とは比べ物にならない!と感嘆

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    2022年06月20日
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体

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    「知る」ことで「知らない」では感じられなかった物事が立体的に色彩を持って立ち上がってくる。
    ニュースを見て感想を抱くだけといった姿勢では流れに逆らうことはできないが、思考し行動することは人を新たな場所へ連れて行ってくれる。
    本書では各分野の著名人が各々の視点から考えを述べており、他人の視点、思考、背景等を感じながら読み進められるという点で対話的な(厳密には違うが)一冊になっている。
    自由を重んじる立場の方々の考えに多く触れることができて心地良さすら覚えるが、逆に反論する立場の人の意見にも触れたい気持ちになった。

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    2022年06月01日
  • パスタぎらい(新潮新書)

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    ヤマザキマリさんの食にまつわるエッセイ…とでも言いましょうか。

    海外生活が長い山崎さんですが、永く住んでいてもパスタはさほど好んでは食べない、という話に始まって、好きで食べ続けてアレルギーが出てしまった話や、もてなしを断れずに出された料理を食べ続けていたら過剰摂取による食中毒を起こしてしまった話など、自分の経験をもとに書かれているのですが、それと合わせてその国の文化などと照らし合わせて考察してしまうところに、なるほど!と膝を打ってしまいました。

    海外生活の方が長くなっているヤマザキさんですが、やはり子ども時代に食べてきた嗜好が、結局、後々まで影響を及ぼすのだな、と思いました。

    2019/

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    2022年05月31日
  • たちどまって考える

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    ヤマザキマリさんの文体が爽やかで気持ちいい。
    今まで当たり前だったものが当たり前でないこと、日常流れていてしまっていったものを、COVID19流行によって立ち止まる機会を得た作者の視点が面白かった。

    やはり人は比較をすることで自分についてを再確認する機会を得るのだと思う。
    また2つを比べることによって、多数についての視野が広がるのも他を知る良い機会だと思う。

    また、体験しなくても知ることができる今だからこそ、経験することの重要性について考えさせられた。

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    2022年05月13日
  • 多様性を楽しむ生き方 ~「昭和」に学ぶ明日を生きるヒント~(小学館新書)

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    ヤマザキマリさんのお話を聞くと、まだまだ自分は頑張れる、と勇気をもらえます。
    この本で紹介されていた息子のデルス君の言葉、「差別はどこにでもある」という言葉にズッシリと重みを感じました。

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    2022年04月27日
  • その「グローバル教育」で大丈夫?

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    ヤマザキマリさんも小島慶子さんも好きなお二人なので対談読めて嬉しい。
    東大に行く事がすごい事じゃないよ、学びたいことを学ぶのが大学でありそもそも大学に行く事が全てではない。
    確かにそう。
    でも実際日本ではまだまだ学歴主義な面があるし子供には出来れば大学(できれば名の通った)に行って欲しいと思うのも親心。
    ただ偏差値主義的な教育はやめて学ぶことの楽しさを幼いうちから伝えていくのは大切なんだろうな。その上で子供が選んだ事を尊重出来る親になりたい。
    お二人は対談で子供の人生は子供のモノだと何度も発信されてるけどその通り。自分の理想や後悔を子供に押し付けるのは絶対にやめよう。

    あとグローバル体験とい

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    2022年04月07日
  • オリンピア・キュクロス 1

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    普段漫画を読まない私は、初めは「読みにくいかもなー」と身構えてしまいましたが、そんなこともなく次のページが気になる本でした。
    2巻目を読むのが楽しみです。

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    2022年03月11日
  • パンデミックの文明論

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    新型コロナウイルスの世界的大感染を基に鑑みる現人類の在り方、思想、または中世ヨーロッパにおける生活様式に至るまで、日本に住んでいるだけでは知り得ない知識がふんだんに盛り込まれていました。ポルトガルのリスボンの鍼灸院にボブ・ディランが飛び入りできたというエピソードは衝撃でした。腰は大切にしないとですね。

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    2022年03月10日
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体

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    第二章 文化芸術の自由は誰のためにあるのか
    から読み始めました

    「芸術」の周辺にいらっしゃる
    人たちの 肌感覚による発言が
    そのままストレートに伝わってきます

    いつの世でも
    どの国でも
    「弾圧」「排除」は
    ピンポイントで行われる

    危うい この国では
    よほど意識しておかなければ
    いつのまにやら 加害者側に取り残されている
    ことになってしまうことが多いように思う

    本書を(肯定的に)読んでいる人たちとは
    どこかで しっかり つながっておきたい

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    2022年03月08日
  • 生贄探し 暴走する脳

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    題名にギョッとなりましたが.日本人ね…納得…。ってなる本です。中野信子さんを初めて読む方におすすめ。

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    2022年03月01日
  • テルマエ・ロマエ 1巻

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    ドラマを観ていなので、漫画を読んだ後、観てみようと思います。日本の温泉がローマの歴史に影響を与えるのは楽しい!

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    2022年02月24日
  • 望遠ニッポン見聞録

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    2012年と やや古い本なんですが

    ヤマザキ先生のエッセイで

    これが一番面白いんじゃないかと思います
    現地の人でも 結婚式を

    あげるのが難しい 厳格なカトリック教会から

    出てきた新郎が 石田純一さんだった とか

    (勿論 離婚が死ぬほど難しいはず・・・ですが)

    エジプト人は 飼っていた猫が

    隣町に行ってしまうと 戦争してでも取り返したとか

    小ネタが濃いです

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    2022年02月21日
  • イタリア家族 風林火山

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    イタリア人の家族との生活が強烈!
    大変な毎日なんだけど、読むとお腹が痛くなるほど笑えてしまう。登場人物のクセが強くてそれも大変そうなんだけど、こうやって読むと面白い。私ならば倒れてるだろうなと思う。

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    2022年02月11日
  • 望遠ニッポン見聞録

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    テルマエ・ロマエの原作者であること、
    時折テレビでコメンテーターをされていること以外、ヤマザキマリについて存じ上げていることはありませんでした。

    読んでいくうちにこの方が大好きになりました。
    考え方はフラットで俯瞰的な視点をお持ちながら、ユーモアもあり感情も豊か。
    少しも湿ったところがありません。
    挿入されているイラストも可愛らしかったです。

    個人的に姑であるイタリア人の女性に辟易しながらもヤレヤレと見守っている?お話が同じ既婚者としては興味深かったです。

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    2022年02月05日
  • ヤマザキマリのリスボン日記 テルマエは一日にして成らず

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    ポルトガルへ行ったことが
    あるので、期待して読んでみたけど
    面白かった〜!
    郵便事情とか家事情でしかポルトガルの
    ことはでてこなかった気がする。
    でもポルトガルのイメージは良い。
    印象的なのは、義母、実家エピソード!
    想像していたイタリア家族とは違ってた。
    そして嫌々ながらも、期待に応えちゃう
    マリさん、だからといって従ってるだけではなく
    言いたいことはいつでも言えそうな度胸の持ち主。
    法皇の前での合唱が実現したのは、尊敬エピソード。とてもスッキリした。

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    2022年02月01日
  • パンデミックの文明論

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    ネタバレ

    日本とイタリアの文化をよく知るヤマザキさんの豊富な引き出しに感服。話が抽象論にならず具体的で面白い!

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    2022年01月10日
  • 妄想美術館

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    知の扉が開く
    ウッチェロ

    二人ともさすが知識量がすごくて楽しそう。
    地球が小さいし。
    知らなかったことでも楽しそうに話されると、興味が湧く。
    しかし、基礎知識が少なすぎて半分も理解できなかったから、また賢くなったら再読したい。

    自由に想像、妄想すること、って頭の体操的にも良いことだなって思う。

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    2023年09月24日