ヤマザキマリのレビュー一覧

  • 【カラー版】ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論
    映画「テルマエ・ロマエ」は飛行機の中で観た事があり、なかなか面白かった。ただ、漫画を読むというところまではいかなかった。

    ヤマザキマリさんについても、「テルマエ・ロマエ」の作者であるという知識しかなかったが、曲がりなりにも「ルネサンス美術論」とあるので、購入してみる。

    ヤマザキマリさんは、なんと...続きを読む
  • 【カラー版】ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論
    好きでたまらないのが伝わる美術論です。
    抑鬱された空気が漂う昨今なので、「変人列伝」は読んでて楽しくなりました。

    新書なので図版に限りがあるのはしかたないんで、取り上げられた作品はネットで探して見ながらどうぞ。そのくらいの手間かけてでも読んで面白かったです。

    第5章は少し毛色が違うのですが、「今...続きを読む
  • 男性論 ECCE HOMO
    ハドリアヌス、プリニウス、ラファエロ、スティーブ・ジョブズ、安部公房…。「テルマエ・ロマエ」の著者が、古今東西、理想の男たちの魅力を語り尽くす。自身の漫画的日常や、女性論、日本論なども収録。

    なかなか興味深い内容でした。

    みんな外へ出よう,元気だそうよ♪
  • テルマエ・ロマエ 5巻
    借りたもの。
    今までとは変わって、時空を越えたラブロマンス要素が強くなった気がする……あとヤクザ映画的……
    とうとうマルクス・アウレリウス少年の前でタイムスリップした(未来へ行ったとは思っていない模様?)ルシウスなど、今まで気に留めなかった風呂以外の部分が色濃くなった。
    それでも日本における観光施設...続きを読む
  • テルマエ・ロマエ 4巻
    借りたもの。
    「その時、歴史が動いた」状態――
    遂に平たい顔族と親密なコミュニケーションを取る機会に恵まれた(?)ルシウス!
    この巻を通して、ルシウスの凄い所を再認識する。
    ローマ文化(主観)と異文化を比較しながらも、異文化を肯定的に受け止めている事だと思った。ローマと属領州というヒエラルキーの視点...続きを読む
  • 男性論 ECCE HOMO
    テルマエロマエの原作者ヤマザキマリ氏が影響を受けた男性、女性が紹介されている。海外滞在歴が長く、半分外国人というヤマザキ氏の独特な世界観が生まれた背景やきっかけとなった人を知り、テルマエロマエの作品の理解にもつながった。最終章では、日本社会や漫画家への疑問や改善点を指摘している。
  • 涼子さんの言うことには(1)
    面白かった。現実は小説より奇なり、とは良く聞くフレーズだが、本作はまさにそんな感じの作品。こんなに素晴らしい体験をしてきた人だからこそ、テルマエロマエのような発想豊かな作品に繋がるんだろう。テルマエロマエは見た事ないけど。
  • プリニウス 3巻
    ローマの治安、ネロ、そしてポンペイと何だか不穏なイメージ総登場だ。現代の世紀末みたいな感覚だったのかな、と当時を想像する楽しさを教えてくれる。ストーリーの起伏もあんまりないこのマンガじたい一種 博物誌的だ。
  • スティーブ・ジョブズ(4)
    取締役会で解任された等のJobsが怒ってばかりいる巻でした。巻末におまけで書かれている「ジョブズと古代ギリシャとその周辺」が本編とは全然違い、自由な感じ、軽い感じで面白かったです。
  • 望遠ニッポン見聞録
    ヤマザキマリさんのエッセイ。コミックエッセイばかり読んでいたけど、文章も上手だなぁと思う。

    小さなころから海外と縁が深く、若くしてヨーロッパに出て、世界各国を移動しながら生活するヤマザキさん。そのヤマザキさんが海外から日本を見たエッセイが面白くないわけがない。

    それぞれの国に特徴があり、良い所も...続きを読む
  • スティーブ・ジョブズ(4)
    今日、一気に読んだ。

    自分で作った会社を追放されるとかきついなー。
    でもあの人柄ではしょうがないなー
    などと思った(笑)

    スカリーを説得した名セリフは、ぐっときた。
    恋愛に活かせるかもしれない。たぶん。知らんけど。
  • テルマエ・ロマエ 6巻
    全巻通しての感想です。最初の頃のルシウス単独のギャグ多め展開も大好きでしたが後半の伊藤温泉編のラブストーリーもじわじわ好きになりました。とはいえ作者のローマ愛!!に圧倒されるばかりです。
  • テルマエ・ロマエ 6巻
    6巻一気読み。面白かった。でも最後の方は恋愛要素がメインでイマイチ。さつきのおじいちゃんはめちゃめちゃかっちょ良かったけど。ただ古代ローマ人が日本の温泉やお風呂を学ぶオモシロ漫画と思ってたけど、それだけじゃなかった。一話ごとにちゃんとローマにまつわるコラムがあって、ローマの歴史や文化を教えてくれるの...続きを読む
  • モーレツ!イタリア家族
    マリさんの「国境のない生き方」が面白くて、その流れで一気読みしてしまった。この本に登場したマルコが本作にも出てきて、なんだか嬉しかった。マリさん、凄まじい生活を楽しんでますね〜
  • 世界の果てでも漫画描き 2 エジプト・シリア編
    1巻よりも壮絶で賑やかで面白かった。エジプト行って陰鬱な顔をしてタクシー乗りてぇ…
    短編「ダマスカス式携帯電話」はちょっと面白すぎてずるいと思います。
  • 男性論 ECCE HOMO
    古今東西さまざまな男性について論じつつ、「第5章 女性論」が秀逸!かわいげがなくても、いいじゃないか!(え、、違う?笑)
  • テルマエ・ロマエ 6巻
    わお、古代にいっちゃいましたか。
    で、続きを読もうとしたら、、あれ?・これで終わり。。
    なんか、あっけない終わり方ですが、まあ、そういうものかもなあ。
  • ヤマザキマリのアジアで花咲け!なでしこたち2
    たとえ世界のどこであろうとも、
    自分のやりたい事をやりとおす!
    その熱量において、
    この本はヤマザキさんに負けてるんじゃないか?
    と、感じた。

    読後、
    アジアの各地で頑張っていた女子達のエピソードよりも
    ヤマザキさんの
    ありあまるエネルギーの余波による痺れのほうが
    じんじん残っていて、
    私は彼女の...続きを読む
  • スティーブ・ジョブズ(1)
    稀代の変人、スティーブ・ジョブズの伝記のコミカライズ。
    ジョブズ本人は嫌な奴なわけですが、エキセントリックな彼の行動にただ困惑するか、なにかしらの可能性を感じるか、周りの人々の度量を問われているような気がします。彼の才能を殺すも生かすも彼ら次第。ジョブズは天才だけど、彼一人だけで製品が造られるわけじ...続きを読む
  • プリニウス 2巻
    舞台は帝都ローマへと移り、緻密な描き込みに拍車がかかる。漫画としては少々読みにくく感じるほどだが、繰り返し見て味わうには適している。
    皇帝から娼婦まで多彩な人物が続々と登場し、ストーリーも込み入ってきた。気楽に読み流せる作品ではない。