ヤマザキマリのレビュー一覧

  • ルミとマヤとその周辺(3)
    完結編。
    真実の涼子さんって……母か。

    なんか、日本離れている人が、こういう純日本的なお話をかくんだなぁと思うと不思議な感じです。
    いや、万国共通なのかな。こういう感覚は。日本では、珍しくなってきた気がするけど。
  • テルマエ・ロマエ 2巻
    第一巻に引き続き楽しく読みました。

    この漫画は可笑しさの中に、きちんとした古代ローマの政治的背景が絡んでて、なんとも奥行きの深さがある。
  • テルマエ・ロマエ 4巻
    「テルマエ・ロマエ4」4

    著者 ヤマザキマリ
    出版 エンターブレイン

    p132より引用
    “徹底的に制御された精神性と身体性を要求される踊りがどれだ
    け大変なものか、私は稽古の度に痛感していました。”

     古代ローマの浴場建設技師を主人公とした、浴場文化をテーマ
    にした一冊。
     次期皇帝を亡くし、...続きを読む
  • テルマエ・ロマエ 3巻
    「テルマエ・ロマエ3」4

    著者 ヤマザキマリ
    出版 エンターブレイン

    p81より引用
    “ですが世の中には、日常の緊張や様々な義務感から解放されて
    伸びたパンツのゴムみたいな精神状態にならないと、欲しいと思
    えない「物」というのが存在するということを、温泉街の土産物
    は教えてくれます。”

     古代...続きを読む
  • テルマエ・ロマエ 2巻
    「テルマエ・ロマエ2」4

    著者 ヤマザキマリ
    出版 エンターブレイン

    p119より引用
    “人をここまで引き付けるバナナという果物、アレキサンダー大
    王は遠征地インドで食べたらしいですが、ローマにも存在してい
    たら美食家たちはさぞかし大喜びだったに違いありません。”

     古代ローマの浴場建設技師を...続きを読む
  • テルマエ・ロマエ 5巻
    映画とは、思いの向きが逆ですね。
    主人公の目線が多いからか。おもしろい。

    この前、完結したという話を聞いたので、今の話に区切りがついたら、終わりかな。
    どんな決着が付くのかな。映画みたいな終わりではないよね。

    6巻楽しみだ。
  • 世界の果てでも漫画描き 2 エジプト・シリア編
    こんな特殊な外国人と結婚することになった作者が凄いのか、結婚相手の家族が凄いのか、こういう人が周りに集まるから、マンガ家として大成したのか、いろいろと疑問点はありますが、面白いので良し。でも、外国人から見ると日本人のいろいろが逆に笑える出来事に満ちているんでしょうね
  • それではさっそくBuonappetito!
    簡単レシピ付き、ヤマザキマリ流海外料理エッセイ漫画。この本を読んで食べたくなったもの:パルチーニ、ヌテッラ、ムケッカ、オリーブオイル。あとミソカツw 海外に住む日本人の求める味、逆に海外ならではの味をヤマザキさん独自の視点で描いているのが面白い。
  • 世界の果てでも漫画描き 3 チベット編
     息子をつれてヨルダンにいけば、二家族合同でシリアを回る。仕事でも仕事のストレス発散でも世界を回るヤマザキ先生の壮絶なエピソードの数々が今回も光りました。

     子供に子供のようだと言われるはしゃぎっぷり。山崎先生夫婦の遺跡マニアぶりはオタクの息子ですら寄せ付けない。インディージョーンズで釣られる息子...続きを読む
  • テルマエ・ロマエ 5巻
    いよいよ物語はクライマックス。日本の温泉地から帰れなくなって長編になったときはどうなることかと思ったけど、綺麗に終結してくれそうで続刊に期待。
  • 世界の果てでも漫画描き 1 キューバ編
    ヤマザキ・マリは、タダモノではない。
    彼女の持っているバックグラウンドの大きさを感じた。

    この巻は、「世界の果てでも漫画描き」と、「SPLENDOR!」の、大きく分けて二つのコンテンツが入っている。

    前者は、イタリア留学中にキューバにボランティアに行った顛末を描いたもの。
    旅は主観的には好きでは...続きを読む
  • 世界の果てでも漫画描き 2 エジプト・シリア編
    2巻は、二人目(?)の夫、イタリア人のベッピーノとの新婚生活=中近東生活が描かれている。

    エジプトにしても、シリアにしても全く馴染みのない国だけに、その生活ぶりが垣間見えるだけでも楽しめる。
    シリアはすばらしい遺跡がたくさんありありながら、観光地化が進んでいなく注目されていない由。
    今シリアの情勢...続きを読む
  • テルマエ・ロマエ 4巻
    今までは、簡単にローマに帰れていたルキウスだけど、帰れなくなる4巻目です。
    ストーリーが動いてる感じがあって、わたしは好きだけど、もしかして賛否両論の巻かも。

    映画で、温泉街の女の子と絡む話って、完全にオリジナルなのだと思っていたしたが、ちょっと、映画の元ネタでもあるみたいですね。
  • 世界の果てでも漫画描き 2 エジプト・シリア編
    作者の人生が破天荒すぎて面白い。

    シリアに行ったとこがあるのでスークの下着屋には共感。イスラム社会はいろいろ厳しいと思っていたけど下着屋の店員がおっさん、客は女性というのは風紀的によろしいのだろうか。

    著者の他のコミックエッセイとかぶるところがあるけどやっぱり面白いです。
  • それではさっそくBuonappetito!
    ヤマザキさんの食べ物に対するこだわりと、美味しいモノを食べたときの幸せ度200パーセントみたいな表情にこっちまで幸せになれる。
    世界中でおいしいものを探せる能力も、すごいね。
    私は保守的で・・・。日本に帰ってきたら、イタリア料理はいらないもん。(イタリアでもいらないくらい)
  • モーレツ!イタリア家族
    イタリアに関する本を読んだり、実際何回も行ったりしているので、イタリア人ってこういうもん、っていう認識はあっても、実際漫画になると面白い。そんなステレオタイプなんてありえないよーと思っても、やっぱり、たくさん同じようなイタリア人に会えるんだから笑える。

    いや、一緒に住んだら笑えないな。
  • ジャコモ・フォスカリ 1
    ジャケ買いです。
    一緒にいた、大学で彫刻やってた友人が、表紙見て「うまい!」と漏らしてた。やっぱりそうなんだ・・・。


    内容はザ・耽美という感じで
    テルマエ・ロマエしか知らなかったので おお と思ったんですが
    テルマエ・ロマエでもチラチラとそういうテイストは あることにはあったかなと。

    なんとな...続きを読む
  • ジャコモ・フォスカリ 1
    テルマエの様な、ジャコモさんの日本見聞録なのかと思えば違った。
    思いのほか良い、耽美的な雰囲気のある物語でした。
    古代ローマ人の子孫としての誇りを持つイタリア人を昭和の日本と掛け合わせるのはヤマザキさんしか出来ない作品だと思う。
  • ジャコモ・フォスカリ 1
    三島由紀夫と安部公房がモデルになった人物が登場する1960年代の日本。雑多で猥雑でゴタゴタした雰囲気が懐かしくも忌まわしい。
    古賀少年とその姉の関係が、ジャコモさんにどう影響してくるのだろう。
    それと古代ローマとの関係やいかに。
    今後の展開に期待して星4つ。
  • モーレツ!イタリア家族
    イタリア家族の方を先に読ませていただいたんですが
    旦那様に対する印象が少し違って感じられました

    でもどっちも面白い!

    ヨーロッパに渡るエピソードとか読めてよかったです