ヤマザキマリのレビュー一覧

  • 望遠ニッポン見聞録

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    私の中では
    ヤマザキマリさんは
    名エッセイストとして
    位置づけられている

    「国境のない生き方」
    「ヴィオラ母さん」
    どちらも たまらなく
    面白く読ませてもらった

    そして 今回
    いつもの古本屋さんで
    見つけた一冊
    読み進めながら

    少し前に読んだ
    「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」
    ブレイディみかこ(新潮社)
    を だぶらせながら
    読んでいることに気が付いた

    自分の顔が
    自分では見えないように
    自分のことは
    自分以外の視点を持つと
    いろいろ
    浮かび上がってくるのだなぁ

    と しみじみ思いました

    「望遠見聞録」
    うまく名付けられた書名だと思う

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    2020年01月17日
  • ルミとマヤとその周辺(1)

    ネタバレ 購入済み

    懐かしい感じがします。

    子供の頃の独特な感覚を思い出します。著者の幼少期をベースにしたものだそうですが、当時の日常を描きつつも、どことなく夢の中のような、幸福な感じが伝わってきました。

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    2019年12月25日
  • とらわれない生き方 悩める日本女性のための人生指南書

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    ヤマザキマリさんが波瀾万丈な半生を歩んでこられたというのを初めて知りました。
    いろいろな見方ができるからこそ、斬新な作品を生み出せるのでしょうね。多様なあり方を肯定的に捉える力を、私も高めたいものです。
    本書のなかで、さまざまな人の悩みにおおらかに回答するお言葉が素敵でした。自分がいかに自分の思い込みや周囲の言葉にとらわれているのかと考えらせられます。「とらわれない生き方」というタイトルに頷けます。

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    2019年10月10日
  • とらわれない生き方 母として 「いいお母さん」プレッシャーのかわし方

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    良い本。子育てに迷ったり、「素敵ママブログ」や周りと比べて自分ダメだなーと落ち込んだりしたときにもう一度読み直したい!!

    p.156
    子育ても、非常にエネルギーが必要なことですよね。いろんな感情を動かされ、いろんなことを考えさせられる。自分のダメさも浮き彫りになります。
    だからしんどいときは、あなたの感受性が養われ、生きる力が鍛えられているときでもあるんですよ。

    p.164
    自分の存在価値を、そんなにすぐ移ろうものに頼るのは危ういんじゃないかな。他人の評価に左右されるより、「私は私で大丈夫」と頼れる自分を生きないとね。

    p.174
    私がデルスを育てるのにいちばん大切にしたのは、「生きてい

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    2019年10月09日
  • 望遠ニッポン見聞録

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    おもしろい!日本を卑下するわけでも、イタリアとか海外を賞賛しすぎるわけでもなく、ただただ愉快な視点から日本と海外とを比較してクスクス笑いながらも感心させられます。
    他の著書も是非読みたい!

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    2019年07月31日
  • テルマエ・ロマエ 1巻

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    ご存じ、ヤマザキマリさんの一番の出世作。

    「最初は2巻程度」の構想だったようだけど(ほんとの最初は、1話読み切りのつもりだったらしい)、6巻で完結となった。

    もともとはどのくらいの構想だったのか、まあ古代ローマと現代日本を行き来する軽いコメディーだったのかも知れないけど、両者の意外な共通点をあぶり出すばかりでなく、皇帝と風呂設計技師の友情・信頼、「風呂のチカラ」までを描ききった。素晴らしい。

    カッコいいおっさんがいっぱい出て来る。ヤマザキさん、どうやらおっさん好きらしい。

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    2019年07月12日
  • プリニウス 5巻

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    火山の噴火や地震、津波など、日本との共通性がまじまざと感じられる。特に東日本大震災や津波の被害、熊本の震災や西日本豪雨での被害など、記憶に新しいため、この自然の力に興奮するプリニウスの気持ちがわかる。

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    2019年04月23日
  • プリニウス 4巻

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    フェリクスの魅力爆発の第4巻。当時の軍団上がりの典型的な人ってこんな感じなんじゃなかろうかと思わせる。
    ウェスウィオスやポンペイなど、歴史を知る我々は先がわかっているが、それを予測しようとするプリニウスに感服。

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    2019年04月23日
  • プリニウス 3巻

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    ウニコルヌスやマンティコーラースなど架空の動物の影に怯えるシーンから、逆にその時代のリアリティを感じさせる。ローマが徐々に落ちていく時代を反映するかのようなくらい一冊。

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    2019年04月23日
  • プリニウス 1巻

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    プリニウスの人となりがわかる第1巻。なかなかの変人ぶりだが、知識欲が旺盛でさまざまなことに興味を持って知りたいことに突き進んでいく姿に共感する。こんな風に生きられたら面白いだろう。まずは、自己紹介的な始まり。

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    2019年04月23日
  • テルマエ・ロマエ 5巻

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    ルシウスは、彼を追って宿に乱入した馬のハナコをなだめ、鐙もつけずに馬を乗りこなします。そんなルシウスの姿に、さつきは彼がほんとうに古代ローマ人なのではないかと考えるようになり、ますます惹かれていきます。

    さつきの想いに気づいた彼女の祖父の鉄蔵は、ルシウスがどんな男なのか見るためにやってきます。こうして、ルシウスは鉄蔵のマッサージを受けることになります。その後、ルシウスはわずかな時間、ローマにもどることになりますが、そこでハドリアヌスの命が長くないことを聞かされます。

    やがて現代日本にもどってきたシウスは、伊藤温泉にも危機が訪れていることを知ります。暴力団の武内組がさかんに地上げをおこない、

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    2019年04月11日
  • テルマエ・ロマエ 4巻

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    第4巻には、本作のヒロインが登場します。

    アエリウス・カエサルが突然死去し、ルシウスは気を落とすハドリアヌス帝を励まします。そこでまたしてもとつぜんに、ルシウスは現代日本の温泉宿に飛ばされます。皇帝の身を案じるルシウスは古代ローマに戻ろうと、何度も温泉にダイブしますが、どうしてももどることができません。そんな彼の前に、古代ローマを勉強する小達さつきという28歳の女性が現われます。ラテン語を操る彼女の助けもあり、ルシウスはローマに帰れるようになるまで「東林館」という温泉宿で働くことになります。

    最終ページの、ルシウスを追って宿に乱入する馬の絵が大迫力なのが、不思議と印象にのこっています。

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    2019年04月09日
  • テルマエ・ロマエ 2巻

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    古代ローマからとつぜん現代日本に飛ばされてしまう、浴場設計技師のルシウスの物語の第2巻です。

    妻に逃げ出されたルシウスが、「金精様」を祀る儀式のただなかに飛ばされてしまう話や、入浴のマナーを知らない外国人に迷惑する日本人とローマ人の話、病に倒れたハドリアヌス帝の命を受けて、跡継ぎのルキウス・ケイオニウス・コンモドゥスの最初の事業としてローマ民衆が楽しめるウォーター・スライダーを作る話、客足が遠のいて困っている古い浴場の経営振興策を考える話などが収められています。

    のちに「哲人皇帝」マルクス・アウレリウスとなる、マルクス・アンニウス・ウェルス少年も登場します。

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    2019年04月09日
  • テルマエ・ロマエ 1巻

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    古代ローマ帝国の浴場建築家のルシウスが、浴場の水流に飲み込まれて現代日本の風呂へとタイム・スリップするという物語です。

    ルシウスは、「平たい顔族」の風呂の文化から学びとったことをローマに持ち帰り、次々に革命的な浴場設計をおこなって、ついにハドリアヌス帝の浴場設計を手がけるに至ります。

    本書のおもしろさはなんといっても、ともに風呂を愛する文化をもつ古代ローマと日本をつなぐという発想にあります。古代ローマ人が風呂あがりにフルーツ牛乳を飲むシーンなど、これまでだれも想像してみたことすらなかったのではないでしょうか。

    また、ローマ帝国についての著者の薀蓄が盛り込まれているのも、いいアクセントにな

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    2019年04月09日
  • モーレツ!イタリア家族

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    欧州旅行でマルコ爺さんと知り合い「絵描きならイタリアに来なきゃだめだよ」しかも高校在学中に「いつになったら来るのだ!」と誘いの手紙…さすがに彼ではなく孫と結婚「日本人」が一口にキャラを限定出来ないように「イタリア人」も著者の夫君のように謙虚で物静かな方もいるが、そのファミリーは…。夏休みにファミリー全体十人ほどで京都観光に来るパートが凄い。お金持ちだから/「発展するためには歴史遺産なんか/イタリアの大学進学率は10%。だが小学校進級も「口頭で説明できて初めて理解できたと認められる。修辞は必須…」肉体化知識

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    2019年03月25日
  • イタリア家族 風林火山

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    エネルギッシュでユーモア溢れるヤマザキマリさんとイタリア人の旦那さん、その家族との生活が描かれたエッセイコミック。
    生きざまが激動&独特すぎて、自分が抱えてた困難なんてたいしたことないかもと思えてくる。大変そうなのに笑えます。

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    2019年02月23日
  • オリンピア・キュクロス 2

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    うんうん、テルマエ・ロマエみたいな感じね……と高をくくっていたらてっ、手塚治虫?!手塚治虫?!(大事なことは2回)油断できない第2巻でした。

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    2018年12月31日
  • 女神的リーダーシップ ~世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である

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    <女神的リーダーシップ 未>

    今、世界各国で求められるリーダー像は旧来の、一元的で直線的な男性的なリーダーシップではなく、共感性や柔軟性があり、利他的で他人の話を聞く女性的なリーダー像である。

    これらが重要視されるようになった背景には、世の中が複雑化し、異なる業種のチームワークが欠かせなくなったことがあげられる。socialなつながり、相互依存、透明性がより大切になってきている昨今、互いに共感し、調整する能力がますます必要になってきているのだ。

    この本では、中東、南米、日本、中国等の実際の女性リーダーや、男性であってもつながりを大切にする女性”的”リーダーを紹介している。

    <感想>
     

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    2018年12月22日
  • 望遠ニッポン見聞録

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    世界各地を転々としてきた筆者だからこそわかる日本の良さや変なところを書いたエッセイでとても面白かった。
    私が一番驚いたのは欧米人にしゃがむ習慣がないということだった。
    このように様々な文化の違いを知れて自分の視野が広がったと思う。

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    2018年12月14日
  • オリンピア・キュクロス 1

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    『テルマエ・ロマエ』の二番煎じと言われても、これはこれで面白い。やっぱり、タイムスリップって楽しいね!

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    2018年09月04日