ヤマザキマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とてもいい内容だと感じました。
私は虫が苦手ですが、内容は文句なく素晴らしいです。
表紙にある四冊が主軸で、人類の歴史と多くの人々、関連する書籍も紹介されています。
政治や体制の主義主張などを叫ぶだけの眠たいものを想像していたら、驚くほどに人の持つ陰のような部分を浮き彫りにしていました。
・服従したがる本能(生存目的)
・強烈な承認欲求
・生まれてきた不安
どれも普段は無視しできる範囲で暮らしています。
そして、本題の「ナショナリズム」。その生まれ、価値、その危険性にも堂々と切り込んで、具体的に示してくれています。私が常々「ナショナリズム」を唱えるメディアから感じる薄気味悪さの -
賢人になれる気がする
プリニウスという人を初めて知りました。ヤマザキマリさんの作品でなかったら、一生知らなかったかも。現代科学とは違うけど、昔の人が世界をどのように「科学」していたのか知ることができる良書。なにより、小難しくなく分かりやすいのが良い。プリニウス、眉間にシワの寄ったオジサンですが、憧れます。
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購入済み
初めてみたときの表紙のインパクトは忘れられません。内容もぶっ飛んでいるのに勉強になることもたくさんあり、唯一無二の漫画といってもいいのではないでしょうか。
おすすめです。 -
購入済み
だいぶ昔に一巻を読んで、続きが気になってはいたものの読むのを忘れていたのですが、ようやく最終巻を読み終わりました。
豆知識とギャグの割合がちょうど良くてとても良い作品でした。 -
Posted by ブクログ
まあ、ヤマザキさんが思い切り自分の好みで書いたエッセイかな。ルネサンス絵画の幕開けとして挙げているのがフィリッポ・リッピというのがいい。中世キリスト教絵画の基本のイコン画では、聖母もキリストもあくまで「記号」を意味していて、あいそもそっけもない。ところが、フィリッポ・リッピの聖母子は、一目で現実の女性を描いているのが分かるし、赤ん坊もいかにも乳臭い。というのも、自分の妻ルクレツィアと息子フィリッピーノをモデルにしているらしいのである。フィリッポ・リッピは坊さんのくせに、修道女のルクレツィアに一目惚れして駆け落ちしてしまったといういわくつき。これこそ、ルネサンスという「人間復興」のしるしなのだ。
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Posted by ブクログ
私の中では
ヤマザキマリさんは
名エッセイストとして
位置づけられている
「国境のない生き方」
「ヴィオラ母さん」
どちらも たまらなく
面白く読ませてもらった
そして 今回
いつもの古本屋さんで
見つけた一冊
読み進めながら
少し前に読んだ
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」
ブレイディみかこ(新潮社)
を だぶらせながら
読んでいることに気が付いた
自分の顔が
自分では見えないように
自分のことは
自分以外の視点を持つと
いろいろ
浮かび上がってくるのだなぁ
と しみじみ思いました
「望遠見聞録」
うまく名付けられた書名だと思う -
ネタバレ 購入済み
懐かしい感じがします。
子供の頃の独特な感覚を思い出します。著者の幼少期をベースにしたものだそうですが、当時の日常を描きつつも、どことなく夢の中のような、幸福な感じが伝わってきました。
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Posted by ブクログ
良い本。子育てに迷ったり、「素敵ママブログ」や周りと比べて自分ダメだなーと落ち込んだりしたときにもう一度読み直したい!!
p.156
子育ても、非常にエネルギーが必要なことですよね。いろんな感情を動かされ、いろんなことを考えさせられる。自分のダメさも浮き彫りになります。
だからしんどいときは、あなたの感受性が養われ、生きる力が鍛えられているときでもあるんですよ。
p.164
自分の存在価値を、そんなにすぐ移ろうものに頼るのは危ういんじゃないかな。他人の評価に左右されるより、「私は私で大丈夫」と頼れる自分を生きないとね。
p.174
私がデルスを育てるのにいちばん大切にしたのは、「生きてい