ヤマザキマリのレビュー一覧

  • 男性論 ECCE HOMO

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ハドリアヌス、プリニウス、ラファエロ、スティーブ・ジョブズ、安部公房…。「テルマエ・ロマエ」の著者が、古今東西、理想の男たちの魅力を語り尽くす。自身の漫画的日常や、女性論、日本論なども収録。

    なかなか興味深い内容でした。

    みんな外へ出よう,元気だそうよ♪

    0
    2015年12月28日
  • テルマエ・ロマエ 5巻

    Posted by ブクログ

    借りたもの。
    今までとは変わって、時空を越えたラブロマンス要素が強くなった気がする……あとヤクザ映画的……
    とうとうマルクス・アウレリウス少年の前でタイムスリップした(未来へ行ったとは思っていない模様?)ルシウスなど、今まで気に留めなかった風呂以外の部分が色濃くなった。
    それでも日本における観光施設、古くからの温泉施設等が直面している問題(客離れ)にも言及している所がある。
    伝統を重んじたい意志に溢れた巻だった。
    しかし何よりインパクトがあったのがさつきのおじいちゃん。凄い眼力……

    0
    2016年01月04日
  • テルマエ・ロマエ 4巻

    Posted by ブクログ

    借りたもの。
    「その時、歴史が動いた」状態――
    遂に平たい顔族と親密なコミュニケーションを取る機会に恵まれた(?)ルシウス!
    この巻を通して、ルシウスの凄い所を再認識する。
    ローマ文化(主観)と異文化を比較しながらも、異文化を肯定的に受け止めている事だと思った。ローマと属領州というヒエラルキーの視点を持ちながらも、見下してはいない……貴族ではなく職人という立場故か、労働を卑下しない事もあるためかも知れない。
    ルシウスの電気への衝撃とその解釈に感動。
    一言だけだが、大プリニウスについても……それに関する補足コラムも面白い。

    遂にヒロイン(平たい顔族と馬)という、怒涛の展開に次巻が気になって仕方

    0
    2015年12月23日
  • 男性論 ECCE HOMO

    Posted by ブクログ

    テルマエロマエの原作者ヤマザキマリ氏が影響を受けた男性、女性が紹介されている。海外滞在歴が長く、半分外国人というヤマザキ氏の独特な世界観が生まれた背景やきっかけとなった人を知り、テルマエロマエの作品の理解にもつながった。最終章では、日本社会や漫画家への疑問や改善点を指摘している。

    0
    2015年12月06日
  • 涼子さんの言うことには(1)

    Posted by ブクログ

    面白かった。現実は小説より奇なり、とは良く聞くフレーズだが、本作はまさにそんな感じの作品。こんなに素晴らしい体験をしてきた人だからこそ、テルマエロマエのような発想豊かな作品に繋がるんだろう。テルマエロマエは見た事ないけど。

    0
    2015年11月08日
  • プリニウス 3巻

    Posted by ブクログ

    ローマの治安、ネロ、そしてポンペイと何だか不穏なイメージ総登場だ。現代の世紀末みたいな感覚だったのかな、と当時を想像する楽しさを教えてくれる。ストーリーの起伏もあんまりないこのマンガじたい一種 博物誌的だ。

    0
    2015年11月04日
  • スティーブ・ジョブズ(4)

    Posted by ブクログ

    取締役会で解任された等のJobsが怒ってばかりいる巻でした。巻末におまけで書かれている「ジョブズと古代ギリシャとその周辺」が本編とは全然違い、自由な感じ、軽い感じで面白かったです。

    0
    2015年10月19日
  • スティーブ・ジョブズ(4)

    Posted by ブクログ

    今日、一気に読んだ。

    自分で作った会社を追放されるとかきついなー。
    でもあの人柄ではしょうがないなー
    などと思った(笑)

    スカリーを説得した名セリフは、ぐっときた。
    恋愛に活かせるかもしれない。たぶん。知らんけど。

    0
    2015年09月27日
  • テルマエ・ロマエ 6巻

    Posted by ブクログ

    全巻通しての感想です。最初の頃のルシウス単独のギャグ多め展開も大好きでしたが後半の伊藤温泉編のラブストーリーもじわじわ好きになりました。とはいえ作者のローマ愛!!に圧倒されるばかりです。

    0
    2015年09月23日
  • モーレツ!イタリア家族

    Posted by ブクログ

    マリさんの「国境のない生き方」が面白くて、その流れで一気読みしてしまった。この本に登場したマルコが本作にも出てきて、なんだか嬉しかった。マリさん、凄まじい生活を楽しんでますね〜

    0
    2015年09月13日
  • テルマエ・ロマエ 6巻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    6巻一気読み。面白かった。でも最後の方は恋愛要素がメインでイマイチ。さつきのおじいちゃんはめちゃめちゃかっちょ良かったけど。ただ古代ローマ人が日本の温泉やお風呂を学ぶオモシロ漫画と思ってたけど、それだけじゃなかった。一話ごとにちゃんとローマにまつわるコラムがあって、ローマの歴史や文化を教えてくれるのだ。日本の男根信仰とか日本についても同時に学べるというか。温泉ってやっぱいいよねー。ルシウスの作った風呂に入りたいぜ。映画も見よう。

    0
    2015年09月13日
  • 世界の果てでも漫画描き 2 エジプト・シリア編

    Posted by ブクログ

    1巻よりも壮絶で賑やかで面白かった。エジプト行って陰鬱な顔をしてタクシー乗りてぇ…
    短編「ダマスカス式携帯電話」はちょっと面白すぎてずるいと思います。

    0
    2015年08月09日
  • 男性論 ECCE HOMO

    Posted by ブクログ

    古今東西さまざまな男性について論じつつ、「第5章 女性論」が秀逸!かわいげがなくても、いいじゃないか!(え、、違う?笑)

    0
    2015年05月24日
  • テルマエ・ロマエ 6巻

    Posted by ブクログ

    わお、古代にいっちゃいましたか。
    で、続きを読もうとしたら、、あれ?・これで終わり。。
    なんか、あっけない終わり方ですが、まあ、そういうものかもなあ。

    0
    2015年04月26日
  • ヤマザキマリのアジアで花咲け!なでしこたち2

    Posted by ブクログ

    たとえ世界のどこであろうとも、
    自分のやりたい事をやりとおす!
    その熱量において、
    この本はヤマザキさんに負けてるんじゃないか?
    と、感じた。

    読後、
    アジアの各地で頑張っていた女子達のエピソードよりも
    ヤマザキさんの
    ありあまるエネルギーの余波による痺れのほうが
    じんじん残っていて、
    私は彼女のファンだから楽しく読めたけど
    テーマに興味を持って手にとった読者はどうかなぁ?
    と、気になった。

    0
    2015年04月20日
  • スティーブ・ジョブズ(1)

    Posted by ブクログ

    稀代の変人、スティーブ・ジョブズの伝記のコミカライズ。
    ジョブズ本人は嫌な奴なわけですが、エキセントリックな彼の行動にただ困惑するか、なにかしらの可能性を感じるか、周りの人々の度量を問われているような気がします。彼の才能を殺すも生かすも彼ら次第。ジョブズは天才だけど、彼一人だけで製品が造られるわけじゃない。そんな偉人ではない苦労しただろう人々に凄いと言いたいです。

    0
    2015年03月20日
  • プリニウス 2巻

    Posted by ブクログ

    舞台は帝都ローマへと移り、緻密な描き込みに拍車がかかる。漫画としては少々読みにくく感じるほどだが、繰り返し見て味わうには適している。
    皇帝から娼婦まで多彩な人物が続々と登場し、ストーリーも込み入ってきた。気楽に読み流せる作品ではない。

    0
    2015年02月14日
  • プリニウス 2巻

    Posted by ブクログ

    皇帝の真情せまる訴え、部下の大活劇、次のコマに登場するなり全く別の事を考えてるプリニウス、すごい外し芸で笑った。大友克洋や上條淳士らを思い出させる背景画描写の徹底も、設定や物語の一部になり特にプリニウス邸なんか実に魅力的。

    0
    2015年02月14日
  • 男性論 ECCE HOMO

    Posted by ブクログ

    歴史に名を残す男性の生き方を通して、ヤマザキさんの人生の理想像が見えてくる。共感できるところ多し。日々の生活に居心地の悪さを感じながらもそこから抜け出せない私。ヤマザキさんの絵を描くことのようなものを私も見つけたい…

    0
    2015年02月13日
  • スティーブ・ジョブズ(3)

    Posted by ブクログ

    めんどくさい男……めんどくささとクリエイティビティしかない……(大問題)。誇れる、完璧な「自分の子」を執拗に求めていたという丁寧ですっきりした解釈がさすがのヤマザキマリ版。

    0
    2015年01月31日