ヤマザキマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
借りたもの。
「その時、歴史が動いた」状態――
遂に平たい顔族と親密なコミュニケーションを取る機会に恵まれた(?)ルシウス!
この巻を通して、ルシウスの凄い所を再認識する。
ローマ文化(主観)と異文化を比較しながらも、異文化を肯定的に受け止めている事だと思った。ローマと属領州というヒエラルキーの視点を持ちながらも、見下してはいない……貴族ではなく職人という立場故か、労働を卑下しない事もあるためかも知れない。
ルシウスの電気への衝撃とその解釈に感動。
一言だけだが、大プリニウスについても……それに関する補足コラムも面白い。
遂にヒロイン(平たい顔族と馬)という、怒涛の展開に次巻が気になって仕方 -
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