ヤマザキマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
パンデミックを前に世の中が動きを止めた頃、ヤマザキマリさんがどんな思いで過ごしたのか。
負を生にする。ペストからルネサンスが開花したように、コロナが逆に何か大きなエネルギーを生むかもしれない。そんな思いが伝わってくる。
ヤマザキマリさんが日本とイタリアで暮らし、たくさんの旅をしてきて、アウェイを味わってからこそ、俯瞰して日本が見える。対応の遅さは責任をとりたくない、周りの状況を確かめてから判断したいという日本人らしさがよく出ている。小さい頃から、先生の前で自分が学習したことを語るイタリアの教育。議論好きで民主主義が定着しているイタリアとの違いに歯痒くなる。自分自身を含めて。
ヤマザキマリさんは -
Posted by ブクログ
ヤマザキマリの事をよく知らず、前半は、会話のおうむ返しも多いし、本当に虫好きなのかを疑いながら養老孟司に擦り寄っているだけみたいな失礼な見方をしていたが、私の誤り。凄い素敵な人だった。息子さんも登場してくるが、自然な参加で心地良い。
虫の話が多い。そこから敷衍して考える世界観もあるし、私も虫の話には興味があるが、しかし、中々な、虫談義で胃もたれ。
地球そのものは、ただある存在。目的に向かって駆動したり、意思を持つものではないと思う。それを複雑と捉えるならば、恐らくそれは、主体の感性が勝手に複雑化してしまっているのだろう。虫はどうか。虫は目的のためだけに存在しているという気がする。この本書の -
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Posted by ブクログ
なぜ人が生贄を探すのか?
コロナ禍に流行った(?)自粛警察。
ルールを守らない人を槍玉にあげ、日常生活でたまった鬱憤を正統的に糾弾する。
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●平和になると戦いの場(ストレスや怒りの矛先)がなくなるため、正義中毒者が増える。
⇒生贄を探し、炎上。
日本は無宗教、災害が多いため、
⇒不安定さを排除する(=生贄探し)行為に繋がる
●"世間体"という戒律
群れとして一体化しているから、個人は特定できないだろうという安心感。匿名で人格を変え、ふだん人前では言えないことを言えるTwitter
誰かをやり玉にあげることで、他者が団結し、ルールを守るた -