ヤマザキマリのレビュー一覧

  • 男性論 ECCE HOMO

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    テルマエ・ロマエの原作者による男性論というタイトルに名を借りた日本文化論。空間の横軸と時間の縦軸を組み合わせて人物を捉えるという視点は面白い。時空を超えて、憧れの人、目標とすべき人を探すのは大切なことだろう。
    内向きになりがちな日本人は、空気をよりよく読むようになって、変人が生まれにくくなった。自分の鏡を内に持ち、人の目を気にせず生きることが必要なんだけどな。人付き合いをしないわけではないが、人に合わせすぎる人生は陳腐だ。生きた人生を生きるには、自分の鏡が必要だ。

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    2014年05月05日
  • 男性論 ECCE HOMO

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    『テルマエ・ロマエ』の著者ヤマザキマリさんの本。古代ローマで活躍した人物から男性論が語られるが、彼らに対して思い馳せる著者の語り口は純粋で真摯。また、タイトルから予期していなかった女性論や芸術論、仕事観・人生観、さらには、現代日本批判まで繰り広げられるが、それらのひとつひとつが小気味よい。決して美談とは言い難い著者の生活ぶりと経験をベースに展開された「ヤマザキマリ」ワールドが形成されていて、ぐいぐいとひきこまれた。

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    2014年05月05日
  • スティーブ・ジョブズ(2)

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    やっぱり、色々と意外な事実があって面白いな。順調に思えたアップルだけど、やっぱり最初は色々あったんだねえ。ここからどうやってあそこまで拡大していったのか、ストーリーも意外に引き込まれるんだよな。

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    2014年04月26日
  • それではさっそくBuonappetito!

    購入済み

    ハラ減った!

    読んでいるとどんどんお腹が減ってきます。
    特に、ピザとかピザとかピザ.......

    あと、ヌテラとムケッカが気になります。

    基本、面白おかしいエッセイマンガなんですが、
    イタリアやポルトガルの人たちが、どんな気持ちで
    地元の料理を愛して、食べているのかが伝わってきます。

    でも前半の貧乏ながら工夫して美味しく食べているあたりのほうが好きかな?

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    2014年04月23日
  • スティーブ・ジョブズ(2)

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    改めてジョブズの行動力と揺るぎない強い意志にとても刺激を受ける。今回はインドの旅からアップル2の開発まで。

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    2014年04月22日
  • SWEET HOME CHICAGO(3)

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    いちばん印象に残ったのが、あとがきの、「アメリカの競争社会も胸が詰まる程辛いものに感じた」ってところ。アメリカってそうなのかー、と。厳しそう。

    息子デルスくんが高校卒業して家を出ても、まったく寂しいとは思わなかったっていうのがやっぱりすごいなーと。わたしのほうがなんだか寂しくなっている。デルスくん好きだった。やっぱりちゃんと目標をもって日々を忙しくすごしている人は、寂しいなんて感じないんだろうなあとか。

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    2014年04月21日
  • スティーブ・ジョブズ(2)

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    ネタバレ

    ヒッピーなスティーブ・ジョブズさんが、徐々に変わっていく様子が描かれていて、ページを進むごとにのめり込んでいきます。この巻の中では特に会社の名前を「アップル」と決めるところが好きです。
    後半の方にジョブズさんとウォズニアックさんがショートするシーンは二人の感情が時を超えて、こちらまで伝わってくるかのようです。
    それとマイク・マークラさんの登場シーンは映画『スティーブ・ジョブズ』を彷彿させます。

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    2014年08月06日
  • スティーブ・ジョブズ(1)

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    圧倒的な画力で描かれています。登場する人たちと実際にあったことがないのに「そう、そう、こんな顔の人だった」て思ってしまうほどです。原作の内容が漫画ならではのアレンジがされていて、その世界観に時間を忘れてのめり込んでしまいます。
    スティーブ・ジョブズさんが好きな人は「このエピソードも載せて欲しかったな」て感じるかもしれません。

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    2014年04月20日
  • テルマエ・ロマエ 5巻

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    4のときもそうだったけど、それ以上に続きが気になる。これからルシウスはどうなるのだろう?もうそろそろマンガは終盤な様子だけど、おもしろいし、もっと続いて欲しいなぁ。

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    2014年04月16日
  • PIL

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    ステキなキャラクターとほっこりして笑えるストーリー!
    登場人物がいままでに読んだり、予想もしないようなキャラクターで大好きな作品。

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    2014年04月08日
  • 男性論 ECCE HOMO

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    「テルマエ・ロマエ」の作者ヤマザキマリさんによる男性論。
    この作者らしく、古代ローマの男たち、とりわけハドリアヌスが魅力的と語る。

    続いてルネサンス時代のアーティスト・ラファエロ、
    さらにはスティーブ・ジョブズといった人たちが取り上げられている。

    彼らに共通する、「古代ローマ=ルネサンス的なもの」とは、
    「寛容性」、「ダイナミズム」、そして「増長性」。

    「寛容性」とは、他人の感覚を自分のものにでき、その人の感覚に寄り添えること。

    「増長性」とは、時代の移り変わりに合わせてフレキシブルに振る舞えること、
    完璧であるよりも、未完で伸びしろを持ち続けること。

    なかなか高いハードルだけれど、さらに、
    即物的で現実的な側面をもちながらも、
    空想・イマジネーションを具現化できる技術を合わせ持つことが
    「男子の魅力」であると言っています。

    空想というのはいい言葉、
    ビッグなことを思い描いて実現できてしまう人というのは、たしかに凄い!

    という男性論ですが、ここに出てくる男達の多くは、
    彼女が出会ったことのないひと。
    どうして、これらの男達が増長性を持っているなんてわかるのでしょう?

    そこで大事になるのが、自分オリジナルの辞書を作ること。
    ヤマザキさんは、17歳で絵を学びにイタリアにわたり、
    その後、世界中を渡り歩き、波乱の人生を送っている。
    その時々の感情に加え、本を読んだり、映画を観たりして得た経験が
    自分のなかに織り込まれ、ミルフィーユ状態の辞書ができている。

    この辞書を持って想像力を駆使すると、今は生きていない人たちとも
    親密につき合うことができるという。

    「テルマエ・ロマエ」のようなユニークで魅力的な作品ができる所以である。

    「テルマエ・ロマエ」のルシウスが現在の日本に現れたように、
    過去の人たちの想いを共有できる、そんな辞書をもつことができたら
    どんなに幸せなことだろう。

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    2014年04月05日
  • 男性論 ECCE HOMO

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    読みやすく面白かった。
    男性論というタイトルだけど、長い時間海外で過ごした作者の、海外と日本の比較文化論といった内容のように思えた。

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    2014年03月25日
  • 男性論 ECCE HOMO

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    映画にもなったコミック「テルマエ・ロマエ」の原作者であるヤマザキマリ氏の、男を見つめる目線から見た人生論を書いた著書。「テルマエ・ロマエ」は映画でも、原作のコミックでも、観たり読んだりした方はご存じだと思うけど、この作品はかなり奇妙だと思う。古代ローマ人であるルシウスが、テルマエ<風呂>を通じて、現代の日本にタイムスリップ。いろいろ現代の日本風呂文化を知りながら、それを古代ローマに伝えていくという、ざっくりというと、そんなお話なのだ。なぜ、テルマエを中心に物語を進めるのか? なぜに古代ローマにこだわるのか? そんな著者の目線を「テルマエ・ロマエ」を中心に追いながら、私たちに明日を生きていくための人生論を展開してくれている。

    【引用】現在の日本には絶対的に足りないものがあるとも思うのです。それは、ここに暮らす人々が「生きる喜び」の実感を得るための、機会や制度や気運といったものです。(P.15)

    古代ローマに常に視点があるのは、著者自身が長年ヨーロッパ、特にイタリアに住んでいて分かる自由さがあり、今の日本との違いを如実に感じていることがあるのでしょう。

    【引用】つまり、つねに古代ローマには未完であることをよしとする性質があるわけです。「ここまでできたからもういい」とはならない。時代が刻々と移り変わるから、ぼんやりとしていたら生きていられない。今日と明日はもう違う世界。生き延びるにはフレキシブルに変化できなければならないから、完璧であることよりも、未完であり、伸びしろを持ち続けることを重視する。(P.57)

    いずれ紹介する他の本にもあるのですが、今の欧米の白黒はっきりつける社会に比べて、あわいの世界に日本人は生きていると思うのです。物事に結論をつけずに、いろいろな多様な考え方を取り入れようとする文化は、未開な部分でもどんどん世界を拡げていける可能性を秘めている。元来、不安定な自然界と対話しながら、適応して生きる仕組みを日本文化はつくってきた。同じことが、古代ローマの世界観にもあるのかなと読んでいて感じました。

    【引用】ひとりの人間では、万物を認識することはできない。それは悲しいことではあるけれど、だからこそ、地球のほかの場所、あるいは歴史的にちがう時代のひとはこんなふうに物事を認識しているのかと知るのが楽しいのだと思います。知るって、やっぱりおもしろい。認識を共有することのおもしろさに、ルシウスもわたしもとりつかれている人間なのでしょう。(P.63)

    やや偏った見方かもしれないですが、自分が自分という身体に意識を持って生まれてきたのは偶然の産物なんだと思うんです。逆に見れば、自己意識というのは目の前の人に宿っていた可能性もあるし、時代を越えて、歴史上の有名な人物に宿っていたものかもしれない。そう見ると、世の中の人がやっていることは、すべて自分がやっていることとも思えていいのかもしれません。だからこそ、いろんな考えを知りたい、、知識欲というのは、僕の場合、そういうところから生まれてきます。

    【引用】日本にいるだけでは考えもしない問いに身を置くこと。グローバルな視野、などと大げさに言わなくとも、他人の感覚を自分のものにできる人は単純にかっこいい。他者への寛容性の第一歩は、この他人の感覚に寄り添えるかどうかだと思うのです。(P.216)

    そうそう、自分の感覚にフワッと入ってこれる人って魅力的ですよね。それにはまず謙虚に他人を見つめること、知りたいと思うことから始まるのだと思います。

    【引用】つまるところ、自分を助けてくれるものがあるとしたら、それは想像力だと思います。想像力という比喩は月並みに聞こえるかもしれないですが、言い換えるならば、自分自身で時間をかけて「辞書」を作り上げていくということ。いろんな書物を読んだり、絵や映画を見たり、音楽を聴いたり、世界中の街を歩いてみたりする。そうやって自分の想像力を駆使することで、今は生きていない人たちとも、親密に付き合うことができるわけです。(中略)なにか大きな局面に直面したときに、今の自分を助けてくれるヒントに満ちています。(P.222)

    僕が映画や読書が好きなのは、自分の普段では感じ取れない感覚を、映像だったり、文字だったりの媒体を通じて伝えてくれるからだと思います。大げさかもしれないけど、映画や本があるから、僕は人間らしい生活が送れる。映画がなかったら、生物的には生きられるのかもしれないけど、中身が詰まっていない空虚な人間でしかなかったことでしょう。こうした”人生の魅力”というものを、いろんなカッコいい人たちの生き方から学べる素敵な本です。

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    2014年02月20日
  • ルミとマヤとその周辺(2)

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    同情したっていいんだよ。

    見下している?
    かもしれない。
    でも、同情しないことが、つらさを想像しないことの言い訳になっていたらもっといけない。
    傲慢でも、手をさしのべることをためらうべきではないのかもしれません。

    人との関わりが重荷で、そこから自由になった僕たちは、独りぼっちの寂しさに立ちすくむ。
    丁度よいは、なかなか見つからない。
    人によっても違うから。

    いまだに、人との距離の取り方は、難しい。

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    2014年02月10日
  • テルマエ・ロマエ 6巻

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    ネタバレ

    ハッピーエンド!さつきは古代ローマでルシウスの子を産んだようですね。大団円でしたが、ラストは映画版の方が面白かったかも。

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    2014年02月10日
  • 女神的リーダーシップ ~世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である

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    思いやり、共感そして自分の弱さを認める勇気など女性的なリーダーシップがイノベーションを起すとして、イギリス、日本、インド、中国など13ヶ国の各種アンケート結果や成功事例を紹介。日本については東日本大震災の助け合いなどが事例として言及され、草食化がダイバーシティの一環とも説かれるなど、従来(特に日本)の権威主義的縦型男社会の終焉を予感させる好著、心したいと思います^^;

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    2014年01月26日
  • ヤマザキマリのアジアで花咲け!なでしこたち2

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    ネタバレ

    今回もパワフルななでしこ達が登場し、その働きぶりと熱意が素晴らしい。
    インタビューするヤマザキマリさんも負けないくらいパワフルで、こういう旅がマンガへのインスピレーションになるんだろうなと思った。

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    2014年01月21日
  • テルマエ・ロマエ 6巻

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    冬休みの読書。全巻いっきに読んだ。
    おもしろかったー!
    けど、最後の方が無理矢理すぎる展開…
    ここまでブームになっちゃう予定じゃなかったみたいだから仕方ないのかな。それにしても…
    ちなみに映画とは全然違ってた。

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    2014年01月04日
  • スティーブ・ジョブズ(1)

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    冒頭の入り方はなかなか良かった。
    スティーブジョブズについては全然知らなかったんだけど、技術一辺倒って感じの人ではなかったんだな。禅にはまったり、インドに修行に出かけたり、色々と意外だった。

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    2013年12月29日
  • テルマエ・ロマエ 6巻

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    最後はかなりの急展開で、ハッピーエンド。風呂の話一本でよくここまで話を繋いだものだ。
    でもあの温泉街はどうなったのだろう?

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    2013年12月14日