ヤマザキマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「テルマエ・ロマエ3」4
著者 ヤマザキマリ
出版 エンターブレイン
p81より引用
“ですが世の中には、日常の緊張や様々な義務感から解放されて
伸びたパンツのゴムみたいな精神状態にならないと、欲しいと思
えない「物」というのが存在するということを、温泉街の土産物
は教えてくれます。”
古代ローマの浴場建設技師を主人公とした、浴場文化をテーマ
にした一冊。
ある夜、元老院から書状を受け取った主人公ルシウス、向かっ
た先で待ち構えていたのは…。
上記の引用は、幕間のエッセイでの一文。
どこで読んだか忘れましたが、無駄ほど素敵な物はないというの
は、こういう事なのかもしれません。
私も旅行で温泉に行ったことはありますが、大抵仕事関係なの
で古いパンツのゴムみたいにゆるみきれたことは無いように思い
ます。一緒に行った他の人から見たら、ゆるゆるなのかもしれま
せんが。一度は体験したいものです。
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Posted by ブクログ
「テルマエ・ロマエ4」4
著者 ヤマザキマリ
出版 エンターブレイン
p132より引用
“徹底的に制御された精神性と身体性を要求される踊りがどれだ
け大変なものか、私は稽古の度に痛感していました。”
古代ローマの浴場建設技師を主人公とした、浴場文化をテーマ
にした一冊。
次期皇帝を亡くし、気落ちする皇帝を浴場に誘った主人公ルシ
ウス、そこで大きな事業を引き受けることになるのだが…。
上記の引用は、幕間のエッセイでの一文。
日本舞踊を習っていた著者の感想。型にはめるという練習法は、
日本には昔からある方法のようです。真似をするなら簡単そうに
思ってしまいますが、完全に同じように真似をするというのは大
変難しいことのようです。体つきが同じでないのですから、まあ
難しいのは当たり前なのかもしれませんが。
この作品は映画にもなって大ヒットしたようですが、私は漫画
だけで完結しておいて欲しかったなと思います。
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Posted by ブクログ
「テルマエ・ロマエ2」4
著者 ヤマザキマリ
出版 エンターブレイン
p119より引用
“人をここまで引き付けるバナナという果物、アレキサンダー大
王は遠征地インドで食べたらしいですが、ローマにも存在してい
たら美食家たちはさぞかし大喜びだったに違いありません。”
古代ローマの浴場建設技師を主人公とした、浴場文化をテーマ
に扱った一冊。
とある事情で妻に逃げられた主人公ルシウス、原因を解決する
ために向かった先は…。
上記の引用は、幕間のエッセイでの一文。
古代から現在まで、バナナの美味しさは変わりが無いようです。
巻末に数々の漫画賞を受賞したりしたと書かれていますが、こ
の出版社が今の状態になる前にこの作品が出されていたら、どう
なっていたのだろうなとは思います。
この作品は大変面白くて大好きなのですが、作品が面白いのと売
れるかどうかは、いつも比例しているわけではないのではないか
と思います。
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Posted by ブクログ
息子をつれてヨルダンにいけば、二家族合同でシリアを回る。仕事でも仕事のストレス発散でも世界を回るヤマザキ先生の壮絶なエピソードの数々が今回も光りました。
子供に子供のようだと言われるはしゃぎっぷり。山崎先生夫婦の遺跡マニアぶりはオタクの息子ですら寄せ付けない。インディージョーンズで釣られる息子デルスくんが不憫でならなかったけどある意味で貴重な体験なのかな。親の趣味の延長線上に付き合わされ大人の階段をひとつ登ってるデルスくんが面白かった。
親がそうなら親の親はさらにすごい。超イタリア家族と女傑ヤマザキ母他オマケという灰汁の強すぎるメンバーでの旅行なシリア編。イタリアチームの観光気分に押され遺跡を楽しめないエピソードはヤマザキ作品「モーレツ!イタリア家族」を思い出す一時でした。
「テルマエロマエ」以来大忙しのヤマザキ先生ですが仕事又は仕事の合間にも旅行は欠かさず。フランス編の話も面白かったですが、今回サブタイトルにもなっているチベット編に惹かれました。ついた途端高山病と診断され峠宣告、外国こえーと思いつつもチベットの雄大な自然を見てみたい衝動に駆られました。僕もヤクバター茶に挑戦してみたい。絶対おかわりできなさそうだけど。
台湾も行ってみたいし、海外話みるとまだ見ぬ情景に思いを馳せるなぁ -
Posted by ブクログ
ヤマザキ・マリは、タダモノではない。
彼女の持っているバックグラウンドの大きさを感じた。
この巻は、「世界の果てでも漫画描き」と、「SPLENDOR!」の、大きく分けて二つのコンテンツが入っている。
前者は、イタリア留学中にキューバにボランティアに行った顛末を描いたもの。
旅は主観的には好きではないのに、移動しなくては生きていけない不思議な「体質」。
モノがなくてまずしいキューバの人の暮らしの中の豊かさ。
全体としてはギャグ漫画的だけれど、深く考えさせられるものがある。
後者は、イタリアで修行中の絵画の修復士ミツコの物語。
初出は少女漫画誌で、彼女の初期の作品の第一話だそうだ。
不人気で、このあと、神の手を持つ修復士の「教授」とミツのラブストーリーに移行してしまったのだというが・・・
青年誌で、お仕事漫画として連載したらよかったのに・・・と思われてならない。