ヤマザキマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この番組、好き。ヤマザキマリさんも好き。こんな本あるんだ、知らなかった。読んでみたい。
マリさんの半生も書かれていますが、より〈表現者としての人間〉〈表現することとは〉〈表現と自由〉など「表現者」というテーマに沿って本著は進んでいく。
精神性の生き物である私たち人間は人生を通して何を表現するのか、私はとても興味がある。
クリエイティブな仕事をしていなくても、家庭内従事者、社会人、学生、高齢者、子どもたち、いわゆる普通の人も何かを表現してコミュニティの中で上手くやったり、上手くやれなくて孤独感を感じたりしているのでは?そのやってることって表現なのでは?それってコミュニケーションなのでは?と思っている。人生をかけて表現するっていうのは少し仰々しいけど。表現者としての人間、遠い未来でも良いから受け取る人がいないと成り立たない。その表現に気がつける人間でいたいと思った。 -
Posted by ブクログ
※ワシントンハイツ:当時の米軍駐留地。代々木にあった。 何か親しげにアベベに話しかける闖入者! 運動は立派な人間の「表現」じゃ_絵や彫刻や音楽と同じく人々を感動させる「表現」なんじゃよ 本来は螽斯では無く蝉なのですが でも初期のオリンピア祭典とは元々神に捧げる為に催されていたものであり、人々はその期間きっぱり戦争をやめていたのです。 国民的歌手・三波春夫は『東京五輪音頭』を歌う等64年東京オリンピックの象徴にもなった。 戦後昭和が生み出した文化には、ドリフやクレイジーキャッツのような、個性とオリジナリティが傑出したボーダー破りでエネルギッシュなムーブメントが有りました。 彼もスポーツの「表現」としての素晴らしさと、「戦争のメタファー」という悲しさの二律背反の間で葛藤し、悲劇に巻き込まれた人です。 そして博物学者大プリニウスも多大なる敬いを抱いていた地中海文明の礎の地
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Posted by ブクログ
漫画家のエッセイってなんだろうと思って手に取ったものの、
ヤマザキマリのことは「テルマエ・ロマエ」の原作者、
ということくらいしか知らなかったので、
まさかイタリア在住で、生活のために漫画を描き始めて、
世界の色々な都市で暮らしたことのある方だとは思わなかった。
世界中で暮らした中で出会った食についてまとめられたもので、
1つの話題に、彼女の経験が書かれていて、
次に歴史的な背景が知識として書かれている。
そして大体締めにくる後半には”古代ローマ”ではどうだったか、ということも書き加えられるので、
彼女がいかに漫画を描くうえリサーチをしていたのかが、
このエッセイに裏打ちされているようで小気味が良かった。
そして彼女が暮らしているイタリアのマンマの知識
・貧血の徳は馬の肉の煮込み
・ビネガーは料理だけでなく掃除も
などの知識は、彼女が実際にそこで暮らしているからこそ知り得た経験にほかならない。
サクッと微笑ましい気持ちになるエッセイでした。 -
Posted by ブクログ
ある地には人の命を狙うタナトス(死神)が潜んでいるのに違いありません ぶるーたすぅおめもがあぁぁ メメント・モリ(死を思え)か…生きている奢りを捨て死者と対話する場所… ソルフォタラ火山の火口は今でも温泉が煮え滾り 賽の河原に佇むと、そこに神秘的なパステル調コバルトブルーの水を湛えた宇曽利湖の白い砂浜が見えてくる 「口寄せ」と呼ばれる除霊術を使って死者の魂を呼ぶと言われている このひょうたん温泉で使われているのが「湯雨竹」というネーミングのついた冷却装置である 実はこの温泉蒸気吸入はヨーロッパの温泉地でも リラックスや鎮静作用も有るそうだ 今回のエピソードではこの石原荘とハドリアヌスの別荘を結び付けてみた訳だが 修験道は飛鳥時代に役行者(えんのぎょうじゃ/役小角=えんのおづぬ)によって齎されたとされている うちわ湧出温度が25度に足らんげわ_ほやし温泉でのうて”鉱泉“なげよ 表面に”いしる“という魚醤(ガルム)を塗ってるんです 自省的な心地になるのではなかろうか
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購入済み
たいへんだなあと
割引+クーポンで購入。
繰り返し読みたい内容ではなかったので☆3です。
割引中ならお買い得だと思います。
漫画なのでおもしろおかしくテンポよく描かれていますが、
白人大家族の中で東洋人女性が一人。
このギャク漫画の背後には、
想像を絶する苦労があったのだろうと思うと、
私自身も海外で苦労したので、単純には笑えなかったです。
イタリアの文化に興味があったので、
日本ではあまり知られていない、
イタリア人の暮らしぶりが知れてよかったです。
しかし、イタリアの皆さんは心が広いというか、
大雑把というか。ユニークな方たちですね。
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Posted by ブクログ
ヤマザキマリさんが彼女の母の子育てについて回想する。理想やヴィジョンを持たずに世間体を気にしない母、リョウコ。とても逞しくパワフルな女性だ。当時の世相を考えると、今以上だろう。
全体を通して面白おかしく描かれているが、読後に一抹の寂しさみたいなものを感じる。なぜだろう。
素敵な描写があった。
この地球に生まれてきたからには、この海がどれだけ広いのかを教えてあげる。海という世界で生きるのは厳しいけれど、どこまでも、どんどん思う存分に泳げるということを教えてあげる。だから、そのあとは自分で好きなようにどんどん生きていくのよ。
2026.8.16 -
Posted by ブクログ
「ムスコ物語」が面白かったので、ヤマザキさんのリスボン時代をもう少し詳しく!と思ってこちらも手に取ってみた
内容は、mixiとその後に始めたブログでの日記とのこと
時期はこの日記が書かれた頃より後になるが、私も趣味の集まりの知人に招待されてmixiのアカウントを持っていたことがある
わりと閉じたコミュニケーションの場だったせいか、プライベートな話題、特に家庭や職場での愚痴を書く人がけっこういて、私は趣味に関する交流だけがしたかったのですぐに足が遠のいてしまった
で、この本
そういったmixiの空気感そのもの!
見知らぬ不特定多数に向けてではなく、友人知人への近況報告や世間話的な文章で、だいぶ愚痴多め
なので、読み始めは、これは失敗したなと思った
とはいえやっぱり愚痴の部分以外は波乱万丈で面白くもあり、自分に起きたささやかなトラブルなんて、ほんと気にするほどたいしたことではないな!と思える