ヤマザキマリのレビュー一覧
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購入済み
あちこち
デメトリウスの飛ぶ先が2020年にもなったりするので予測がつかない。
プラトンとの出会いが彼を変えるのだろうけれども、意外と周囲に良い影響を? -
Posted by ブクログ
漫画家ヤマザキマリさんの仕事やお金や生き方に関するエッセイ。彼女の漫画は読んだことがないのだが、波乱万丈の人生を送ってきたことは前回読んだ「貧乏ピッツア」というエッセイで知った。
本書にも彼女の子供時代、青春時代、仕事を始めてからの様々な苦労や喜びが詰まっている。
彼女はスゴいお母様に育てられ、それが彼女の人生観に大きく影響している。シングルマザーの母は、オーケストラでのビオラ奏者で、収入は安定しているとは言えない。そんな母はお金に無頓着で、14歳だったマリさんを一人で欧州旅行に行かせ、17歳でイタリアに美術の留学に行かせるのだ。
イタリア時代は食べることすらままならないほど貧乏で、さらにヒモ -
Posted by ブクログ
ヤマザキマリさんがスナック菓子を絶賛していたので今日は辛めのポテチを食べてみた。まさに禁断の味である。スナック菓子や清涼飲料水は、禁止されればされるほど、人目いや親の目を盗んで口にいれたくなる。マリさんも同じらしい。特に「カール」が好きらしい。私はカールのカレー味が好きだった。
食べ物の話満載のこのエッセイは体に悪い。
イタリアにおけるオリーブオイルの万能さ。薬の役割まである。鉄分豊富な馬肉、パレルモ地方でもなぜかか食べたくなる餃子などなど。
外国は水だけでなく生卵には用心しないと。それにしてもマリさん。倒れても倒れてもはいあがる。
今回も出てきた転校していく友達が、お世話になったお礼に風呂 -
Posted by ブクログ
ネタバレ●「弁証力」というヨーロッパの教養
●言葉の力は「熟考」がもたらす
→日本人には演説が得意なリーダーが少ない。それは、西洋式の民主主義が日本に根付いていない、かつ根付きにくいことに原因があるのではないか。そもそも「和」「空気を読む」ことを重視してきた日本社会においては、言葉を通じて人を動かす必要性も習慣もない。各々が社会の中で学んで、集団を形成してきた経緯もあるため、なかなかリーダーが言葉で示し、煽動していくという形が作りづらい文化なのではないか。
●ローマ帝国を滅ぼした疫病の記憶
●古代ローマ史並みの、家族のドラマ
→イタリアでは感染症の歴史を教育の中で学んでいくが、日本は「形で見える崩壊 -
Posted by ブクログ
帯の
「完全な偶然の中で知り合う他人というのもまた、見知らぬ土地への旅と同じく、自分の人生観や生き方を変えるかもしれない要素を持った、未知の壮大な世界そのものだということを、自分の人生を振り返ると痛感させられるのである。」が詰まったエッセイ集。
世界各国を旅して、色んな人に出会い、色んなことを吸収して、人との出会いが人を成長させるんだなって素直に思える本。1話5ページ程で笑いあり涙あり挿絵も美しい。マリさんを構築するものが垣間見える良質なエッセイたち。色んな出会いがあるけれど、登場人物たちは孤独や苦悩を抱えながらも各々懸命に生きていて、かっこいいなと思えた。切なくなる話もあるけどそれでも前を -
Posted by ブクログ
2023/12/10リクエスト 41
手元に届くまで半年かかったけど、知らない世界を一瞬で旅したような気持ちになる。
日天でよくゲストに出ているので、マルコおじさんに家出娘と間違われたエピソードは何度か聞いたけど、あの方がこの文章を書きこの素敵な絵を描くことに改めて驚く。プロの絵描きさんだけど、文章がとてもうまい。絵も文も、喋りも、とっても魅力的。
そして遠い縁者がバンバン出てくることにも驚く。記憶力もすごいし!
義母の母、とかサラッと書かれてもよく考えないとわからなかった。自分にあまりに親戚縁者がいないからかもしれない。
貧乏ピッツァも楽しみ。