ヤマザキマリのレビュー一覧
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1巻に比べてルシウスがお茶目なキャラになっていってる気がした。それから「平たい顔族」に愛着がわいてきているような。
しょっぱなから「こ、これは…」と思うような話だったが風呂から風呂へタイムスリップ(?)するルシウスはむしろ裸が基本だった。姦通法など歴史に絡めた話がちょいちょい増えたかな、というのが印象。
世界史大好きな自分としては、いつ出てくるかなーと待っていたマルクス・アウレリウス・アントニヌスが出てきてうはうは。哲人皇帝!素敵!
ヤマザキさんの描く子どもはとっても可愛らしくて好き。ルシウスは濃ゆい。ゲルマンはもっと濃ゆい。
失礼だけど正直1巻を読んだ時に「もう風呂ネタは尽きてしまったんじゃ -
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マンガ大賞2010をとって、ウチのまわりでも評判のいいマンガです。
マンガ大賞は、2009年は「ちはやぶる」がとってて、これは、とてもおもしろかったということで、ちょっと注目の賞です。
チ○○丸出しの表紙は、それでも、ものすごい損をしている気がします。
うーん、ストーリー自体は、けっこう地味な展開です。
ひたすら主人公が真面目で、テーマが「風呂」という狭さが笑いを誘います。
でも、今のところ、深くて人生がかわりそうになるぐらいの衝撃(というか感動)は、うけてないです。
しかし、風呂のはじまりって温泉ではないのかと思ったり、そうすると、その元が忘れ去られているぐらいローマは、文明的だったの -
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正義感を振りかざして他人を生贄にしようとする。
文章になると大げさな表現だけど、誰でも思い当たることだと思う。
ヤマザキマリさんの旦那さんの言葉「困ったり苦しんでいる人を、純粋な慈愛をもって助けてあげることができるかどうか、そういう人間がどれだけいるかどうかが人類の文明の尺度になると思う」。これはぶれない正義にも繋がる。
同じ頃、朝ドラあんぱんで、やなせたかし先生も同じように考え、正義の味方アンパンマンが生まれたと知った。
自分と違う人のことを想像して、他人を理解しようとするところから始めないと、現代の魔女狩りの犠牲になるのは自分や家族かもしれない… -
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ネタバレ今更、完結していないことを知った。
今年2025冬に三巻が発売されるらしいが、しばらく続くのだろうか。今執筆中ということは興味深いが、それならば日本の名湯・温泉旅行記として読む感じだな。
サツキとの謎はでは、解明されるのもしばらく先になるだろう。
でもそこがメインの興味というわけではないので良いか。
第6話 恐山温泉
硫黄の臭気により倒れる人をサインで予防、冥界への入り口、降霊(イタコ)などソルファタラの火山地帯を生かした温泉つくり。
第7話 ひょうたん温泉
女好きケイオニウスにそっくりな息子ルキウス・ウェルスが登場。
痰が絡む皇帝ピウス、倹約家のお婆さん(新お手伝いさん?)に勧められたひ -
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ネタバレ第一話 後生掛温泉
テルマエロマエ一巻のように、一話ごとにタイムスリップが完結するようになっているので面白い。ルシウスは歳をとり、子供も成長し、皇帝はアウグストス・ピウスになった。
表紙はなんなのかと思ったら箱風呂に入ったルシウスが快感に浸っている時の表情だった。後生掛温泉、ぜひ行ってみたくなる描写だった。
第二話 新菊島温泉ホテル
これが私?は笑った。この漫画シリーズで初めて面白いと思ったかも。
残念ながら現存していない温泉らしいが、続テルマエロマエでは温泉データも詳細に描かれているのでガイドブックとしても良い。
ぬめぬめのお湯と天狗がフィーチャーされた回。
第3話 伊せや、蓬莱館
オイ