ヤマザキマリのレビュー一覧

  • パンデミックの文明論

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    コロナ禍に於ける日本とイタリアの比較文化論を皮切りに古代ローマまで歴史を振り返りつつ脳科学で掘り下げます。テンポの良い会話が小気味よい。

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    2021年06月09日
  • モーレツ!イタリア家族

    無料版購入済み

    おおらか

    典型的なイタリア人気質の人々もおもしろいけど、全然イタリア人ぽくない古臭い夫もいい。家族の写真や夫の肖像画が載っているけどちょっと見づらいのが残念…

    #笑える

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    2022年09月29日
  • パスタぎらい(新潮新書)

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    イタリアには旅行で行ったことしかないんですけど、ヨーロッパに住んでいたことがあるのでマリさんの話に共感させられることが多くてスラスラよめました。
    世界中のどんな料理でも日本人なら現地のもの以上の味を作れる。これって本当にすごいことです。
    日本人は舌が肥えてるし、本当に食に対するこだわりが半端じゃないなと思いますね。
    早くイタリアに行ってトリッパ食べたいです!!

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    2021年06月01日
  • パンデミックの文明論

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    意外な2ひとつの対談。文化の違いとか、歴史的な視点からの文化の違いなど、興味深い。さらさらっと読める。続きもあったら読みたい

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    2021年04月18日
  • とらわれない生き方 母として 「いいお母さん」プレッシャーのかわし方

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    ヤマザキマリの母親論。
    著者自身はすごくインテリです。たくさん本を読んで色んな経験をしている教養人ですね。
    資本主義社会や日本式の学歴社会を否定的に捉えていて、人間は自然の中で生きる事、心からやりたいと思う事を人に流されずにやる事、親の役目は子にそれを伝える事。
    子供に東大に行かせたい、医者になってほしいと思うなら自分がなればいい。親の出来なかった事を子供に叶えてもらうのは間違いだ。
    子供は親の背中を見て育つから親がまず自分を持つこと、自分の人生を生きる事が大切。世間体を気にしてたら本当にやりたい事もできなくなってしまう、世間なんか気にせず親も子もやりたい様に生きていいよというところでしょうか

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    2021年04月14日
  • 望遠ニッポン見聞録

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    海外生活の長い筆者の目から見た日本という国や筆者の知人からみた日本と日本人について、実体験がユーモアたっぷりに書かれている。外国にかぶれているわけではなく、傍観者としての視点で書かれていることが、この本を最後まで落ち着いて読めるポイントかなと思う。

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    2021年03月07日
  • 望遠ニッポン見聞録

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    表紙に惹かれて、内容確かめずに購入。外国に住む日本人から見た日本、がテーマのエッセイだった。
    イタリア、というと塩野七生さんを思い出すけど、ヤマモトさんは比べると随分庶民的。イタリアとは!って大壇上からふりかざす感じじゃなくて、身の回りの日常から見たイタリアと日本の対比みたいなことを柔らかく書いてる。
    内容の善し悪しではないんだけど、でも最近は日本人と外国の人の文化の違いみたいなものについて書かれた書にあまり興味がなくなってしまったなと実感。
    結局「自分が体感したことが自分にとっての認識になる」に落ち着いたからかな。
    筆者が何をどんな風に体感したのかという記述はからはその人

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    2021年02月21日
  • パンデミックの文明論

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    歴史上の感染症への対応や、海外のコロナ禍への対応の国民性による違い
    感染症を切り口に世界の多様さの一端を垣間見えて面白かった

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    2021年01月25日
  • パンデミックの文明論

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    ネタバレ

    日本では生活空間も趣味もお年寄りと若者がまじりあわないが、イタリアなどでは世代関係なく交流があるのに驚いた。

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    2021年01月20日
  • パンデミックの文明論

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    頭のいい人たちの世間話。
    第3波で感染爆発が起きてる今と対談時期との間では状況が異なるので、ズレ感はあるが、話題が多岐にわたるので、隙間時間にちょろっと読むのにちょうどよい。
    コロナ禍で約1年友達と会えてない。わたしもバカ話がしたい。

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    2021年01月08日
  • パスタぎらい(新潮新書)

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    美味しいと思えないものを無理やり食べるところから「味覚の外交力」が始まり、寛容性が生まれるのかもしれない。

    食の寛容性は日本が突出している。異国の珍しいものでも躊躇なく食べ、世界中のあらゆる料理や調味料が手に入る。和食の繊細な味から、スナック菓子のバリエーションまで、ここまで豊富な国はない。
    ヨーロッパ各国はそれが中々難しい。ワインやチーズにしてもその土地の産地のものしかほぼ置かれていないし、そもそも需要がない。また、料理に関しても然り。
    だがローマ人は違う。貪欲な食欲と食への探究心を持っている。

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    2021年01月01日
  • パンデミックの文明論

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    ・世代の分断
    イタリア→3世代同居が多い。「楽ではない人生をこんなにたくさん生きてきたのだから、後はもう親切にしてあげないと」
    日本→「長生きしたら若いもんに申し訳ない」
    文化が世代間で共有されていない。
    世代が違う人と、いっしょに飲んだりしない。
    ・「はりぼて」の民主主義
    自分たちの頭で考え、意見を言い、反論することができて、受け入れることができるのが民主主義のフォーマット
    西洋→弁償や演説が要
    日本→忖度、階級、ごまかし笑い
       世間が戒律
    映画「はりぼて」の政治家たちは、論理的に考える、語ることができない。「行間を読んで」「答える立場にない」「あんたも分かるやろうへらへら」思考停止。

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    2020年12月07日
  • ヤマザキマリのアジアで花咲け!なでしこたち2

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    前作の続編です。
    どの女性もエネルギッシュでバイタリティーがあるな。
    新しく興味出ること見つけたらすぐにそっちへ移るんやろうな。

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    2020年11月29日
  • その「グローバル教育」で大丈夫?

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    ヤマザキマリさんは、やっぱり面白い。子供が受験生なんだけど、楽な気持ちになれる。
    「おもてなし」は単なる有償サービスであって、「いたわりあい」が望ましい、という考えは(ヤマザキマリさんではなく、小島慶子さんの発言)、なるほどなと思った。

    「英語はできたほうが良い」、というのは、お二人とも共通のようだけど、日本の輸出額の対GDP比は15%前後で、せいぜいドイツの1/3位だし、多くの人は英語無しでも多分問題なく生きていけるだろうとは思う。
    それでも外国語を勉強するといいことは、思考回路から語彙まで含めて、世界は多様性に満ちていることを嫌と言うほど実感出来るからではないかと思う。

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    2020年11月29日
  • パンデミックの文明論

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    イタリア人の夫を持つ著者による、日本人とイタリア人のコロナ対策の考え方の違い、またその背景にある倫理観・宗教観・文化の違いについての箇所がかなり面白かった。
    対策内容ばかりに目が行きがちだったからかなり考えさせられた。

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    2020年11月08日
  • オリンピア・キュクロス 4

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    軽妙で笑いもふんだんなストーリー展開の中に、世の中の違和感を冷静に見つめる作者の眼差しを感じた。ことオリンピックに関しては、円谷選手の悲劇から何も学んでいないかのようなメダルに対する期待は未だにあると思う。参加することに意義があると言いながら、いざ始まったらメダル、メダルのオンパレード。メダル至上主義が選手をどれだけ追い込んでいることか。
    日頃国など関係ないとばかりの国民さえ日本!日本!と叫ぶことへの違和感。オリンピックに興味も思い入れもない私はその熱狂を冷静に見るだけだが、人生をかけて戦う選手たちのことは、例えメダルなど取れなくても尊敬します。

    ところでこのコミック、4月に映像化されてたん

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    2020年11月06日
  • パンデミックの文明論

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    読後、女性ならでは、と思いかけて、いやそうじゃないだろうと反省。これが養老孟司と内田樹あたりの対談なら、男性ならでは、はもちろん、年配の人なんていうラベリングもしなかったことだろう。そういうのも偏見だよなぁ、と反省する。特にヤマザキマリさんの方は何冊か読んでいて好きなんだけど、それぞれが持ち味を出して、楽しませてくれたと思う。自分にはそおゆう語り口が期待されているんだ、と言っちゃうあたりも含めてね。

    コロナだけではなく、現代社会を生きる人間として、いろいろ考えさせられる部分があったんじゃないだろうか。まぁトンデモな話も断ったうえで乗っけたりしてたし、それほど大上段に構えた本でもないんだけどね

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    2020年09月30日
  • 世界の果てでも漫画描き 1 キューバ編

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    キューバってすごいなぁ、という感じ。
    読んでるうちに慣れるけど、最初はなんかガチャガチャした印象で、やや疲れる。

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    2020年09月23日
  • パスタぎらい(新潮新書)

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    <目次>
    第1章イタリア暮らしですが、なにか?
    第2章あなた恋しい日本食
    第3章それでもイタリアは美味しい
    第4章私の偏愛食
    第5章世界をつなぐ胃袋
    あとがき

    日本人の(食を)受け入れる受容性、味覚の外交力

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    2020年05月04日
  • ヤマザキマリのリスボン日記 テルマエは一日にして成らず

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    ヤマザキマリさんのmixiの日記をまとめたものらしい。コロナで自分の時間が無くなり本読めてなかったけど久し振りに楽しく読んだ。テルマエロマエしか知らないけど、漫画読んでみたいな。

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    2020年05月01日