ヤマザキマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
毎日新聞の人生相談にマリさんが答えたもの。
人の悩みは様々で、相談者10代前半から(!)80代後半まで。
人間の仕事は悩むことなんじゃないかと思った。
思えば私も小学生の頃から新聞を広げて見ていたけど、その中でも人生相談のところは楽しく読んでいたなー。懐かしい。
マリさんの回答キーワードは、自然に触れる、旅をする、他人と比較しない、そして社会の常識や価値観にとらわれすぎるな!かな。
おっ!と思ったマリさんの回答の一部
「生きることは良いこと、死ぬことは悪いこと、という固定観念が、死を受け入れ難いものにしてしまっている。私たちは想像力や妄想で人生を楽しいことと脚色するのは得意なのに、死に -
Posted by ブクログ
第1章 イタリア暮らしですが、なにか?
Ⅰ 貧乏パスタ
Ⅱ イタリアのパンの実力
Ⅲ トマトと果物が苦手です
Ⅳ コーヒーが飲めません
第2章 あなた恋しい日本食
Ⅰ ラーメンが「ソウル・フード」
Ⅱ 世界の“SUSHI”
Ⅲ 日本の「洋食」とはケチャップである
Ⅳ 憧れのお弁当
Ⅴ にぎりめし考
Ⅵ キング・オブ・珍味
Ⅶ スナック菓子バンザイ!
第3章 それでもイタリアは美味しい
Ⅰ 「万能の液体」オリーブ・オイル
Ⅱ 酸っぱいだけじゃない!
Ⅲ 優しいスタミナ食
Ⅳ 臨終ポルチーニ
Ⅴ ジェラートとイタリア男
Ⅵ クリスマスの風物詩
第4章 私の偏 -
Posted by ブクログ
よくもわるくも、ステイホーム中にひまつぶしでおしゃべりしましたー!みたいな感じ(^^ゞ
過去の“パンデミック”によって“文明”がどう変わったか?ということを語っているのかなーと思って読むと、かなりアテが外れるw
とはいうものの、人というのは、どこの国の人でも自らの国の習慣が正しい!と思ってるみたいなw
そのくせ、コロナ騒動みたいな未曽有のことが起こると、他に責任を押し付ける(それは、自国の政府や他の国だったり)。
ヒドイのになると、うまくいっている(ように見える)他者/他国に奇異な目を向けたり批判したりっていうのは、
どこも、いつの時代も同じなんだなーって可笑しかった。
ヤマザキマリって、 -
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Posted by ブクログ
p66
大プリニウスは、火山の噴火を見に行って亡くなった。自分の死より、精神性の充溢のほうに優先順位を置いた。
p161
変人だっていい。そのひとが何ごとかを成し遂げたとき、世間は驚き、変人のレッテルを天才に変える。偏狭で画一的な価値観を押し広げられるのは、そうした勇気を持った変人だけ。
p198 他人の価値基準から、逃れる
p201 いまの日本は、暗黒の中世時代に相当するかもしれない。でも、ルネサンスというのは中世時代があったからその反動で生じたもの。
p222 自分自身で時間をかけて辞書を作り上げていくということ。
いろんな書物を読んだり、絵や映画を見たり、音楽を聴いたり、世界中の