ヤマザキマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ヤマザキマリさんが男性という異性に対して求めてしまうもの…
「力強さ」や「頼りがい」…みたいな答えでは当然ない(笑)
~一見、何の合理性も必然性もないことについて考え込んでおり、空気の読めない行動をとってしまう、それが実は男性の最も魅力的な姿なのではないか~
なるほど
何かに夢中になってしまう少年がそのまま大人になっちゃったね…のようなイメージだろうか
皆さんはいかがですか?
私は「マニアックさ」かなぁ…
さて本書は身近な男性から有名人、はたまた二次元の世界まで幅広い男性をご紹介してくださる
そして鋭い観察力と個性あふれる分析が面白い
ちなみに身近なところではお祖父様や編集長
有名どころで -
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Posted by ブクログ
-----おわりに より抜粋
『人間が70年なり80年なり生きていく上で、失望も屈辱も失敗も悲しみも避けて生きていける可能性など正直皆無と言っていい。なのに、私たちは自分たちの心構えや行い次第で、苦労も苦しみもない幸せに満ちた夢のような暮らしも可能だと子どもの頃から安直に思い込まされ、そうならなかった場合の対処をほとんど修練させられていない。水溜りを避けて歩く方法論ばかり学んだところで、水溜りに嵌まった場合にどうしたらいいのか、我々の得意な機能である想像力を稼働できない人間が今は多すぎるのではないだろうか。極端な人であれば、水溜りに足を濡らしただけで、「ああ、もう自分の人生はこれでおしまいだ」 -
Posted by ブクログ
50年前の最初のテレビ漫画のゲゲゲの鬼太郎は見た。実写版の悪魔くんもうっすら覚えている。昭和ヒトケタの父親が鬼太郎は面白いと云っていたなあ。
子供時分は、水木さんの絵は少し苦手だった。手塚さんや石ノ森さんの丸っこい描線が好きだった。今見ると、背景や妖怪の緻密な描写や点描の凄さに驚きつつ、人物、人間側の鬼太郎達の描き方と奇麗な女性やイケメンの描き方にギャップがあるなと思う。
4人の語り手が水木さんを解き明かす。境港での幼少期、食うや食わずの紙芝居描き、貸本時代。死地を彷徨った軍隊時代、幻想怪奇譚好きが水木さんを形づくったとのこと。
成程、改めて、この人は野放図な天才だと知ったよ。 -