ヤマザキマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2023/12/10リクエスト 41
手元に届くまで半年かかったけど、知らない世界を一瞬で旅したような気持ちになる。
日天でよくゲストに出ているので、マルコおじさんに家出娘と間違われたエピソードは何度か聞いたけど、あの方がこの文章を書きこの素敵な絵を描くことに改めて驚く。プロの絵描きさんだけど、文章がとてもうまい。絵も文も、喋りも、とっても魅力的。
そして遠い縁者がバンバン出てくることにも驚く。記憶力もすごいし!
義母の母、とかサラッと書かれてもよく考えないとわからなかった。自分にあまりに親戚縁者がいないからかもしれない。
貧乏ピッツァも楽しみ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ個人的には、本作はこれといって中心的な主張やテーマがあるわけではないと思います。ヤマザキ氏がつらつらと、コロナ中からコロナ後にかけて日本に滞在して感じたことを文字にした、そんな印象です。
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その中で印象的だったのは、どこだかで、「私は想定に過度の期待をしない」「こうあるべき像を持たない」みたいな記載がありました。
例えば旦那さんはこうすべきものという観念があり、それが「想定外」だったりするので苦しい、だからそもそも期待(というか想定?あるべき像)を持たない、みたいな。
故に、海外生活は想定出来ないことばかりなので、日本の「計算通り」「想定通り」にほっとしてしまう反面、日本の社会は「 -
Posted by ブクログ
外からみる「日本」の観点は重要。
ただ、この本から新しい発見は少なかったような気がする。
河鍋暁斎を知ることができたことは収穫。
ニコルさんとの対談集だがニコルの発言が少ないことが残念。
以下抜粋~
・想像力を豊かにするのは、悲しみと孤独です。
日本の私の周りを見ていると、誰も孤独と真正面から向き合おうとしていないから、表現の貪欲さが消えてしまったように見受けられます。
・あなたが今、悲しみや、怒り、どうしよもない孤独感を抱いているのなら、それは精神性の生き物である人間必須の、むしろなくてはならない人生経験として受け入れるべきだと思う。 -
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無料版購入済み
個人的には好きだけど
歴史オタクの自分にとっては悪くないテーマ。
こんな作品、誰も書こうと思わないだろうしね。
一方、多くの人にとっては「皇帝ネロ」「ポンペイ」あたりがかろうじて聞き覚えのある単語程度で、全く未知の世界だと思う。
むしろ、「フィクション?異世界もの?」と思うかもしれない。
主人公も小難しい事ばかりを言うオッサンだし。
という事で、一般ウケはしない作品だろうなと思う。
新潮45→新潮で連載されていたという事で、この味わいがわかる文化好きの大人向けという事だろうか?
嫌らしい言い方をすれば、「テルマエ・ロマエ」等で大ヒットしたヤマザキマリだから描けた(描くことが許された)作品と言えるかもしれない。 -
Posted by ブクログ
2020年のコロナ禍初期に、著者が考えたことについてのエッセイ。
主に日本とイタリア(及びヨーロッパ)のコロナに対する政策や、人々の行動・反応の違いに焦点が当てられていて興味深い。
日本は民主主義の先進国を標榜しているが、明治維新以降に西洋の政治システムをそのまま模倣したものであって、日本人の元々の性質や精神性にあったものではないのでは、という意見にはなるほどと思った。
民主主義は、日本人の祖先がまだ縄文人だった頃から既にヨーロッパでは始められ、土地や宗教の争いや様々な経験を繰り返して形成されたもの。日本ではまだたったの150年ほどしか経っていない。島国で、独特の信仰や習慣を持っており、密林