ヤマザキマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
リーダーシップについて考えているときに、トップダウンではない、しなやかなリーダー像ってどんなものだろう?ということを考えていた。その一つの解が、この本の中にあると思う。
この本は、女性のリーダーについて書かれた本ではない。
実際に本書の中では紹介されているケースには多数の女性リーダーが登場するが、重要なのは、それが実際に女性か男性かであるかということではなく、リーダーシップを構成する要素として、従来「女性的」とされてきた資質――共感力、利他、協力、コミュニケーション、忍耐強さ、柔軟性など――が、従来「男性的」とされてきた資質――強い、勇敢、決断力、プライドが高い――よりも重要視されているとい -
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購入済み
ハラ減った!
読んでいるとどんどんお腹が減ってきます。
特に、ピザとかピザとかピザ.......
あと、ヌテラとムケッカが気になります。
基本、面白おかしいエッセイマンガなんですが、
イタリアやポルトガルの人たちが、どんな気持ちで
地元の料理を愛して、食べているのかが伝わってきます。
でも前半の貧乏ながら工夫して美味しく食べているあたりのほうが好きかな?
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購入済み
早速料理してみたくなる
簡単に作れそうな、でもトーシロのCXXXPXDと異なり、現地に長く生活されていた実体験からのレシピである。
しかし様々なご苦労を乗り越えて得たお料理であることが、ひしひしと感じられます。お勧めの一冊。 -
Posted by ブクログ
「テルマエ・ロマエ」の作者ヤマザキマリさんによる男性論。
この作者らしく、古代ローマの男たち、とりわけハドリアヌスが魅力的と語る。
続いてルネサンス時代のアーティスト・ラファエロ、
さらにはスティーブ・ジョブズといった人たちが取り上げられている。
彼らに共通する、「古代ローマ=ルネサンス的なもの」とは、
「寛容性」、「ダイナミズム」、そして「増長性」。
「寛容性」とは、他人の感覚を自分のものにでき、その人の感覚に寄り添えること。
「増長性」とは、時代の移り変わりに合わせてフレキシブルに振る舞えること、
完璧であるよりも、未完で伸びしろを持ち続けること。
なかなか高いハードルだけれど、