ヤマザキマリのレビュー一覧

  • オリンピア・キュクロス 1
    1964年東京オリンピックの年に古代ギリシャ人がタイムスリップ!でも何で裸?主人公デメトリウスはそれでも走る!マラソンの起源もわかって勉強になる。2020東京オリンピックもちかいことだしそれまで連載が続くことを願う!
  • プリニウス 6巻
    ​前回取り上げてから​2年近く経った。いつの間にかその間に3巻も進んでいた。言うまでもなく、プリニウス「博物誌」から想を得た一世紀ローマ時代の博物記録なのだ。いろんな発見があるので、この辺りで記録する。以下の箇条書きは、素っ気ない書き方をしているけど、素っ気ないマンガでは決してない。緻密な描写は驚嘆...続きを読む
  • プリニウス 7巻
    順調に歴史的事実を回収しながら、物語が進んでいる。この時代を描くなら、ローマ大火は一つのハイライト(絵的にも)。人物や、建築物、風俗など、最近の考証に基づいて、歴史の教科書に出来そうな感じ。ローマ街の描写がいいです。地区ごとの違い、これはどこら辺から、どっちを見ているところまで考えてる絵です。
  • プリニウス 7巻
    ローマ、エジプトが目白押し!特にエジプトの方はインディー・ジョーンズみたいで面白かった!まだまだ色々な場所が出てくるらしいので次巻が楽しみ!
  • テルマエ・ロマエ 6巻
    いはゆるタイムパラドックスの問題を、作者がどうするか、
     ある種、ここまでルシウスが現代日本へきて「この平たい顔族のオーバーテクノロジーはっ!!」とかやって、独り裸一貫で帰って、根性で一世紀ころ、まだヴァティカンがあんなふうになってない大昔でなんとかする、といふのをやると、何とか言ひながら「シャンプ...続きを読む
  • テルマエ・ロマエ 1巻
    テレヴィジョンメディアやラジオなどに登場するヤマザキ先生はある種ナショナリズムを無駄に卑下してる感じだけども、これは別に、ちゃんと風呂に関する技術と知識を持つローマの兄さんが、発表当時現在の日本の風呂へタイムスリップして、その恐るべき技術を評価するといふ、ちゃんとしたもので、ちゃんとそのルシウスさん...続きを読む
  • 【カラー版】ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論
    ルネサンスの変人エピソードはどれも面白かったけど、この本の真髄は最終章。いかに人間にとって文化や創造活動が人間たらしめるものか、不可欠なものだがしかし自由な精神や寛容さ、知性をアクティブにしておかないとすぐに動物的、稚拙に戻ってしまうと説き、さらに今の日本にこそルネサンスの精神が必要だと主張する。ま...続きを読む
  • プリニウス 6巻
    何だかんだでようやっと読み終わった6巻。プラウティナやネロが久しぶりに出てきて久しぶりにローマなシーンもありました。しかし、主人公たちはアフリカ……温度差が激しい。
  • スティーブ・ジョブズ(6)
    全巻読み終わった。第1巻のジョブズと同一人物なのか?と思うほどのやつれた姿。最後の章は読み進むにつれ、胸が詰まった。
  • SWEET HOME CHICAGO(1)
    テルマエ・ロマエの作者さんであるヤマザキマリさんのエッセイ集です。
    短めのエッセイがいくつも掲載されています。
    1編が短いので非常に読みやすいです。
    旦那さんネタが楽しくていいです。イタリア人はさすがだなぁとか思ったり。
    特に物件探しの話が良いです。他に、おしゃべりしたいから実家に帰るとかそういうの...続きを読む
  • テルマエ・ロマエ 4巻
    思わず古代ローマ史を紐解いてしまう要素があるのに、
    何故かギャグ。
    そのユルさは今回も満載。
    TVやPCにびっくりのルキウスだが、
    日本滞在は何時まで?気になる。
    次巻が読みたいぞ!
  • テルマエ・ロマエ 5巻
    日本でもローマでも大変な立場になってるルシウス!
    ディアナ(日本人だけど)の恋?行方は?
    馬との関係は?(爆)
    むちゃくちゃだけど何故か良い話だ♪
  • テルマエ・ロマエ 1巻
    序盤のパワーはすごかったが、後半は無難に落ち着いた感じです。
    とはいえローマの風呂文化を知るにはとても良いマンガです。
  • スティーブ・ジョブズ(6)
    駆け足な感じではあったが、ジョブズが自分の納得いくように生き切った印象を受けた。
    がん治療に関してはもうちょっと医者を信じてもよかったような気もするが、私も同じことしそうなのでなんとも(笑)
  • スティーブ・ジョブズ(6)
    もう1度あの日々の高揚とあの日の悲しさを追体験した1巻。やっぱり彼の死はいまだに寂しい。最初のOSXからiPadまで約10年分が1巻というのはダイジェストの感なくもないが、あの10年間がもつドライブ感でもあるのだろう。
  • とらわれない生き方 母として 「いいお母さん」プレッシャーのかわし方
    ヤマザキマリの自由奔放な生き方に憧れ、その育児に興味を持って読んだ。世界でいろんな経験をした人間は強い。私はそんな彼女に憧れるているので何かしら得るものを求めたけど、ママ友にはオススメできないな〜。価値観の合う人の本だから私にとってはすごくいい本。
  • 【カラー版】ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論
    「創造的な活動は(中略)生命を維持するうえで不可欠な営みです。自由な精神がいつでも駆動できるようにしておかないと、すぐに動物的・原始的な状態に逆戻りしてしまいます」
  • 望遠ニッポン見聞録
    幻冬舎のセールで買っておいたもの。

    テルマエより前に、イタリア家族のコミックエッセイで知った作家さんだったので、このエッセイは割と面白かった。比較文化論というか、著者の熟知しているイタリアだけでなく、他の国との比較もあって、興味深かった。ブラジルでの話や、中国辺境の旅の話は楽しい。

    秀逸だな、と...続きを読む
  • 女神的リーダーシップ ~世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である
    これからのリーダーシップは、女性的な要素が重要になってくる、という本。
    と書くと、「男性的とか、女性的とか、言っている時点で性差別じゃん」という声が聞こえてくる(私だけか?)が、ちゃんとした統計調査に基づいていて、タイトルのイメージから想像されるより、ずっとしっかりした本です。

    まず、グローバルな...続きを読む
  • モーレツ!イタリア家族
    一度ちゃんと読みたいなと思っていたヤマザキマリさんのコミックエッセイをようやく。

    『テルマエ・ロマエ』の映画はⅠは劇場へ行って観たものの、本は未読。
    さて、こちらの『モーレツ!イタリア家族』はヤマザキさんが結婚したイタリア人の旦那さんのご家族について赤裸々に、いえ、“「抑え気味」”に綴った本。
    ...続きを読む