ヤマザキマリのレビュー一覧

  • 扉の向う側

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    どのエッセイを読んでもドラマチック。短い文章に濃い人間模様が描かれている。素敵な話も、しんみりする話も、人との縁の不思議を思う話も、色々な話がある。もちろんどれもエッセイで実話なので、しんみりする話はスッキリとしないものもあるけれど、その余韻も切なくて良かった。エッセイだけど短編小説を読んでいるよう。その話ごとのマリさんの挿絵もとても素敵だった。

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    2024年07月04日
  • ムスコ物語

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    マリさんの漫画は、自伝的なものしか読んでないけど、エッセイはいくつか読んだことがあり、この本もこれまで同様、内容も興味深く読みやすい文章で、息子さんにある程度フォーカスしつつ、生活全般に触れられ、楽しく読めた。
    シリア時代についてもっと聞きたいと、いつも願っているが、今だと内戦に絡む内容を求められて、方向性が自由でなくなるのかな、、、とか思ったり。

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    2024年07月04日
  • モーレツ!イタリア家族

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    ヤマザキマリさん、歴史番組でコメンテーターとして、興味深い視点から話をしてくれる人というイメージ。イタリアの国民性もわかり、面白かった。

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    2024年07月01日
  • 地球、この複雑なる惑星に暮らすこと

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    2018年5月から2021年10月にかけて8回行われた対談集。
    半分は虫の話。そこから人間の話になる。
    ヤマザキマリさん、虫に詳しいから養老孟司さんと話がかみ合う。
    お二人とも虫が好きなんですね。

    このご両人は、頻繁に本も出している。
    書かれている内容は重複していることも多い。

    同じようなことを感じている人はおそらくたくさんいて、そんな人たちが読んでいるのでしょう。
    言語化された思いを自分の脳に焼き付けるのに役立っている。

    みんな心当たりがあって、当たり前のことだと思っていることを言っているだけだから、読者から文句や批判を受けにくい。
    読者は、思っていることを上手く言葉で表してくれると「

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    2024年06月29日
  • 猫がいれば、そこが我が家

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    猫と共に生きる生活について語られているけれど、ただ猫の可愛さが語られて終わるのではなく、ヤマザキさんの信念やバイタリティが感じられるエピソードが多数あり、想像以上に深かった。

    「日々の威圧感から解き放ってくれるのが猫だ。ベレンの小さい体には、余計なことを考えずに命を懸命に生きている膨大なエネルギーが籠っている。」
    のフレーズに激しく共感。
    猫と暮らしていると、猫たちは生きることにまっすぐでいつだってシンプル、あれこれ思い悩んでいるとはっとさせられることも多い。
    そんな気持ちがこのパートで的確に表現されていてすごく納得した。

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    2024年06月23日
  • 仕事にしばられない生き方(小学館新書)

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    ヤマザキマリさんの人生は、面白いなぁ。
    自叙伝は、自慢話やら独白やらで、つまらないものも多い中(すいません)彼女は俯瞰して見て、他人事のように振り返り、言葉にするのが上手い。
    そして、後半の、テルマエロマエ事件(と言って良いのかな?)の真相。
    実写化って、色々あるよね…
    セクシー田中さんの事件を思い出して、ちょっと悲しくなっちゃった。

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    2024年06月21日
  • 続テルマエ・ロマエ 1

    ネタバレ 購入済み

    やっぱり大好きルシウス

    久しぶりの続刊で思わず購入。やっぱりルシウスは面白い、そして温泉に入りたくなる。蒸し風呂を公開処刑と勘違いするところ、爆笑した。

    #笑える #癒やされる

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    2024年06月06日
  • 多様性を楽しむ生き方 ~「昭和」に学ぶ明日を生きるヒント~(小学館新書)

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    昭和を振り返りながら世の中を見つめるエッセイ。
    お母さま含め、常識にとらわれない破天荒とも言える生き方が、私からすると興味深く面白い。

    いじめの章にあった
    「宗教的拘束のない日本では「倫理」は世間体であり、その戒律は厳しい。聖書のような文字として記載されているものでもないし、しかもその概念は時代によって流動する。要するに空気をしっかり読んでいないと、うっかり戒律に反してしまいかねない。人々は日々、この世間体という透明な法に従って、周囲に違和感を与えないように生きていかねばならないわけだ」
    という文章にはとてもハッとした。日本社会の生き辛さの原因はこれだ!と。こうも端的に文章にされたものに初め

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    2024年06月05日
  • ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

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    色んな子育て情報に埋もれて、何が正解なのかわからなくて疲れたときに読みたい本。
    いや、子育てに正解なんてないんだよ、親が何かに夢中になって生きることを楽しんでいること、子どもをひとりの人格として敬い信じることの大切さを学んだ。
    自分にヴィオラ母さんのようなパワフルさはないけど、とても勇気をもらえた。

    以下心に残ったフレーズ。
    この本は、子育てや女性の自立を支えるハウツー本ではないし、そもそも、多様な悩みを抱えた昨今の日本の女性たちの役に立つかどうかもわからない。でも、ひとまず、鼻息荒く駆け抜ける野生の馬のように自分の選んだ仕事をし、子供を育ててきた1人の凄まじき女の姿を思い浮かべてもらうこと

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    2024年06月03日
  • ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

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    漫画家ヤマザキマリの母親を描いた伝記。偉人でも有名人でもない音楽家の伝記だが、感動的。ヤマザキマリは、ストーリーテラーだなあ。

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    2024年05月29日
  • リ・アルティジャーニ―ルネサンス画家職人伝―(とんぼの本)

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    ダ・ヴィンチやボッティチェリなど、ルネサンス期に活躍した画家の成長物語。単に画家としてでなく、イチ職人として、親方の方針と意見が合わなかったり、将来像が描けなかったり、と彼らの苦悩が手に取る様にわかる。

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    2024年05月26日
  • 国境のない生き方 -私をつくった本と旅-(小学館新書)

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    本当に面白い人生。もちろん山あり谷あり、波瀾万丈。その根本には《生きているからには感動したい》がある。簡単に言えばポジティブで、トラブルさえも笑いに変える度量と強さがある。もっと他の生き物と同じように、生きることに夢中になったらいい。こんな人生あるんだ、こんな角度の受け止め方も出来るのか…これだからエッセイは好き!と改めて感じた本。また読みたい!

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    2024年05月19日
  • 生贄探し 暴走する脳

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    第一章の中野さんの話は頷けた
    対談は同じ話が繰り返されているようで、もう少し短くてもいいかもと思った
    発売直後に読んでいたら、また感想も違ったかもしれない

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    2024年05月10日
  • 扉の向う側

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    テルマエロマエの作者ヤマザキマリさんのエッセイ

    はじめは、自分とは違う世界の人の話だなぁという感じで読んでいた。
    しかし読み進めていくうちに、世界のどこでどんな生き方をしていようとも、それぞれがリアルに生活している様、その思考や感情がスーッと流れ込んできて、登場人物と一緒に歓喜し悲しめた気がする。

    心に残った一文
    「世間体や常識の向こう側に行かなければ出会うことのない、かけがえのない人もいるのだということを、私はあの時知ったように思う。」

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    2024年05月09日
  • 扉の向う側

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    挿画付きのエッセイ集。絵が文章をより良いものにしている。人との縁は、何処にでも有るんだなあ。結構淡々とした文章やエピソードが好きで、ヤマザキマリさんの本はよく読んでいるが、装画・挿画付きのこの本が一番のお気に入りだ。

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    2024年05月04日
  • テルマエ・ロマエ 2巻

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    温水のウォータースライダーにスタンプラリー……
    現代日本人には珍しいものではないけどねぇ( ̄▽ ̄;)

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    2024年05月02日
  • それではさっそくBuonappetito!

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    パンツァネッラのレシピ

    大好きな「パンのサラダ」のレシピが載っていてうれしかった。レストランで食べてから探していたので。夏バテ防止にも現地では食べるのね。ポルトガルの美味しい豚さんの話からの姑話がシュールだ。

    #シュール #笑える

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    2024年05月01日
  • 続テルマエ・ロマエ 1

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    11年ぶりにテルマエが復活!
    けばけばしい若者文化とついていけないお年寄り…
    何時の時代もどんな国でも悩みは同じかぁ( ̄▽ ̄;)

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    2024年05月02日
  • 望遠ニッポン見聞録

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    テルマエやオリンピアは読んだ事はあったけど、ヤマザキマリさんのエッセイを読んだのは初めて。
    どのエピソードも面白くてサクサク読めちゃいました。
    普段当たり前に日本で過ごしているけど、世界には本当に色んな価値観があるんやなーて実感。

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    2024年04月27日
  • テルマエ・ロマエ 3巻

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    ネタバレ

    ローマに大規模な温泉街を。
    構想も壮大になってきた!

    ルシウスと日本人。
    言葉は通じなくても、気持ちは通じ合っている。

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    2024年04月24日