ヤマザキマリのレビュー一覧

  • 妄想美術館

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    フランスのマハさん、イタリアのマリさん、という感じでめっさ面白かった!「カノーヴァ ぶつぶつ」を私も検索してしまった。案の定、ギャーってなった。笑

    マリさんのメッシーナ、ウッチェロ推しが伝わる。おかげでイタリアの画家が描いた絵についても覗きたくなった。「美術館は幸せになりに行くところ」っていうのがお二方の愛情を感じた。絵を見た時の「なんかいいな」っていう感覚を大事にしたい。

    ヴェネツィアのペギー・グッゲンハイム・コレクション、、、行ってみたし!

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    2023年07月08日
  • ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

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    ヤマザキマリ氏を知りたくて読んだ。幼い頃の北海道でのお話。漫画も織り交ぜながら。読みやすく楽しかった。

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    2023年06月14日
  • パスタぎらい(新潮新書)

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    イタリアにとどまらず、世界中で食べた物について、高級なものからスナック菓子まで実体験に基づく話はどれも面白かったです。

    ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、と、ヨーロッパの国々の違いについてもなるほど、と思うところが多かったです。

    長くはない、私の海外生活体験からすると、日本食が恋しくなることはなくても、おにぎり1 つとか、かけうどん一杯などといった、「軽く食べる」ことが難しかったなあと思い出します。
    そしてやはり「浴槽」。
    あとがきの、「食事と風呂は人生における二大至福要素だ。」に、強く共感しました。

    バター茶も臓物の煮込みもパスだけど、滋養強壮効果が高いという馬肉には、

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    2023年05月31日
  • 生贄探し 暴走する脳

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    ネタバレ

    ヤマザキマリさんをテルマエロマエの漫画家ぐらいとしてしかしらなかったので、こんなにも知識深く、語る方とは意外でした。
    お二人の話がもりあがってる感じで傍目からみて楽しそう。
    中野さんの、とある言葉があって、そんな視点もって考えているんだ、って驚き。面白い。

    ヤマザキマリさんの5章から、抜粋。
    ‐----------
    本当の孤独というのはそうした生き方のスタイルではなく、他者という鏡に自分が映し出されていないと気づいた瞬間でなければ、実感できないものだと思います。
    ------‐----
    この文章よ、、、

    それは本当の恐怖だよ。恐ろしい。

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    2023年05月28日
  • 男子観察録

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     漫画家ヤマザキマリさんの好きな男たち。ハドリアヌス帝(76年−138年)もいれば、奥村編集長という漫画業界の名物編集者なる人(テルマエロマエの担当者でもあった)もいれば、トムとジェリーのトムまでいる。
     裏表紙の紹介文など読むと「真の男らしさが見えてくる」「新男性論」などとあるので、「男とは…」「男はなぜ…なのか」というような論をぶっちゃうのかなと半ばハラハラ半ば期待したが、あくまで「極私的目線で」(とも書いてあった)の観察録であり、各人への思い入れや、男性に対する個人的な嗜好を熱く語ることこそあれ、傲慢さを感じさせるような“男性論”はなく、良かった。
     ヤマザキマリさんは、テレビでは「舌鋒

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    2023年05月04日
  • 妄想美術館

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    アーティストたちの血と汗と涙で創り出された美術品たちを観に行きたくなります。ヤマザキさんのイタリア愛が強く、新婚旅行で行ったシスティーナ礼拝堂を思い出したりして本当行って良かったと思えました。欲を言えば、フィレンツェやヴェネツィアの美術館も行きたかった…。

    ヤマザキマリさんの漫画読んでみたくなりました…!

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    2023年04月19日
  • 歩きながら考える

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    コロナ禍のために思いがけず東京で長期滞在することになったときに考えていたことがまとめられている。世界各地で生活してきたからこその俯瞰的な視点で見る日本の様子が興味深い。自分で考えることの大切さを考えさせられる一冊。

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    2023年04月14日
  • 地球、この複雑なる惑星に暮らすこと

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    Audibleで途中まで聞いて、サブスクを解除してからも気になっていた一冊。

    趣味の話から現代社会論まで、とても幅が広い連続対談集。養老先生も、ヤマザキさんも、すっごい読書家だ。すごくいろんなことを考えていらして、面白い。

    『考えるのはカッコ悪い』

    とか、

    『賢そうな顔しやがって』

    とか、果ては、

    『暇だからいいわねー。』

    だとか揶揄されるのは、いつから始まったんだろう。この本を読んでいると、考えることを止めたら、人間の一番面白いところをかっぱらわれることじゃないかと感じてしまう。考える材料として、知識は必要なのにそれが悪いみたいな言い草。なんだかものを考えていると悪いみたいな世

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    2023年04月14日
  • テルマエ・ロマエ 3巻

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    お風呂が繋ぐ、古代ローマmeets現代日本アドベンチャー第三巻。
    今回は大きく二つのエピソードに分かれて、前半が温泉街を作る話、後半が成金趣味に詫び寂びで対抗する話。後半は珍しくルシウスが教えを与えるほうに回る(もちろんそこで得られた気づきを持ち帰って古代ローマに生かす)。

    温泉街のあのゆったりとしたくつろげる感じ、ローマ人にも気に入ってもらえるといいね。

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    2023年03月22日
  • テルマエ・ロマエ 2巻

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    お風呂が繋ぐ、古代ローマmeets現代日本アドベンチャー第二巻。
    今回は男根信仰、お風呂マナー、風呂スライダー成功の裏返しの古い銭湯の危機、そして物語のベースは皇帝の苦悩と皇位継承の足音と、ちょっぴり社会派?色もありつつの内容。そんな中、テルマエを軸に大活躍のルシウスは健在。最後現れた怪しい人影に、次巻以降の展開要注目。

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    2023年03月22日
  • テルマエ・ロマエ 1巻

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    お風呂が繋ぐ、古代ローマmeets現代日本アドベンチャー第一巻。
    古代ローマのテルマエ(大衆浴場)技師ルシウスが、タイムスリップで目にした現代日本の風呂にまつわるetcに驚嘆しつつ再現に挑む姿は、ユーモラスであると同時に、古代ローマの目を通した日本風呂文化論にもなっていて、一石三鳥のおいしさ。
    風呂を通じて共通点もありつつ、やはり違いのある古代ローマと現代日本。現実にルシウスみたいな人と風呂談議ができたなら楽しいだろうなあ。

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    2023年03月22日
  • それではさっそくBuonappetito!

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    キノコ
    ポルチーニ
    日本人は世界の中でも際立ってキノコ好き、
    縄文時代の遺跡からキノコの形をした土製品が発生した

    イタリア人のチョコ好きについて

    ブラジルは、陽気なイタリア人がさらなる陽気さを求めて訪れたくなる国No. 1

    単なるマンガではなく、イタリア、日本、ブラジルの食文化を知れてとても楽しい

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    2023年02月26日
  • モーレツ!イタリア家族

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    コミカルで、絵も楽しい
    でも彼女の実生活で起きているアレコレだと思うと
    自分の生活の中で、
    人付き合いの中で、姑、小姑など
    マンガを読みながら感じる
    このように笑ってやってのけるような自分がいると人生よりやりやすくなるだろうなと思えたことは
    深刻に自分の世界で考えてしまう時がある自分を
    見方を変えるマンガでもあったのでよかった

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    2023年02月24日
  • 仕事にしばられない生き方(小学館新書)

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    自分を俯瞰して見る。誰もがお金持ちになりたくて生きているわけじゃなく、それぞれの人に、自分が望んでいる幸せのかたちがある。

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    2023年02月19日
  • パスタぎらい(新潮新書)

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    パスタぎらい ヤマザキマリ

    テルマエロマエの作者。海外生活が長くイタリアに家族を持つ筆者の食事に関するエッセイ。

    食に対する強い想いがユーモラスに書かれている。
    蛇足だが、や、最後に、という書き出しの1文が度々出現するが、その内容が書き出しに収まらない程奇想天外で滑稽である。それらの書き出しが今か今かと読み進めてしまった。面白い

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    2023年02月15日
  • 地球、この複雑なる惑星に暮らすこと

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    海外の出版業が不況の
    なか、

    日本の出版業は活気が
    ある。

    それはなぜか?理由に
    ついてマリさんが説き
    ます。

    それは、日本の教育が
    自分の考えを言語化し、

    それを発言する弁証法
    に力を入れてないから。

    だから皆自分の代わり
    になにか言ってくれる
    人を、

    書籍やメディアの中に
    いつも探してるからだ
    と。

    私はその「みんな」に
    すっぽりはまってるな
    ・・・

    それはそうと、読んで
    る間ずっと養老先生の
    肉声が、

    とってもリアルに脳内
    再生されてました(笑

    あとがきで、ご自分を
    「くたびれた爺さん」
    と称する養老先生。

    まだまだお元気でいて
    ください。

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    2023年02月10日
  • 望遠ニッポン見聞録

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    ネタバレ

    名前はよく耳にしていたけど作品を読むのは初めて。

    『日本だけが世界じゃないから』
    が口癖で、紆余曲折の人生を送ってきた母を持つヤマザキマリさん。
    日本に窮屈さを感じて日本と距離を置いてきたのに、時間の経過とともに様々な日本の味わい深さを感じられるようになったという。

    表紙と目次を軽く眺めただけで、何とも興味をそそられる。
    以下、目次を一部抜粋。

    *ぼっとんの闇が生んだ、世界最高峰トイレ文化
    *同化しようとするカメレオンたちのストレス
    *キレることが苦手な一億総「おしん」
    *全世界から憧れの眼差し、電化製品のドラえもん
    *血みどろにならない敏腕歯医者
    *子どもの物欲を煽りまくるメディアに注

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    2023年02月10日
  • 壁とともに生きる わたしと「安部公房」

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    「砂の女」は自由と不自由について書かれた本だと思うが、ヤマザキさんは「壁」をキーワードに彼女の視点から解説してくれている。
    “自由を求めるのであれば、そこに必ず普通している不安や不条理から目をそらしてはならない、それが安部公房文学の核心”
    安部公房の作品が本当に好きなんだろうし、文章自体も表現が多彩で読みやすかった。
    読書感想文ってこういうふうに書けばよかったんだ。
    ドストエフスキー:壁は曲がる方向を教えてくれる。
    壁の外(自由):不安や不条理と向き合うこと。

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    2023年01月29日
  • テルマエ・ロマエ 2巻

    匿名

    購入済み

    温泉施設に限らず、普段何気なく使っているものすべてに、
    誰かの意思が込められていることを思い出しました。

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    2023年03月10日
  • テルマエ・ロマエ 6巻

    匿名

    購入済み

    いろいろとその後が気になりますが、
    ロマンスとしてみるなら大団円なのではないでしょうか。

    あと、手に職をつけておくって大事ですね。

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    2023年01月29日