ヤマザキマリのレビュー一覧
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『テルマエ・ロマエ』で有名になったヤマザキ・マリが分析する男性論。
彼女自身の海外在住体験記(今もイタリア在住)もさることながら、その大陸的な思考法は日本国内にいては生まれないと思わされるもので、非常にユニークで面白かった。Posted by ブクログ -
『テルマエ・ロマエ』の作者が(たぶん)語っている一冊。ただし看板に偽りありだ。この本は「男性論」としてしまうには惜しすぎる。男性について論じてもいるけれど、女性についても論じているし、そんなの超越して、人間とはどうあるべきかということを、若いうちに日本を飛び出し生きてきた視点で語っているところに価値...続きを読むPosted by ブクログ
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冒頭から、例の息子3人お受験自慢の「東大ママ」を正面から全否定する内容でワロタ。
小島慶子さんが苦手(好きじゃない)人でも、ヤマザキマリ
さんとの対談なので大丈夫。
小島さんは、局アナ時代、TBSラジオで伊集院光や宇多丸やピエール瀧とかと馬鹿ネタや下ネタやってた頃が好きだった。文化人路線もいい...続きを読むPosted by ブクログ -
私が大学の先生で、教え子がこんなレポート書いてきたら、震える。愛に満ちているからこそ、最終章が胸に響く。ヤマザキ先生、なんて魅力的な人でしょう。素敵な「変人」です。Posted by ブクログ
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読後に私もがんばろうと元気がもらえる。著者をひきつける古代ローマの寛容性とダイナミズムと増長性。古代ローマ、何も知らなくて本を読んでみたくなった。題名は男性論だけど、私はいい女論が響いたかな。
2016.2.21Posted by ブクログ -
1~6巻まで読み終わったので、こちらに感想をまとめます。
面白かったです。だんだんちゃんとストーリーが出来てきたのは、ちょっと蛇足かな? とも思わないでもないですが…、ともかくきちんと完結させようとする姿勢には好感が持てます。実際、いつまでも続けられるような設定ではないことですし。でも、この漫画に限...続きを読むPosted by ブクログ -
偏愛というだけあって、日本では知られていない人物についても作者の好きが伝わる。
読みやすいのでルネサンス入門書としてもいける。Posted by ブクログ -
『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリによる料理エッセイコミック。
“10代からイタリアで生活しているヤマザキさんが、漫画でイタリア料理のレシピを紹介!!本格イタリアンも家庭で簡単にできるはず!!『Beth』から『Kiss』本誌に連載をお引っ越しした人気ショート連載、待望の単行本化です!!”―内容...続きを読むPosted by ブクログ -
映画「テルマエ・ロマエ」は飛行機の中で観た事があり、なかなか面白かった。ただ、漫画を読むというところまではいかなかった。
ヤマザキマリさんについても、「テルマエ・ロマエ」の作者であるという知識しかなかったが、曲がりなりにも「ルネサンス美術論」とあるので、購入してみる。
ヤマザキマリさんは、なんと...続きを読むPosted by ブクログ -
好きでたまらないのが伝わる美術論です。
抑鬱された空気が漂う昨今なので、「変人列伝」は読んでて楽しくなりました。
新書なので図版に限りがあるのはしかたないんで、取り上げられた作品はネットで探して見ながらどうぞ。そのくらいの手間かけてでも読んで面白かったです。
第5章は少し毛色が違うのですが、「今...続きを読むPosted by ブクログ -
ハドリアヌス、プリニウス、ラファエロ、スティーブ・ジョブズ、安部公房…。「テルマエ・ロマエ」の著者が、古今東西、理想の男たちの魅力を語り尽くす。自身の漫画的日常や、女性論、日本論なども収録。
なかなか興味深い内容でした。
みんな外へ出よう,元気だそうよ♪Posted by ブクログ -
借りたもの。
今までとは変わって、時空を越えたラブロマンス要素が強くなった気がする……あとヤクザ映画的……
とうとうマルクス・アウレリウス少年の前でタイムスリップした(未来へ行ったとは思っていない模様?)ルシウスなど、今まで気に留めなかった風呂以外の部分が色濃くなった。
それでも日本における観光施設...続きを読むPosted by ブクログ