ヤマザキマリのレビュー一覧
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「変人」という切り口でルネサンスの芸術家のみならず、君主や小説家についても語られる。
幼くしてスター・ウォーズの C-3PO、近年では『シェイプ・オブ・ウォーター』の半魚人に心惹かれたヤマザキマリならでは。
……と甘く見ていたら、教養・見識の深さに脱帽した。Posted by ブクログ -
ヤマザキマリさんのフットワークの軽さや、どこの国でも生きていけそうな人情味に溢れた逞しさに憧れます。これを読むとキューバという国が身近に感じられて、なんだか得した気分になります。これからキューバの話題を耳にする度に、あの家族のことを思い出すと思います。
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「異質者を排除する集団バイアス」に自覚的であることの大切さが、ずしりと胸に響きました。
そして「正義」の制裁を加えることに喜びを感じる、人の心のあり方について、魔女狩りを例にとりあげられていましたが、それは今でも当てはまることにはっとしました。
自分が排除する側にもされる側にもならないように、ど...続きを読むPosted by ブクログ -
お正月に放送された素晴らしい番組の本が出てたので買った!スペシャルインタビューも。じっくり読みますよPosted by ブクログ
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comicビームに連載開始が2008年。二年後、連載未完結のうちに映画化。「ローマ人と日本人は風呂好き」なのを“ローマの浴場は、現代日本からタイムスリップした趣向”というアイデアはそれほど秀逸だった。震災被災地でも自衛隊の風呂サービスが喜ばれたし、恋愛よりも枯れた読者に訴えるものがあるか?/俺も退職...続きを読むPosted by ブクログ
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『テルマエ・ロマエ』の作者さんだ!と思い読んでみました。国際結婚したイタリア人の旦那さんとその家族との日常を描いたエッセイ漫画で、日本人がイメージするイタリア人像とのギャップがだいぶあって、面白かったです。匿名
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ものすごい日本という国と日本人という性質を俯瞰的に観察しているなと思った。
本の内容も世の中を俯瞰的に観察しているからこそ思うことができることが書いてあって面白かった。
外国で暮らすことで日本を客観的に見れるようになることが改めて分かった。Posted by ブクログ -
なぜスティーブ・ジョブズが、マックを産んだのか?
それは彼が産んだのではなく、周りのみんなが産んだのだ。。それを導いただけ。Posted by ブクログ -
ページをめくる手がどんどん速くなってしまう。
スピード感のある一冊。
舞台の内容には度肝を抜かれました。
セットを見て、思わずそこだけ何度も見返してしまいました。
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<目次>
対談のはじめに
第1章コロナでわかった世界各国パンツの食色
第2章パンデミックが変えた人類の歴史
第3章古代ローマの女性と日本の女性
第4章新しい日常への高いハードル
第5章私たちのルネッサンス計画
対談を終えて
ヤマザキさんの頭のよさがよくわかります。
欧州人の考え方として、何か別の...続きを読むPosted by ブクログ -
読書の感覚を取り戻したくて読んだところ、期待通りサクッと楽しく読めた。
海外好き、ごはん好きにはたまらない一冊。イタリアはじめシリア、米国など海外に長く住んだ著者が出逢った各国の美味しいもの(必ずしも著者の感想は美味しいばかりではないが)、また日本のごはんの素晴らしさなどが語られる。ワインナショナリ...続きを読むPosted by ブクログ -
異なる「場所」からの視点を
持っているからこそ
見えてくるものがある
とても 刺激的で
とても 考えさせられる
丁々発止(!)の対話でした
ヤマザキマリさんは何冊も読ませてもらっているので
その論旨の根拠も ふむふむ ですが
中野信子さんは初めてなので
ほぉーっ
そんなふうな 考え方もあるのか...続きを読むPosted by ブクログ -
漫画家と脳科学者という異色だが意気投合しそうな二人が新型コロナをネタにオンラインで緊急会談。
イタリアと日本の文化・生活様式の人と人とのディスタンスの違いが感染率に現われているのは、そうだろうなと納得する。
コロナ対応で女性リーダーが注目されたが、男女の問題ではなく、女性でもリーダーになれる実力社会...続きを読むPosted by ブクログ -
ヒット作品テルマエ・ロマエの作者が、自身のイタリア人との結婚生活を描いた作品です。コメディー作家らしく、苦労話を面白く描いており楽しく読む事が出来ます。