ヤマザキマリのレビュー一覧

  • 続テルマエ・ロマエ 1

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    ルシウスの表情といい、ストーリー展開といい、本当に面白い!ローマ人が本当にこんな生活していたのか?とそこも気になります!

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    2025年09月02日
  • 扉の向う側

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    ヤマザキマリさんのエッセイを読むと旅先や引っ越した先々で色んな出会いがある人生って凄いなぁと思う。私は街で歩いていてもほとんど話しかけられないし、旅先で出会った人と長年の友人になったとかいう経験もないので、単純にうらやましいし、ヤマザキマリさんには万人を惹きつける魅力があるんだろうなぁ。

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    2025年09月02日
  • 歩きながら考える

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    ネタバレ

    「たちどまって考える」の続編。

    信じることは怠惰なことだ、という考えは前作で読み、新たな視点だと驚いたので今作でも書かれていて再び驚くことはなかった。

    やまざきさんが昆虫が好きな理由が興味深かかった。

    昆虫など自分にとって理解できないものを排除または支配下に置くというのが人間の特性だと書かれていた。
    予定調和にすがり、守られたいから。

    確かに、予想外の出来事や理解の範疇を越える物事は好きではないな。

    相手への不満やもやもやは、
    「普通これはこうあるもんやろ」とか
    「こうあるべき」
    という先入観や期待に囚われすぎていて、その通りにはならなかったとき、予定調和が裏切られたことにより生じていると書かれている。
    予定調和は常に期待を伴う、と。

    やまざきさんは、倫理観と良識が合っていれば、
    価値観の共有は重要視していないそう。
    期待や理想がないので「こんなことありえない」と
    自分を責めることもなかったそう。

    夫や家族に価値観の共有を求めないのは驚いた。
    イタリア人のご主人とは育ちもバックグラウンドも違うため分かり合えないことはてんこ盛りにあるけど、観察対象として面白いから軋轢があったとしても今も繋がっていけてる、という考え方。

    さすが、広い世界で生きてきているひとは、
    思考回路も広く多角的だなと思った。

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    2025年08月20日
  • 扉の向う側

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    ダイナミックな生き様だなぁと思う…日本ではあんまりないのではないのかと思うが、人間らしさが感じられた。

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    2025年07月30日
  • パスタぎらい(新潮新書)

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    「食外交」というパワーワードを読みながらインドネシアでコブラやドリアン、青唐辛子を頑張って食べたことを思い出した。
    日本人は言語を習得するのは苦手だけど、味覚はかなり優れているのでむしろそこを誇って良いというのも面白いかった。

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    2025年07月29日
  • 地球、この複雑なる惑星に暮らすこと

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    養老先生とヤマザキマリさんの対談本。ヤマザキさんの多彩な才能と養老先生の深い考察が光る内容でした。対談本としてはよく練れた作品と思います

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    2025年07月27日
  • 貧乏ピッツァ(新潮新書)

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    ヤマザキマリさんは、17歳から始まった海外での生活により、数多くの食へのこだわり、戸惑い、感動と入り混じっている。
    マリさんの人生を食で振り返るとともに、イタリア人の生活、食について、我々も垣間見る事ができる
    僕たちが、想像している以上に、イタリア人は、トマトや野菜を食べ、信じられないくらいにオリーブオイルを使うという事がよくわかる。

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    2025年07月23日
  • たちどまって考える

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    ネタバレ

    『テルマエ・ロマエ』の作家さんでメディア等に露出もあるので強めの印象があります。

    コロナ禍で今までの価値観が揺らぐ中、ヤマザキさんの力強い言葉が胸に刺さります。

    【人はどうも信じることを美徳とし、疑いは良くないこととして解釈する傾向がある。たしかに信じるほうが、疑いを抱くよりは楽だし、裏切られた場合もその責任を信じた相手に負わせればいい。疑いという想像力には、それなりのエネルギーを要します。怠惰な人にとっては「信用」のほうがはるかに気楽でしょう。しかし、この「疑念」こそが社会の質を高め、栄養素の多い社会環境をつくり上げていくきっかけとなるのではないかと感じます。】


    【「難しい問題を前にすると思考停止に陥る」というのも日本でよく聞く話です。でもこれだけ西洋の影響を受け、日常にもそれが浸透してしまった今は、もうそんなことを言っている場合ではないと思います。メディアの誰かの発信する言葉に「そうそう、これが自分の言いたかったこと!」とうなずくのではなく、自分の頭で考える訓練をしていかなければ、かつての世界大戦前のように、誰かの思想や思念に洗脳されてしまいかねません。】

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    2025年07月18日
  • CARPE DIEM 今この瞬間を生きて

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    ネタバレ

    ◯愛する人たちの死を避けたい、考えたくないという思いが私にある。
    しかし、自分の死については悲しいものだとか怖いものだとは思わない。
    なぜかと言えば、それは自分の命を大切に思っていないのとは違って、生まれてから今までを十分に生きた、生かされてきたことに喜びや感謝の気持ちがあるから。
    自分のこれまでの生き方に全て満足はしていないし、全て肯定できるものではないけれど、私なりに一生懸命生きてきたからだ。

    私の愛する人たちも私と同じように、それ以上に精一杯人生を楽しみ、苦労して生きているし、そうやって生きてきたのは確かだ。
    それなら、愛する人たちの人生も生から死に至るまでを丸ごと愛おしく、ありのままを大切に受け止めたらいい。
    この本を読んでそう思った。

    ◯人間以外の生き物は遺伝子を残すために生を受けた瞬間から死に向かってただ潔く生きている。
    人間は他の生き物にはない知恵や感情を持つけれど、人間だから尊いという驕りなく、地球に生きる上では、〝生きるということ〟は人間もあらゆる生命体と同じだという意識を持つことも大事なことだと思った。
     
    ◯人生のどの時期もがとてもかけがえのないものという価値観と、地球の贈り物を一つひとつ感じながら味わって〝今この瞬間を生きる〟生き方の大切さをこの本を読んで身にしみて感じた。
    ありのままの姿に自信をもって年齢を重ねていくことが、私はやはり美しいと思った。

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    2025年07月14日
  • ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

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    2025年7月5日
    深窓のお嬢様だったリョウコがかくも逞しい母になるとは❗️
    自分の仕事、好きなものにこれだけ一途になれるってすごいと思う。
    子どもに手がかかり、なかなか踏み切れないのが普通の女性。
    子どもにとっては寂しい日々だった。
    よその家に預けられて肩身の狭い思いも味わった。
    それでも自分への愛情を感じることができたからまっすぐ育ったのだろう。

    音楽家の娘が画家(漫画家)芸術に深い縁があるのはDNAに組み込まれているのだろうか。
    きっと先祖、前世に起因しているのだと推測する。

    好きなことをやり尽くす、不幸現象も困難も笑って凌ぐしなやかさ、遠方も自力で行くバイタリティ、自然の美しさに感動する心。
    この素晴らしさを持つリョウコ。私のお手本にしたいと思う。

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    2025年07月07日
  • CARPE DIEM 今この瞬間を生きて

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    ヤマザキマリさんが、有名なヴィオラ母さんの死をきっかけにして、死について、歳を取るという事を否定してはいけないという事を書かれています。
    イタリアにもよく馴染みのあるヤマザキマリさんですので、イタリアでの家族、老人達へのいたわりという事が書かれてあり、とても印象的です。

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    2025年06月28日
  • 続テルマエ・ロマエ 2

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    いつも温泉のことと言えばルシウスだったから、マリウスが可愛くて新鮮だったー!一言も話さなかったひいお爺さんは……気になる。

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    2025年06月22日
  • パスタぎらい(新潮新書)

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    14歳でドイツとフランスをひとり旅し、17歳で単身で!、イタリアに渡る。
    まあ、世界中を転々として、イタリアに在住している文字通りの国際派のヤマザキマリさんの食に関するエッセイ
    あのヴィオラ母さんの娘の食のエッセイが、面白くない訳ないよね。

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    2025年06月20日
  • ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

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    ヤマザキマリの破天荒なヴィオラ母さんの話。
    昭和ヒトケタ世代でありながら、当時珍しいシングルマザーとして、かつ女性の演奏家として、マリ達二人の子供達を育てたものだと、感心してしまう。
    母である前に、ひとりの女性として、自らの生き様をしっかりと子供たちに、その背中で語って育てあげたのだろう。

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    2025年06月18日
  • ムスコ物語

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     「◯◯ならこうあるべきという思い込みを持たないこと」「地球に受け入れられているんだと自覚すること、この惑星の生き物として生まれてきたことを感じること」といった刺さる言葉の散りばめられた文章。マリさんかっけー、デルス君ええ子や、などと思って本編を終わったところで、次に始まる、息子デルス氏によるあとがき「ハハ物語」。このカウンターパンチのなんと効くことか。子の心親知らずである。
     でもそれで、本編での感動が覆るかというと、一周回ってその逆で、ますますこのハハとムスコの在り方が好きになった。

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    2025年06月08日
  • たちどまって考える

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    イタリアに家族がいて、日本人とはなんなのか、よく存じ上げているヤマザキマリさんの、パンデミックで立ち止まってしまったなか、日本人とはなんなのか、考察をしている。
    たしかに、日本には、明治維新後に入り込んできた、西洋式の民主主義が、まだ馴染んでないのかもしれない。
    良い悪いは別にして、日本人の考え方や精神性をよく理解し、世界のなかの日本として振る舞う必要があるだろう。

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    2025年06月07日
  • 扉の向う側

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     扉の向こう側には未知と日常が交差する風景が広がっている。ヤマザキマリの軽やかな筆致はエッセイでありながら旅の記憶や人との出会いを鮮やかに蘇らせる。
     ときに異国の風景が読者の心に風穴をあけ固まった価値観をやさしく揺さぶる。ユーモアと観察眼が織りなす一文一文が人生の豊かさを再認識させるのだ。重たさはなくとも確かな余韻が残る。

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    2025年06月04日
  • 地球、この複雑なる惑星に暮らすこと

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    養老孟司さんとヤマザキマリさんの対談集。
    前半は虫の話が中心で、できるなら虫は避けたいと思っている自分にはヒットはしなかったものの、専門家でもないのに(?)ヤマザキさんの虫の知識には驚くばかり。

    後半は、身近な話題をもとに、欧米と日本の違いを宗教感、文化的習慣なども交えながら語り合っているが、これがまた深い!
    お二人とも見識が広くて、紹介される本や映画も読んでみたい、観てみたいというものが多かった。

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    2025年05月31日
  • 国境のない生き方 -私をつくった本と旅-(小学館新書)

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    幼少期から色々な経験をして、多くの本を読んで、感性が豊かだからこその文章。思いがけない出会いの数々が素晴らしくて、小さなことで悩んでないで動いてみようと思わせてくれる。

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    2025年05月20日
  • 扉の向う側

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     久しぶりにエッセイを読んだ。昔、欧州に暮らしていたこともあるので、イタリアを中心とする本書のエピソードがなんとなくリアルに感じられる。欧州イタリアにクラス人たちの暮らし、生きることのモノ哀しさや面白み。静かにそんなことを感じさせてくれる佳品。各エピソードに添えられる絵も素晴らしい。

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    2025年05月20日