ヤマザキマリのレビュー一覧

  • パスタぎらい(新潮新書)
    世界の食文化を紹介するエッセイでは
    ありますが、やはり日本の食の寛容さ
    は世界でも突出しているらしい、と感
    します。

    寿司などの高級食もあれば、ジャンク
    フードとも言えるスナック菓子も種類
    が豊富でとても美味しい。

    スナック菓子はアメリカが発祥である
    にもかかわらず、今や日本の食べ物と
    言ってい...続きを読む
  • ルミとマヤとその周辺(1)

    ちょっと切なくて懐かしい

    ヤマザキマリ先生と同世代なので刺さります。ご近所との距離感が近くて、プライベートが駄々洩れの時代。景色も小道具も乗り物も記憶が呼び起こされました。あとがきのブランコの乗り方、ちょっと似た事やってました(笑)
  • プリニウス 10巻
    いやー面白かった。
    ネロの表情と人間味がすごい。
    家臣がわりと無表情で淡々としてるから余計際立つ。

    ローマ史詳しくないけど、勉強になった。
    この巻が1番好き。
  • 別冊NHK100分de名著 ナショナリズム
     とてもいい内容だと感じました。
     私は虫が苦手ですが、内容は文句なく素晴らしいです。

     表紙にある四冊が主軸で、人類の歴史と多くの人々、関連する書籍も紹介されています。

     政治や体制の主義主張などを叫ぶだけの眠たいものを想像していたら、驚くほどに人の持つ陰のような部分を浮き彫りにしていました。...続きを読む
  • プリニウス 1巻

    賢人になれる気がする

    プリニウスという人を初めて知りました。ヤマザキマリさんの作品でなかったら、一生知らなかったかも。現代科学とは違うけど、昔の人が世界をどのように「科学」していたのか知ることができる良書。なにより、小難しくなく分かりやすいのが良い。プリニウス、眉間にシワの寄ったオジサンですが、憧れます。
  • プリニウス 10巻
    作画、話の展開ともに力作。始まった頃にはこんなに長くなるとは思わなかった。
    プリニウスはパルミュラ行ったことあったんか。私も行きたかったな。
    これだと、ポンペイまで随分かかりそう。
  • とらわれない生き方 悩める日本女性のための人生指南書
    著者の哲学を知ることができる。
    男性でもサクサク読める。
    自分らしく生きるとは、自分の考えをもって生きることだと、この本を読んで思った。
  • テルマエ・ロマエ 6巻
    だいぶ昔に一巻を読んで、続きが気になってはいたものの読むのを忘れていたのですが、ようやく最終巻を読み終わりました。
    豆知識とギャグの割合がちょうど良くてとても良い作品でした。
  • テルマエ・ロマエ 1巻
    初めてみたときの表紙のインパクトは忘れられません。内容もぶっ飛んでいるのに勉強になることもたくさんあり、唯一無二の漫画といってもいいのではないでしょうか。
    おすすめです。
  • テルマエ・ロマエ 2巻
    何度読んでもおもしろい。
    史実に基づいたネタが多いゆえに、あり得ない設定のはずなのに、リアル感が増して面白さも倍増していると感じる。
  • パスタぎらい(新潮新書)
    高価な店で高価な食材を使った料理でなくても、食を楽しむことはできると思える。それは誰でも食で人生を豊かにできるということ。著者の経験談もふんだんに盛り込まれて、美味しく楽しい一冊。
  • パスタぎらい(新潮新書)
    ヤマザキマリさんのバイタリティは、食に関しても人生に関しても尊敬に値し、憧れます。でも、リアルに身近にいる人だったら、きっと仲良しにはなれないと思う...
  • 【カラー版】ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論
    まあ、ヤマザキさんが思い切り自分の好みで書いたエッセイかな。ルネサンス絵画の幕開けとして挙げているのがフィリッポ・リッピというのがいい。中世キリスト教絵画の基本のイコン画では、聖母もキリストもあくまで「記号」を意味していて、あいそもそっけもない。ところが、フィリッポ・リッピの聖母子は、一目で現実の女...続きを読む
  • パスタぎらい(新潮新書)
    『テルマエ・ロマエ』で一世を風靡した漫画家・ヤマザキマリが主にイタリアの食事について語る本。

    一時期、北海道でグルメレポーターをしてただけあり、日本の食事にも非常に精通しており、エッセイとして普通に面白かった。
  • パスタぎらい(新潮新書)
    テルマエロマエで有名な漫画家、ヤマザキマリさんの食エッセイ。イタリアを中心に、海外の様々な料理についてユーモアを交えて語られていて、テンポの良い文章だったので楽しく読めた^ ^やはり、ポルトガル料理は美味しそう。是非行ってみたい!
  • 望遠ニッポン見聞録
    私の中では
    ヤマザキマリさんは
    名エッセイストとして
    位置づけられている

    「国境のない生き方」
    「ヴィオラ母さん」
    どちらも たまらなく
    面白く読ませてもらった

    そして 今回
    いつもの古本屋さんで
    見つけた一冊
    読み進めながら

    少し前に読んだ
    「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」
    ...続きを読む
  • ルミとマヤとその周辺(1)

    懐かしい感じがします。

    子供の頃の独特な感覚を思い出します。著者の幼少期をベースにしたものだそうですが、当時の日常を描きつつも、どことなく夢の中のような、幸福な感じが伝わってきました。
  • パスタぎらい(新潮新書)
    もうどこかで読んだこともある話も多いけれど、何度読んでも面白いヤマザキマリさんのエッセイ。エッセイなのに新書なんですね。個人的だけど、食文化論ということでしょうか。
    ヤマザキマリさんが一番好きなのは日本のナポリタンというのはもう有名ですが、これはイタリアでは「パスタ」とは認められていないらしい。ケチ...続きを読む
  • とらわれない生き方 悩める日本女性のための人生指南書
    ヤマザキマリさんが波瀾万丈な半生を歩んでこられたというのを初めて知りました。
    いろいろな見方ができるからこそ、斬新な作品を生み出せるのでしょうね。多様なあり方を肯定的に捉える力を、私も高めたいものです。
    本書のなかで、さまざまな人の悩みにおおらかに回答するお言葉が素敵でした。自分がいかに自分の思い込...続きを読む
  • とらわれない生き方 母として 「いいお母さん」プレッシャーのかわし方
    良い本。子育てに迷ったり、「素敵ママブログ」や周りと比べて自分ダメだなーと落ち込んだりしたときにもう一度読み直したい!!

    p.156
    子育ても、非常にエネルギーが必要なことですよね。いろんな感情を動かされ、いろんなことを考えさせられる。自分のダメさも浮き彫りになります。
    だからしんどいときは、あな...続きを読む