ヤマザキマリのレビュー一覧
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1巻はリスボンからシカゴへお引越しする時の
わたわた日和のお話がメイン。
犯罪が多く湖が水平線の向こうまで凍りつくシカゴ…。
それに比べて年間晴天率がヨーロッパ1番のリスボン。
あぁぁああ、リスボンに帰りたい!!
読みながら何度リスボンへの想いが募ったか。
シカゴもリスボンも住むはおろか、
旅行に...続きを読むPosted by ブクログ -
キューバなんて行ったこともないし、行きたいとも思ったことがないので(失礼;)とても新鮮な内容でした。
ハードな体験してるのに、やたら楽しそうなのが印象的。
この行動力は羨ましいけど、私は日本でコミックスを読むのが性に合ってるわと思う。Posted by ブクログ -
ヤマザキさんの男性のタイプはまさに私のタイプ。変人だけど、頭かキレッキレな男性のオンパレードで、読んでいる時間は胸のワキワキメキメキ感が止まらなかった。男性論もよかったが、最後に出てくる女性論も面白い。近年の凄まじい女性の処女性崇拝思想が、自分自身には違和感ありまくりだったが、ただ単に男性だけの課題...続きを読むPosted by ブクログ
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今回でルシウスの話も終わってしまう、と思うと
ちょっと残念な気もするけど、最後にストーリも
まとまっていてよかった。
古代ローマと現代日本との間のつながりも良かったし、
皇帝が息を引き取るのがお風呂で、赤ちゃんが
最初に入るのもお風呂、というつながりも良かった。
こういったストーリの話は、また読んで...続きを読むPosted by ブクログ -
時空物の原則も無視して、ルシウスとサツキが結婚して子供も産むとは・・・!
日本の少女漫画初期みたいな超適当な終わり方で唖然だったけど、これはこれで昔の増刊マーガレットの巻末の無名作家の短編みたいなオチで面白い。Posted by ブクログ -
「世界を変えるのは、女性もしくは「女性のように考える男性」である」と。それを実証するために、日本を含む各国で調査、世界中でインタビューをおこない、レポートしている。この変化は「とりあえず売る」という過去のマーケティングからの決別で、「長くつきあう」LTVの向上がこれからのマーケティングだと思うし、こ...続きを読むPosted by ブクログ
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泉質と効能を知ることになったルシウス。
食べ物でもなんでもそうだけれど、最初に疑問を持ち
研究をして解き明かしていった人たちや発見した人たちは
ほんとにすごい。
どれほどの人たちの努力と苦労と
研究のための多くの犠牲があった上での
今があるのか、すべてに心から感謝しなければ。
恋も動き出し、い...続きを読むPosted by ブクログ -
伊藤温泉の大天才。
才色兼備にして古代ローマオタクのさつきちゃん登場。
「こんなに美しい平たい顔族に会ったのは初めてだ…」
平たい顔族がつくと、何言われても
褒められた感じがしない[笑]
いつものごとくローマに帰れずとまどうルシウス。
温泉旅館でカタコトの日本語を使ってるのがかわいい!
馬にも惚...続きを読むPosted by ブクログ -
AD129年ローマ。
現代社会の忘れた古き良き公衆浴場を再現しようと
奮闘するルシウス。
行き詰まりつつ、静けさを求めて湯の中に
体を沈め、妙な排水溝の仕組みを調べようとして
吸引され、たどり着いた先は…。
平たい顔族の奴隷風呂!?[笑]
牛の乳に温帯の甘い果実の汁が加わったかのような風味、
雪...続きを読むPosted by ブクログ -
イタリアに移住して、一人で出産、結婚、同居、
またまた引越しと、人生イベントだけでも
ものすごい激動を見知らぬ海外で向かえた
ヤマザキさんのパワーはすごい!のに。のに!
ストレス半端ない、脱・ステキ妄想イタリア!
のテーマで書かれてあるエピソードと事実の数々は、
確かに想像でのイタリアとは違ったり...続きを読むPosted by ブクログ -
今度は日本の温泉地にタイムトリップしたルシウス。
ラーメンと餃子に震えるほどの感動を覚え、
的当ての商品のぬいぐるみを新しい神に祀り、
日本のパピルスでの紙幣に驚き、千円札の
野口英世に平たい顔族の皇帝を思う[笑]
湯のある場所に諍いごとは生じない。
与作を唄うおじいさんにシンパシーを感じつつ
...続きを読むPosted by ブクログ -
湯に対して全身全霊を捧げる平たい顔族は
一緒に風呂に入るには最高の人種ではないか!?
と、平たい顔族に親しみの情を覚え始めるルシウス。
でも上から目線は基本♡[笑]
ケイオニウスもマルクスも登場して
ますます人物相関図も華やかに!
スカッと爽やか、なんたる飲み物!なんたる容器!
とルシウス、ラムネ...続きを読むPosted by ブクログ -
ネコとして生きるということ、
人間とネコが生活を同じくするということ、
種族を超えて家族になるということ。
人間はつい自分の価値観、培ってきた常識、
自分の都合や想いを愛情とエゴをはき違えて
動物たちにも注いだり、押し付けたり。
そんな枠をとっぱらって、自由にのびやかに
自然に触れ合っていくヤマ...続きを読むPosted by ブクログ -
国境も人種も超えて、ヤマザキさんの側で
ただただ愛おしいゴルムちゃんと、
ヤマザキさんの目線の優しさ。
そしてもちろんの安定した面白さ♡
お耳とお耳の間が狭くなるのが大人の印。
歴史が深く、いろんな情勢を抱えるシリア。
巡り会うということの温かさを感じる
ステキな出逢いのお話でした。Posted by ブクログ -
イタリアの食文化を日本人目線と
食い意地ボーノ目線で♡
簡単でおいしい本場のイタリアンレシピも
あったで、どれも作ってみたいっ!
パスタにパニーノ、チーズ、キノコ。
もぉぉぉお、どれもおいしそうで
空腹じゃなくてもお腹が空いてデンジャー。
怒りに満ちた迫力の劇画風・姑ぬりえつき♡ファ!Posted by ブクログ -
ジェントルマンなイタリア男性と結婚をして
ご主人の家族とイタリアで生活をしてみると…。
自分の名前「ローザ」を漢字で「老座」と
タトゥーを入れようとした妹、鶏を
もっしゃもっしゃと豪快にむしる母、
90才にしてVOGUEを愛読する祖母、
ふわふわしつつ、奇怪な家を作り続ける父…。
アモーレに溢れ...続きを読むPosted by ブクログ -
ヤマザキマリのタッチだからしっくり描けたのだろうと。
もし規律を重んじる日本社会にジョブズがいたら完全に廃人だったろう。Posted by ブクログ