ヤマザキマリのレビュー一覧

  • スティーブ・ジョブズ(6)

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    これを読んで学べることは・・・

    ・ベジタリアンは栄養失調
    ・故にストレスを消化するためのビタミンミネラル不足
     →早死

    という事です。

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    2017年08月14日
  • イタリア家族 風林火山

    購入済み

    ヤマザキマリさん

    びっくりしました
    おもしろい
    これから、テルマエ・ロマエよみます
    同い年の同じパンクス
    他人と思えない

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    2017年06月09日
  • テルマエ・ロマエ 2巻

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    奇祭・銭湯の規則作り・バナナワニ園?・温水プール・リピーター確保の工夫。
    「うむ…平たい顔族に会うとなにやら心底からほっとする…」
    だんだん日本に親しみを感じてくれているようで、うれしいな。

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    2017年02月05日
  • スティーブ・ジョブズ(5)

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    第二の奇跡の時代。面白くないはずがない!場面を、極力抑えたトーンで(むしろジョブズ個人の辛さを交えて)事実のスケッチとして描くことで生まれるリアリティ。これが現実に起こった!と思わせる筆致。

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    2016年12月02日
  • プリニウス 4巻

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    ネタバレ

    面白いなあ、としみじみ思うのは幽霊についてプリニウスとフェリクスが押し問答をする所。
    単純に「見える人」と「見えない人」の構図であるし、「科学」対「迷信」でもあるし、「前進する意思」と「後悔の念」でもある。ヴェスヴィオスの大地震の甚大な被害の後で語られるから、もちろん震災後の日本人にも重ねられているのだと思う。
    揺れ続ける最中も常に明日への一手を考え行動する彼らが心強い。

    さてあと半分はポッパエアが舞台の中央に躍り出てきた。セネカもブッルスも彼女を見くびっていたのだろうか?類い稀な理性や頭脳が駆逐されてしまった原因がわからない。
    幼稚な自己愛がふりかざす狂気!それを利する策謀家も登場して、ダ

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    2016年06月17日
  • プリニウス 3巻

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    ネタバレ

    ポッパエアの妄執が虚ろなネロに注ぎ込まれてゆくのを黙って見ているローマの政治家たち。寒々しい。一人の暴君が悪政を行ったという短絡的な寓話から跳躍して、陰影のある物語が展開してゆく。2巻の娼婦への虐待も、悲劇に感動し妄想を膨らませたという背景を見せて説得力がある。小さな悪が次第に加速してゆく様を見せて鳥肌を誘う。

    アトレウスの若さゆえの懊悩が主観でなく客観的に描かれているのも好ましく思う。人間のドラマもこの広大な世界の一つの事象に過ぎない。重大だが些細である。
    ローマを離れて快復する憂鬱にハイジを彷彿。またはラスコーリニコフを蝕むサンクトペテルブルクを思い出す。
    「自分」に囚われる若者特有の気

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    2016年06月17日
  • プリニウス 2巻

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    ネタバレ

    うぉぅ!ますます面白い!高度に発達した都市ローマの描写がまず面白い。インスラ(アパート)の三階より上に住みたく無い!とか。パニス(パン)の種類とか。

    そしてネロ!ネロに対するプリニウスの評価が、物言わぬ周囲の人間たちの思いを表している。混迷する政治。繊細なネロはその空気を感じてますます捻れていく。助けて!ネロは心中でプリニウスに訴えていたのではないか。

    水道管の技師の出てくるくだりも面白い。本作では珍しいアクションシーンと、ローマの下水道技術の話。のみならず文明論にも発展。フェリクスの嫁も10年前は技師の孫娘みたいに可愛いかったのかなあ…。

    それにしても、ここまで画面の描き込みが濃厚なマ

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    2016年06月17日
  • プリニウス 1巻

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    ネタバレ

    面白い!博物学の大家の素顔に迫る伝記のような体裁の中に「ほらふき男爵」みたいな一幕が出現したりする。不思議。
    皇帝ネロの描写も魅力的で、先行きが楽しみ。大まかな記録しか無い時代を描くので、細かなニュアンスはヤマザキ氏&とり氏の裁量にかかっている。作家の「込める」力をダイレクトに感じられて楽しい。

    大の男が何かに夢中になる姿というのは、崇高で愛らしい。『テルマエロマエ』のルシウスしかり、プリニウスしかり。その知識が役立つかはさておいても、彼らの視野には人間社会の営みがしっかりと捉えられていてグッとくる。

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    2016年06月17日
  • テルマエ・ロマエ 6巻

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    まさかこのシリーズでドラマあふれるクライマックスを迎えるとは。史実を巻き込んだ壮大なスケールの結末はこれ以上の足し引きが難しそうで、続編が難航するのもやむなしかなと思う。

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    2016年03月30日
  • その「グローバル教育」で大丈夫?

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    ネタバレ

    参考になったぞ。読んで良かった。

    学歴思考NO
    子供は親の創作品ではない。子供の学歴が親の点数ではない。教育虐待しない。

    幸せになる方法は一つじゃないと思える視野の広さを与える。
    目の前の社会の中で多様性を発見出来なければ、地球の裏側に行っても発見出来ない。
    自分の常識を相手にもあてはめる思考を外す。
    誰の話にも耳を傾ける。
    自分の気持ちや意見を誰に対しても言っていい。
    意見の相違はある。どうしたらケンカせずにお互いの事を理解出来るか、工夫して答える。
    自分に理解出来なかったり、意思の疎通が出来ないからといって、排除しない!

    子供から「生きるっていろいろあるけど、楽しいね」って言われたら

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    2016年02月20日
  • イタリア家族 風林火山

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    テルマエロマエの作者によるイタリア生活の漫画。14歳下の夫との出会いや、美大生だった1994年に生まれた息子の出産エピソードなども収録。私小説的な漫画。とにかく面白い。

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    2016年01月24日
  • 男性論 ECCE HOMO

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    タイトルにある男性論に留まらず、女性論、そして現代日本人への問いかけまで。興味深く、共感する部分も多い一冊だった。特に、外に出ようという部分。

    ヤマザキマリさんの言うように、周りに影響されることのない、自分の「核」のような部分を持ちたいとも思う。そしてその土台はこれまでの人生で少しずつ積み上げられてきていて、後はこれからの選択や思考を通してはっきりした形をなすように感じる。

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    2016年01月16日
  • ヤマザキマリのリスボン日記 テルマエは一日にして成らず

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    笑えて、笑えて、通勤電車内で読むのは危険。
    自分の考えの小さなこと。枠にはまっている自分に気がつく。

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    2016年01月02日
  • テルマエ・ロマエ 3巻

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    借りたもの。
    個人や街の衛生や瘉しとしての風呂・温泉から地域振興としての温泉街の話題に。
    命を狙われたはずのルシウスが(全く気付かず)山賊を熱意で説き伏せ村を作ってしまう面白さ。
    洗練された美しさと成金趣味の単純な派手さという価値観の対立まで風呂場で起こり、今回は平たい顔族にローマの美意識を伝授するに至ったルシウス!
    時代と地域を越えた技師との交流は楽しそうで羨ましい(笑)
    しかし、Tシャツの文字からどうしてその部分を選んだのか……
    表紙ではまさかのラオコーン像がシャンプーハットしている。違和感が無い!!

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    2015年12月19日
  • テルマエ・ロマエ 1巻

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    借りたもの。
    「風呂を愛したのは古代ローマ人と日本人だけである――」
    古代ローマ彫刻と日本の銭湯アイテムによるコラボレーションに衝撃を受ける。
    古代ローマの公衆浴場の技師が溺れると日本の銭湯にタイムスリップするという、斬新なアイデアと、古代ローマと日本の類似する点を見つけた比較文学な視点が面白い。
    銭湯に限らず、家風呂から温泉まで!
    コラムも充実している!読み物としてもワクワクしながら読めた。
    …ローマ人の描き込みは丁寧なのに、日本人の描き込みはマンガ寄りなのは気のせいか?

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    2015年12月18日
  • テルマエ・ロマエ 2巻

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    借りたもの。
    「Ⅰ」では古代ローマの公衆浴場と日本の銭湯文化や水回りの比較に重点が置かれていた気がするが、風呂というか、温泉の効能にも言及していた。
    冒頭のエピソードでは多産豊穣の願いとしての性を示唆。
    異文化の人達に入浴の作法を伝えるツールとなり得るイラストの解説(東京オリンピックからピクトグラムが採用された話を思い出した)、ウォータースライダー、銭湯振興のためのスタンプラリーにバナナワニ園の話まで、平たい顔族(日本)独自の風呂・温泉文化をルシウスを通して面白おかしく学べる、見直せる。

    フィクションとはいえ、人物描写が素晴らしい。
    格好良いハドリアヌス帝、聡明な少年・マルクス(後の五賢帝最

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    2015年12月15日
  • とらわれない生き方 母として 「いいお母さん」プレッシャーのかわし方

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    母親業に
    「とらわれ感」はつきものである。

    なにしろ、ほっといたら死んでしまう小さな命を
    預かっているのだから。
    しかし、命を守る事へのプレッシャー以上に大きく感じてしまいがちなのが、
    良い母親にならねば、
    理想的な母親に、
    そして、子供を世の中の役に立てる大人にしなきゃ…
    と、いう『評価A』を目指しての頑張り、なのではないだろうか。

    これまで私も子育てに関する育児書や、
    素敵ママのお洒落な毎日(なんというタイトル!(笑)
    的な本をたくさん読んできたが、
    最終的にどこを目指していたのか、さっぱりわからなくなっていた。

    結局、
    ヤマザキさんの本を読んで思った事は
    >子は親の背を見て育つ、ん

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    2015年11月09日
  • スティーブ・ジョブズ(4)

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    グロービスもつかっているHBSのケース「ドナ・ダビンスキーとアップルコンピュータ社」(A)(B)(C)(D)のバックグラウンドを理解するのにちょうどいい。ジョン・スカリーの入社、リサとマッキントッシュの開発チームの対立、スーパーボウルでのアップル社CM、ヴォズを含む創設チームの退職、スカリーとジョブの対立、ビル・ゲイツとスカリーの対立、ジョブズ解任。

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    2015年09月12日
  • テルマエ・ロマエ 5巻

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    ネタバレ

    さつきさんのお爺ちゃんの鉄蔵さん、骨太で渋くてカッコイイ。
    後半のルシウスがタオル一枚腰に巻いた姿で伊藤の温泉街道をチャリオットもどきで疾走するシーンが圧巻。

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    2015年08月22日
  • 国境のない生き方 -私をつくった本と旅-(小学館新書)

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    地図のサイズを変える、っていいね。スケールが大きい。

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    2015年06月10日