ヤマザキマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今までに記事などで見ていたジョブズの人物像から、
その人となりを掘り下げて知りたいとは思っていなかったけれど、
ヤマザキマリさんが描かれるということで
読んでみようと思ったスティーブ・ジョブズ伝記。
子供時代は文系だと自分で思っていたジョブズが
エレクトロニクスに興味を持ち、アートやテクノロジー、
サブカルチャー、禅、様々な興味の融合と昇華の産物として
ipodたちを生み出していく軌跡を感じて、すごく面白かった。
父の車いじりを通じてエレクトロニクスと出会い
興味を持ち、近所には多様なエンジニアが住み、
導かれるように開花していった、類まれなる
天才的なスティーブの才能。
才能があること -
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Posted by ブクログ
古代ローマと現代日本のお風呂にフィーチャーしたこの漫画、「テルマエ・ロマエ」。
各巻表紙も似ているので、いつも何巻まで持っているのか忘れちゃうんですよねー
表紙を見てもアホな私には自信が無い。 これ、第4巻? 第6巻? みたいな。
アホな私の話はおいといて、第4巻です!!
神のイタズラかなんなのか、時々現代日本へタイムスリップ出来るようになっちゃった主人公の古代ローマ浴槽技師、ルシウス。
今回はどんな日本のお風呂文化と出会うのか・・?
古代ローマのお風呂文化にさらなる発展をもたらすためにルシウスさんが頑張るこの漫画。
が、話数が進むにつれて毎度短編構成では難しくなってきたのか・・今回は今 -
Posted by 読むコレ
実は別の電子書籍店で第一巻から第五巻まで
既に買って持っているのだが
第一巻が特別価格88円だったのでBookLiveでも買った。
ヤマザキマリさんの「イタリア家族」も
「ニッポン見聞録」も、最高に面白い。
貧乏画家だったのが子どもが生まれ
シングルマザーとして生きる決意をし
生活のためにマンガを始めた…と
「イタリア家族」に書かれていたが
正にテルマエロマエの様な
歴史・美術知識及び技術の裏付けと
鋭く暖かいユーモア感覚あってこそ
可能となる素晴らしいマンガを生む為に
人生がそう動いたんじゃないかと思えてならない。
マンガだけでなく既に出発されている
エッセイも -
Posted by ブクログ
1960年代の日本を舞台に、ヴェネチア出身の大学教授
ジャコモ・フォスカリを通して、高度経済成長期の日本や
古代ローマ、イタリアの文化・思想の風景を書いている作品で、
いろんな部分が興味深くおもしろかったです。
BLの要素があると思ってもなかったので
最初は少しとまどったけど、うっすらとした要素だけなのと
人物がとても魅力的なので、気にならずに読み進められました。
ジャコさんと三島由紀夫と安部公房がモデルと思われる
日本を代表する文学者たちとのやりとりや
見たことのない音楽喫茶があった時代のノスタルジー。
立ち上がろうとするパワーと、今の日本が失った大切なことを
ジャコさんというフィルター -
Posted by ブクログ
ヤマザキマリさんの波乱万丈人生とイタリア人の夫と結婚して三世代同居を経験した そのはちゃめちゃな物語です。こういう話を読んでいると、国が傾こうがなんだろうが陽気にかつしたたかに生きる彼らが想像できます。
ヤマザキマリさんの波乱万丈人生とイタリア人の夫と結婚して三世代同居を経験したそのはちゃめちゃな物語です。ここで現在の夫であるベッピーノ氏との馴れ初めが描かれているのですが、なんと筆者とは14歳年下で、しかも彼女は当時35歳。さらにかつて同棲していた男性との間に生まれた息子のデルス君(黒澤明の映画『デルス・ウザーラ』より命名)がいて、彼からプロポーズの際に『君もデルスのこともまとめて面倒を見 -
Posted by ブクログ
「テルマエ・ロマエ」の大ヒットで一躍脚光を浴びた漫画家ヤマザキマリさんのイタリア人の歴史学者の男性と結婚し、彼らの家族と暮らしていたころのことを描いたエッセイ漫画です。彼ら彼女らの個性に圧倒されます。
僕は彼女のことを「テルマエ・ロマエ」で知りましたが、彼女がイタリア人の夫と結婚して、現在は夫の仕事の都合でアメリカはシカゴに在住しておりますが、これは筆者がイタリアの地で夫の家族と暮らすその奮闘記をつづったエッセイコミックです。
構成は、ご主人と息子さん、ご主人のご両親と妹さん、母方と父方双方のお祖母さん……と総勢八名の四世代家族で、北イタリアの大きな家で一緒に住んでいる、というものであり