ヤマザキマリのレビュー一覧

  • テルマエ・ロマエ 1巻

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    コメディとしても面白いし、歴史ものや技術うんちくものとしても面白い。
    奇抜なテーマやメディア展開の早さから読む前は甘くみてたけど、大ヒットも納得の出来。

    作品自体のレビューではないが、大ヒットの影響から今なら古本屋で全巻600円で揃えることも難しくないので、その点においてもお勧め。

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    2015年05月09日
  • ヤマザキマリのアジアで花咲け!なでしこたち アジアで出会った! 人生を変える仕事をみつけた女性たち

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    これまではずっと
    世界のどこかに
    自分の一生を<充実させてくれる>はずのお宝が眠っている、
    と信じていた。

    だが、
    こんな本を読んでしまったら、
    宝の在処、なんてもう<あの場所>以外考えられないではないか。

    漫画『テルマエ・ロマエ』の原作者であるヤマザキマリさんが
    アジアで働く逞しき日本女性達を直接取材し、
    漫画、写真と共にエッセイ風に紹介。

    なぜ彼女達は安楽な『今』を捨て、
    困難も多いであろうその地へ旅立つ事を決めたのか?
    活き活きとした表情で毎日を過ごしていた彼女達は
    <自分はこう生きたい>という心の意志に従った。
    未来への不安におびえる事も、
    平穏な日々に甘んじる事もなく、
    素直に

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    2015年04月15日
  • プリニウス 2巻

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    これはもしかして私の願いのすべてをかなえてくれる連載になるかも。

    ローマの日常を生きた人々の話が、歴史的偉人の人生とリンクし、そして現代や地域を超えた類推と対比をもたらし、
    最後には大きな悲劇で収斂する。

    1ッ間で皇帝ネロと将軍ヴぇスパシアヌスにヴェスヴィオス火山が出てきたからには大河になるんだろう、とは思っていたが、コルブロのパルティア戦役も出てきた。これはユダヤ戦役も当然出てくるし、あとはどこかでオトとガルバも出てくることになる。
     塩野本を除いて、この時代を日本語の物語にしようと思った人がかつていただろうか?なんか、すごく貴重なものを見せられている気がする。

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    2015年02月21日
  • プリニウス 1巻

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    アバウトでマジカルで一瞬『動物のお医者さん』の漆原教授を連想させる風貌にして、もしドリトル先生が実在したらまちがいなく私淑したに違いない捨て身の探究心。
    とんでもなくスケールの大きいこの博物学者が実在したっていうところにシビれます。
    両先生にただただ感謝です。

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    2015年02月15日
  • テルマエ・ロマエ 5巻

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    すごい面白かった!風呂だけでここまで漫画がかけるなんて素晴らしい☆ローマが権力争いとかしてるなかでなんか日本て平和だなーやっぱ風呂だよなぁと。まぁ時代がそもそも違うんだけど笑

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    2015年01月23日
  • スティーブ・ジョブズ(2)

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    若者たちの中で何かが変わる一瞬が、淡々としかし鮮烈に描かれている。そしてそれは時に歴史の変わる瞬間だったりもする。これはいい伝記本だ。

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    2014年12月28日
  • スティーブ・ジョブズ(3)

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    『「アーティストは作品に署名を入れるんだ」ってスティーブにチーム45名がそれぞれ呼び出されて、製図用紙にサインをしました。それはマックの内側に彫り込まれています。最終的成果をアートだと彼が感じさせてくれるのは、こういう時なのです…。』
    というラストで泣きそうになる。
    あと喜んで週90時間働きますTシャツとかストイックさを追求する姿勢、そしてそれに応えてくれる人間がいるのはいいですよね。優秀な人材に恵まれているから意味があることですけれども。

    『僕はジョブズの「くだらない」という物言いを「これがベストなのはなぜか説明してみろ」という質問として聞くようになったんです。彼の言葉は翻訳機にかけなけれ

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    2014年12月20日
  • テルマエ・ロマエ 3巻

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    テルマエロマエ3巻になっても、日本の温泉、入浴文化と古代ローマのギャップと気づきあいが、ぜんぜん色あせていないのに、まずびっくり。

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    2014年11月18日
  • テルマエ・ロマエ 2巻

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    梅田阪急のテルマエ・ロマエ原画展を見に行って、あらためてちゃんと読んでみた漫画。日本の温泉、風呂文化の特色をカルチャーショックとともに紹介する趣向は、次の巻から、ちょっと様相が変わりそうな幕切れではあった。

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    2014年11月11日
  • テルマエ・ロマエ 1巻

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    時空をスリップする話は大好きで、この漫画読んでるときも、『ビロードの悪魔』にも似た興奮を味わったけど、読書ってのはそもそも、そういう快楽にむすびついているんだな、とあらためて思った。

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    2014年11月11日
  • とらわれない生き方 悩める日本女性のための人生指南書

    購入済み

    人生観がゴロッと変わる!!

    自分がいかに枠にとらわれ、その中でモゴモゴしていたかを痛感しました。
    「男はこうあるべき」「女はこうあるべき」「社会人として、夫として、妻として、親としてこうあるべき」などど、自分で勝手に枠を作っておきながら、苦しくなって今すぐにでもそこから抜け出したくてどうしようもなくなってもなお、「そうすることで人から異質に見られたらどうしよう」とか、「世間から、家族から批判されたらどうしよう」とか、どうでもいいことに悩み、結局慣れ親しんだ「苦しい生活」に留まっている私。
    この本を読むまで、今の自分はそんな自分だったんだということさえ気付いてもいませんでした。

    読み終えたとき、たった一度しかない人生なん

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    2014年11月07日
  • テルマエ・ロマエ 6巻

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    至福の時。風呂の素晴らしさを再確認しませんか?

    あらすじ

    1.ルシウスと呼ばれる古代ローマ人がテルマエと呼ばれる風呂をもっとよくしたいと悩む。

    2.そして溺れる。

    3.目が覚めるとなぜか現代の日本に時間と場所を超えて上陸。

    4.なんとこの国の風呂やトイレは画期的な事か!ただ、驚き感動し、裸で歩き回る。

    5.感動もそのままになんやかんやあって元の世界に戻る

    6.良いところは見習おう。と、当時の技術をなんとか応用し、再現。

    7.評価アップ!
    また、他にもできる事はないかと悩む。

    8.1に戻る。

    前半は基本的にこんな構成。後、徐々に物語は進展を見せる事になる。


     とにかく風呂

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    2014年10月30日
  • ヤマザキマリのアジアで花咲け!なでしこたち2

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    今回も熱さに満ちみちていました!
    「アジアで花咲け!なでしこたち」シリーズはたかぎさん、ひうらさんのも拝読しましたが、ヤマザキマリさんのが(言葉の選び方が適切か怪しいですが)一番躍動感にあふれていたように思いました。ご本人の数多の渡航歴や海外在住であるというベースが、なでしこたちへ向ける眼差しや描き方に影響してるのかな…となんとなく思ったり。
    テーマは同じなのに、描かれる漫画家の方によってテイストが違うのが面白いなと思いました。

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    2014年09月17日
  • ヤマザキマリのアジアで花咲け!なでしこたち アジアで出会った! 人生を変える仕事をみつけた女性たち

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    トルコ編だけテレビで観ましたが、そのトルコ編の横溝さんはもちろん、登場する皆さんのエネルギッシュさが眩しい!
    とはいえ、漫画からは終始ほんわかした雰囲気が伝わってきて、親近感を勝手に抱いてしまいました。
    描き方もあるかと思いますが、皆さん「力みすぎてない」感じが出ていたのが良かったです。

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    2014年09月12日
  • とらわれない生き方 悩める日本女性のための人生指南書

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     勇気づけられました。


     正直へこんでいた時に、「自分を確実に慰めてくれるであろう本」を何冊か買い求め、自分を慰めておりました。そのうちの一冊でございます。やめようやめようと思いつつも、そうでもしないと浮かばれない気持ちってのがあるんですよね。


     最近、不倫しそうになりました。しそうになったというか、言い寄られたというか。


     その返事はまだ出てません。嫌ならばっさと切ればいいんですが、まぁいろんな事情があります。

     言い寄られた際に「あぁ、またかよ。」と思いました。

    女は男に、性的価値のある女かどうか、無意識の選別を受けます。ありがたいことに、人に「やりたい女」くらいには思って

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    2014年08月12日
  • とらわれない生き方 悩める日本女性のための人生指南書

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    このひとはマンガを描いているひとらしいけど、本書ではじめて知った。
    著者がなんども書いている「頼れる自分をつくる」ということばが印象に残った。
    タイトルの通り、いろんなことを本気で、まわりにとらわれずやってきたひとだからこその、人生論なんやろうなぁと思う。
    いちいちバランスのいい考え方やなぁと思いながら読んだ。とてもボリュームのある本でした。

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    2014年07月22日
  • プリニウス 1巻

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    プリニウスみたいな男性、まぁ変人なんですけど、たまらなくタイプ。ということは、作者の1人ヤマザキマリさんと男性の好みが似ているんでしょう。

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    2014年07月12日
  • 女神的リーダーシップ ~世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である

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    借りたもの。

    これは男性的/女性的の二者択一なジェンダー論の本ではない。

    今日、理想的なリーダーには〈女神的〉価値観が求められているという。
    この本にある〈女神的〉価値観とは、地域や時代を問わず“女性的”と分類された資質である。
    共感、公平、叡智…
    それらはギリシア神話の女神アテナが象徴するものと指摘。

    〈女神的〉価値観は女性のみが持っている資質ではないが、女性の方がより顕著でより自然に扱っている。
    それ故に、女性の指導者が今後の世界の発展に必要であること、現在活躍する女性リーダーの事例も挙げて示唆している。
    今、現在の女性の社会進出を肯定するための良著にもなりそうだ。
    しかし、女性のみ

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    2015年12月03日
  • プリニウス 1巻

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    マンガ学会で話が面白かったTop2の合作ということで販売前から購入を決意

    絵の緻密さもさることながら、プリニウスのセリフの一つ一つが面白い
    虚実の境が淡いのもいい感じ

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    2014年07月10日
  • SWEET HOME CHICAGO(1)

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    1巻はリスボンからシカゴへお引越しする時の
    わたわた日和のお話がメイン。

    犯罪が多く湖が水平線の向こうまで凍りつくシカゴ…。
    それに比べて年間晴天率がヨーロッパ1番のリスボン。
    あぁぁああ、リスボンに帰りたい!!
    読みながら何度リスボンへの想いが募ったか。
    シカゴもリスボンも住むはおろか、
    旅行にも行ったことはないけれど…♡

    そして食料庫にストックされる大量のDE CECCOのパスタ。
    ウチもパスタはDE CECCOなのでうれしい♪

    激しいおしゃべりが恋しくて、頻繁に
    イタリアの実家に帰るダンナさん。
    イタリア男子、恐るべし。マンマはもっと恐るべし!

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    2014年04月23日