田中啓文のレビュー一覧
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ネタバレ
子供向けながらも、大人でも面白いということと、好きな作家が何人か書いていたので読んでみた。面白かった。特に最後の恩田陸のはすごかった…。
「象の眠る山」田中啓文
象眠山(ぞうみんやま)というのが出てくるので、象?ガネーシャ?と連想させておいて、正体は昆虫。最後のオチも、もしかしたら寄生されたかも、というもの。
それでも、UMA的な存在や、横道という解説キャラが出てくるので面白かった。横道が解説して助けてくれる、便利すぎるキャラ。
「とりかえっこ」木犀あこ
人頭(じんとう)という怪異。出現条件がピンポイントすぎる。何か元ネタがあるのか?50.65センチというのは人の肩幅?何から来てるんだ -
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Posted by ブクログ
おみくちゃん、頑張ってるね。素晴らしい。
母ぬいも素晴らしい。頻度は多くないけど、ここぞという時に大事なヒントをくれたりと支えてくれている。
1話目、冒頭から妖し過ぎて、その上、怪しい展開もあって、どうなることかと思った。あの人が敵に回らなくて本当によかった。
一九郎、とんでもないっちゃとんでもない奴なんだけど、少しは心を入れ替えてくれたのかな。だといいな。
あの箱の開け方のあれは、ちょっとカンニングのようなw
あの4人の女の子たち、可愛かった。また登場するよね。
そして、事件の度にいおみくの手下が増えていくw
あの笛の秘密も少しずつでも明らかになってほしいな。
ということで、次回も楽しみであ -
Posted by ブクログ
これめちゃくちゃ面白いです!
有名な6名の作家さんがそれぞれ短編で
ミステリーを書いていますが、
それだけではなく、別の作品の推理をしています。
推理小説の3つの謎である、
【フーダニット】…誰が
【ホワイダニット】…動機は
【ハウダニット】…どうやって
が問われた作品がそれぞれ2作ずつ楽しめます。
問題編、解答編、推理編で大きく章が分かれていますが、おすすめの読み方は
まず問題編を読んで自分で推理した後に
推理編を読んで、最後に解答編に行く読み方です。
ほとんどの作家さんが正解していて、
さすがとしか言えないです。
中には「全然わかんない~!けどこうかな~」みたいな人間味のある解答もあっ -
Posted by ブクログ
グロテスク界の王者、田中啓文!!
今回もどきつい!!グロい描写に
マジで加減なし!!笑笑
でも!めちゃ面白かった〜((◍´ᯅ `◍))
なぜこの本を読んだかと言うと
僕の友人にグロ極めし友人がいるのだが
その友人がBest ofグロと言わしめた。
作品が本作に収録されていると言う事で読む事に…
正直、読む時に怖すぎて躊躇した事は言うまでもない…だってBest ofグロだぜ……笑笑(; ・`д・´)ゴクリンコ
よし!
それでは、作品を紹介していこ〜⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
にこやかな男
個人的に最強最悪レベルのグロさでした。
1発目でこのヤバさはやりすぎ笑笑
本当にしんどかった笑笑
しかしね -
Posted by ブクログ
徳川家康の孫で、豊臣家に嫁いだ千姫。
殺された?生きている?
謎に挑むのが千姫の夫であり、なんと「蛇」の体を持つようになった豊臣秀頼!
タイトルの蛇身探偵が、まさに文字通りというのにびっくり。すごいなぁ、こういうことを思いつけるなんて。
秀頼の手足となって動く面々が歴史上有名な人物というのにもわくわくする。
大坂の陣から50年近く経っているので、猿飛佐助も真田大介もかなり高齢だけど、矍鑠としていて嬉しい。
霧隠才蔵がそうだったっていうのも面白い。名前のにそんな秘密が!
こういうのが歴史小説の自由で面白いところ。
こういう設定だと、さすがに続きはないかなぁ。
あの後も読んでみたい気がする。