田中啓文のレビュー一覧

  • 鍋奉行犯科帳 浪花の太公望

    Posted by ブクログ

    ネットに掲載されているプロフィールを読めば、明らかに変人であろう田中さん。著作のカバーにあるご本人の写真は、なんだか売れない芸人みたいだし(失礼(^^;)。だけど、時代ものはまだまだ苦手な私がハマっている時代小説、鍋奉行犯科帳シリーズです。好きすぎて、制覇すると寂しくなりそうで、だいじにだいじに読んでいたら、1年1冊ペースに。やっとシリーズ3冊目、しかもこんなに寒い季節だというのに、真夏の話。

    今回は鱧に狸に魚。お奉行様の登場は若干少なめ、それよりも21歳の同心・勇太郎が傷だらけになりながら活躍します。食べ物に異常な執着を見せるお奉行様は、勇太郎があたふたするあいだも食いもんにしか興味がない

    0
    2018年02月03日
  • 俳諧でぼろ儲け 浮世奉行と三悪人

    Posted by ブクログ

    浮世奉行の第2弾も手にしちゃいました。
    軽~くおバカなSF、関西な時代ものと楽しく読めたので、欲しいものリストにポチポチポチっと先ずは登録。

    0
    2018年01月26日
  • 俳諧でぼろ儲け 浮世奉行と三悪人

    Posted by ブクログ

    雀さんががんばってて嬉しい。
    誹諧の話では、あの句を使うかと思ったら使わなかったのね。
    それにしても、この件も、かどわかしの件も、卑劣で頭にくる。
    子供って、けっこう色々きいて、考えるものだしね。
    新登場の河野氏にはびっくり。今後の活躍が楽しみ。

    0
    2018年01月18日
  • 浮世奉行と三悪人

    Posted by ブクログ

    横町奉行ってのは江戸なら名主、田舎なら庄屋ぐらいの役割に+αぐらいに思っとけばいいのかな?
    江戸ものに比べて大阪を舞台にしたようなもんは、あまり馴染みが無かったんだなー

    0
    2018年01月12日
  • 宇宙探偵ノーグレイ

    Posted by ブクログ

    探偵ものと思って読み始めると( ゚д゚)ポカーン
    おバカSFとかナンセンスというのを認識して笑うのが正しいのかな?

    0
    2017年12月02日
  • 銀河帝国の弘法も筆の誤り

    Posted by ブクログ

    「人類圏」シリーズの短編オムニバス。結構エグい表現があってちょっと好みと合わないんだけど、掲載順もストーリー的にも最後となる短編「銀河を駆ける呪詛」のラストで激しく脱力。

    0
    2017年11月24日
  • こなもん屋うま子 大阪グルメ総選挙

    Posted by ブクログ

    こなもん屋うま子のB級グルメシリーズ、2作目。
    大阪の財政難を救い、東京をもしのぐ大都市によみがえらせたい!
    若き大阪市長の櫛田勝男(くしだかつお)は日々奮闘しているが、熱意がありすぎてやや行きすぎ、真面目がすぎてややおもろない。
    突如目の前に現れたのは、謎のこなもん料理店「馬子屋」

    馬子の店は、1作目ほどの汚さはなく、馬子もなんとか普通の「大阪のオバチャン」に見える。
    そして、櫛田は、問題が解決すれば永遠に消えてしまう馬子の店を、かぎ当てられるという特殊能力を持っていた。
    (ま、それって、まだ問題が解決していないってことでしょうか)
    連作短編集になっていて、最後にちゃーんと、全体としてのオ

    0
    2017年11月14日
  • こなもん屋うま子 大阪グルメ総選挙

    Posted by ブクログ

    一作目の方が私にははまりましたが、こちらもとても笑えました。今回は実在の人物やできごとを想像させる題材になっています。

    0
    2017年12月17日
  • ハナシはつきぬ! 笑酔亭梅寿謎解噺5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    目次
    ・堀川
    ・上燗屋
    ・二番煎じ
    ・花筏
    ・狸の化寺
    ・子ほめ
    ・地獄八景亡者戯

    シリーズ最終巻となりましたが、竜二の成長があまり感じられなかったな。
    というか、落語も漫才もお芝居も、大して努力をしていないのに本人のいないところで「すごい才能」と言われていた竜二が、今巻だけはギャグも作れず、スタジオの空気も作れないダメダメな奴になっているのが、違和感。
    そのダメダメが受けたのだけれど。

    結局落語ができない状況にならないと、落語をやろうとしない。
    そして何度も同じ過ちを繰り返す。酒、バイク。
    現実にそういう成長しない若者がい手も、そんなに腹は立たないけれど、シリーズ5冊目でも成長の跡が見ら

    0
    2017年07月12日
  • ハナシがうごく! 笑酔亭梅寿謎解噺4

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    目次
    ・二人癖
    ・仔猫
    ・兵庫船(ひょうごぶね)
    ・皿屋敷
    ・猫の忠信
    ・鬼あざみ
    ・牛の丸薬(うしのがんじ)
    ・ひとり酒盛

    松茸芸能を旅出した梅寿一門(の半分)だったけど、今巻無事に手打ちで、全員松茸芸能に復帰することになった。
    復帰したって、人のいうことなんか聞きゃしない、やりたい放題の梅寿は変わらない。
    やれやれと思いながら振り回される、一門の弟子たち。

    梅駆の昔のロック仲間がインディーズデビューしたことがきっかけで、梅駆にも落語のCDをリリースするという話が転がり込む。
    弟子に負けたくなんかない梅寿は松茸芸能が出すCD話に一度は乗るが、歌のレコーディングのように、いいところを切り張

    0
    2017年06月29日
  • ハナシがはずむ! 笑酔亭梅寿謎解噺3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    目次
    ・動物園
    ・日和ちがい
    ・あくびの稽古
    ・蛸芝居
    ・浮かれの屑選り
    ・佐々木裁き
    ・はてなの茶碗
    ・くやみ

    段々ミステリ色が薄くなってきた。
    竜二の成長物語ではあるのだが、どうにも落語に精進しているようには見えない。
    コントがいいとか漫才がいいと言っていたうちはまだ、芸人としての悩みだったけど、今度は俳優?
    しかも、いつも竜二は底知れぬ才能を見出されるんだよね。
    で、未だに才能は開花していない。

    そして落語の話に戻ったかと思ったら、今度はまだ内弟子だというのに大物落語家の名前を継ぐことに!?
    もっと落ち着いて落語の話しようよ。
    いや、あの師匠のもとで落ち着けるわけないのはわかるけど。

    0
    2017年06月08日
  • 浮世奉行と三悪人

    Posted by ブクログ

    横町奉行って、いいシステムだと思う。
    ひょんなことから後継者として見込まれた雀丸。
    断ってはいるものの、巻き込まれたり持ち込まれた事件で見せる采配はたいしたもの。
    三すくみの面々もユニークだし、おばあさまもナイス。
    続きがあるなら必ず読もう。

    0
    2017年06月06日
  • 風雲大坂城 鍋奉行犯科帳8

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鍋奉行犯科帳シリーズももう第八作。
    二人の女性の間でふらふらしていた勇太郎もついに決断したようだが、どちらも家を出られぬ身、さてどうする?
    将軍上洛との報せに大騒ぎの大坂城。饗応役を巡って西町奉行と東町奉行の料理対決に、勇太郎の師匠を狙う謎の男。
    偽奉行が現れ無線飲食を繰り返す一方で僧姿の一団が押し込みを働く事件が続発。勇太郎は一大決心を胸に潜入捜査に挑むが。
    因縁の相手との闘いに決着は着くのか。
    相変わらず豪快な大食い奉行の豪快さが良い。窮地に陥りそうになっても逆転の発想と正面突破で解決していく。なんだかんだで皆に愛されているし部下を愛する大食い奉行。

    0
    2017年06月01日
  • ハナシはつきぬ! 笑酔亭梅寿謎解噺5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最終巻にもなると、もはや謎も何も出てこない(笑)。
    竜二の成長(本人の本意・不本意を問わず)と取り巻く環境の変化がつづられている。
    本筋の落語をモチーフにしたストーリは最後までブレは無かった。

    0
    2017年06月01日
  • ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解噺2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    目次
    ・蛇含草
    ・天神山
    ・ちりとてちん
    ・道具屋
    ・猿後家
    ・抜け雀
    ・親子茶屋

    今回の竜二は今ひとつだったかな。
    前巻よりは真面目に落語と向き合っているけれど、ちょっと何かあると古くさい師弟制度が、落語を古典芸能にしてしまい、若い才能は漫才やコントに流れていくと思ってしまう。
    落語の力を信じきれない。

    謎解きという面では頭が回るのに、先輩たちの助言をちっとも理解できないのはなんでなのだろう?

    梅寿師匠は、飲んだくれで、金に汚くて、暴力的で、とんでもないオヤジだけれど憎めない。
    そばにいたら簡単に憎めそうだけど、とりあえず憎めない。
    なぜなら、人情に篤いから。
    竜二にはとことんきつく当

    0
    2017年05月25日
  • ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    目次
    ・たちきり線香
    ・らくだ
    ・時うどん
    ・平林
    ・住吉駕籠
    ・子は鎹
    ・千両みかん

    目次はすべて落語の演目。
    各話の頭に、月亭八天さんの落語解説があります。

    主人公は落語なんて全く興味のない、天涯孤独の不良少年・竜二。
    落語よりは漫才やコントなどの方が断然面白い。落語なんてダサい。そう思っています。
    我慢なんて知りません。頭にきたらすぐキレる。我慢なんてするだけ損。そう思っています。

    高校を中退して、好き勝手に生きていた竜二を、元担任の先生が無理やり笑酔亭梅寿師匠のもとに弟子入りさせます。
    すぐ辞めてやる。絶対やめてやる。そう思っている竜二でしたが、気分屋で、大酒のみで、すぐに暴力を

    0
    2017年04月30日
  • 鍋奉行犯科帳

    Posted by ブクログ

    『こなもん屋うま子』があまりに楽しかったので、この著者の時代小説ならば、あまり時代小説に慣れていない私でも読めそうだと、シリーズを大人買い。期待を上回る楽しさでした。

    大坂西町奉行所に赴任してきたのは巨漢のお奉行様、大邉久右衛門。どケチなくせして、食べるものに関してだけは金に糸目をつけず。しかも、旨いものと見るや自分の分だけではなく、与力や同心たちにも食え食えとうるさい。付いたあだ名は鍋奉行、大鍋食う衛門。食べること以外に興味はないのかと思いきや、事件が起こればぼそっとつぶやいて解決の糸口を示す彼に、まわりはすっかりペースを乱され巻き込まれ。

    主人公は久右衛門というよりも、若い同心の村越勇

    0
    2017年05月10日
  • 風雲大坂城 鍋奉行犯科帳8

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    綾音さんの祝言に始まり、ほー、と思いながら読んでいったら、あらついに2人も、というおめでたい展開。上様が大阪に・・・というのは当時本当にすごい事だったんだなぁ、と驚き。何でそんなにお付の人が必要なんだ?とも思いますがそれに付随する費用も目が出ます。結局こられなかった訳ですがアンコウとはなかなか面白いなと思います。二章目もなかなか壮大なストーリーでいつもに比べるとボリューム感がずっしり。勇太郎も切なさを仕事で晴らすとはオトコマエ。小糸さんのオトコマエっぷりは相変わらず。最後の一騎打ちは読み応えありました。

    0
    2017年04月10日
  • シャーロック・ホームズたちの冒険

    Posted by ブクログ

    王道のホームズとルパン、だけでなく、忠臣蔵、ヒットラー、小泉八雲 x ホームズどいう、何か奇想天外だが、ワクワクするミステリーが満載。

    0
    2017年03月12日
  • 漫才刑事

    Posted by ブクログ

    お笑い芸人と刑事、二足の草鞋で活躍する主人公を描く連作短編ミステリ。もちろん刑事は副業禁止なので、秘密裏に兼業しているわけだけど。同僚にばれてたかられたり、先輩にばれそうではらはらしたり、と事件以外の部分でかなりどきどきさせられます(笑)。だけど二つも天職をものにできた彼は、実はとんでもなく幸せだよなあ。
    お気に入りは「人形に殺された男」。いかにも怪奇じみた殺人事件に惹きつけられます。事件自体はかなりシリアスで怖いよなあこれ……。そして高山の決断にもまたはらはらどきどきさせられて。
    そしてラスト「漫才刑事最後の事件」の腰砕けな真相もそれはそれで(笑)。笑いもミステリもたっぷり楽しめる一冊でした

    0
    2017年02月11日