田中啓文のレビュー一覧

  • 風雲大坂城 鍋奉行犯科帳8

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    大好きな鍋奉行犯科帳の最新刊。
    相変わらず飲み食いの事しか考えていない大坂町奉行が、将軍上楽のため饗応の料理を考えたり、世間を騒がす僧侶の盗賊をそっちのけで、自分の偽物を対策をしたり、相変わらずやることはめちゃめちゃなのだが、なぜか憎めず、ちゃんと事件も解決してしまう。
    固いこと言わずに楽しむべき一冊。

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    2017年01月11日
  • 風雲大坂城 鍋奉行犯科帳8

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    今回もお奉行さまは豪快にやってくださる(笑)
    あの、山車で町を練り歩くなんていうのは他の人では思いつきそうにない。
    喜内さんは、苦労はあっても、お奉行さまが好きなのよね。その関係も微笑ましい。
    将軍が大阪にやってくるということで始まった料理対決は面白かった。
    2編目の泥棒に偽お奉行さま騒動はどうなることかと。
    偽物への対応での大物ぶりは格好よかった。
    勇太郎と小糸との関係、お互い1人っ子ということでスムーズにはいかなかったけど、なんとかなりそうで嬉しい。
    次は、婚礼シーンも見られるかな。

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    2017年01月08日
  • 漫才刑事

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    刑事とお笑い芸人の二足の草鞋って設定がすごい(笑)
    どたばたぶりが楽しい。
    いやー、愉快、愉快。

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    2016年12月18日
  • ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺

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    ひょんなことから
    落語家に弟子入りする事になった不良少年。
    初めは興味もなかった落語に少しずつのめり込んでいく。

    田中啓文がこんな本も書いていることに驚き。
    ホラーしか読んだことがなかったので。

    そこまで詳しくはないですが、落語、私は好きです。
    難しそうなイメージを持っていましたが、聞いてみると、意外とライトで面白い。
    これぞ娯楽という感じ。

    主人公の竜二も落語には詳しくないので、読み進めていくうちに一緒に落語を好きになっていく感覚。
    師匠もかなりはちゃめちゃな人ですが、私、こういう男の人は嫌いじゃない。
    締めるところは締めているし。

    解説にも書いてありましたが、ミステリと落語のなんと

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    2016年11月17日
  • 蓬莱洞の研究

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    この小説に星をつけるのは負けた気がする。
    でも、続編も絶対読むつもりだし…。

    夏休みの課題図書なんかに、必ず一冊読書が苦手な子
    向けの本が入っていたりしませんか?
    にぎやかな登場人物達の冒険譚に挿絵代わりの漫画。
    それがそのままちょい大人向けになったのが本作品。
    蓬莱洞の研究、大南無阿弥洞の研究、黒洞の研究の
    3編がおさめられています。

    民俗学的な面白さを期待したのですが、それは
    ほとんど関係なし。
    でもオシラサマとかそういうワードが好きな人は
    より楽しめると思います。
    いわゆるバカミスかとも思ったのですが、ミステリでも
    ないし。もしかしてただのバカ小説!?
    さすがメフィスト。

    でもただ

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    2016年08月17日
  • イルカは笑う

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    ちょっと雑な話もあったけど楽しかった。
    ゾンビシェフの、筒井康隆っぽいな〜と読んだら、
    ぽいのね。
    イルカのオチの笑い、良かった。

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    2016年07月12日
  • 猫と忍者と太閤さん 鍋奉行犯科帳7

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    お奉行さまと講釈師とのケンカが愉快だった。
    困ったもんだ(笑)
    ホトトギスくん、健気で可愛い。
    子猫とお奉行さまがナイス過ぎて笑った♪
    新しい仲間に、新しい敵が登場して、これからも楽しみ。

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    2016年06月04日
  • ミミズからの伝言

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    エロ・グロ・汚物のオンパレードの短編集。もうこれは狂った漫☆画太郎先生といった世界観だ。そこにSFや伝記的なテイストも入ったりして飽きさせない。しかし何が凄いかと言うと物語の序盤から読者にその世界観を魅了させピークに持って行き、ラストのクライマックスでそれ迄の話を全てブチ壊す様な駄洒落がスパークする。悪ノリ甚だしいブラックなオチに何度も声をあげて笑ってしまうのだ。だからこれは真面目に読んではいけない作品である。また素晴らしい田中啓文の作品に出会ってしまった。

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    2016年05月31日
  • 異形家の食卓

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    異形つながりで、田中啓文の短編集。良い意味で最悪な読後感。トラウマ系なので、人によっては途中でダメになるかもしれないが、この人はこういうものなのだ。

    とにかく、内臓が飛び散り謎の粘液がほとばしり、もちろん血まみれグチュグチュのヌルヌル系なので、読者は選ぶのだが、筒井康隆のグロ部分を良い感じに引き出したような作風なので、筒井慣れしている人には笑いながら読める。

    ほとんど作品が、タイトル通り食卓や食材に関わるもので、死体を食べるものから謎の生き物と、その(以下自粛)ものまで、まあ食欲が殺がれる事この上ない。

    それ以外の作品も、筒井康隆の影響を受けたワルノリドタバタで、作風だけでなく擬音にいた

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    2016年02月19日
  • 水霊 ミズチ

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    ネタバレ

    日本神話をベースにオカルトを混ぜ込んだ、飲むと死に至る水をめぐるホラー。
    時折、描写がギャグ調になって、冷めてしまったのが残念。

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    2016年01月23日
  • お奉行様のフカ退治 鍋奉行犯科帳

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    今回も楽しめました。暑苦しいくらいの食欲と、だから「どっからやの?」と突っ込みたくなる扇子は健在。しかしまぁ、ここまで食と事件が上手く絡むのも珍しい。作者さんの食へのこだわりや造詣の深さも伺える気がします。小糸さんと綾音さんの恋のバトルは予想外の方向で落ち着く兆し?!私は小糸派です。カッパの物語は少し切ない。三平もきっと心から苦かったでしょう。テンポ良く新刊が出るので次も楽しみです。

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    2016年01月19日
  • お奉行様のフカ退治 鍋奉行犯科帳

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    お奉行さま、今回も色々とナイス。
    そして、すゑさんがかっこいい!
    おいしい昆布巻き、私も食べた~い。
    そして、剣のお師匠様も立派。
    あの展開はぐっと来た~。
    お奉行さまがフカに対してした決断もよかった。
    まったく、めちゃくちゃな行動ばかりなのに、
    決めるときは決めるお奉行さま、今後にも期待。

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    2016年01月11日
  • お奉行様のフカ退治 鍋奉行犯科帳

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    今回も、料理勝負にサメ騒動におばけ騒動にと
    いろいろ面白かったです〜。三平のお話のほろ苦さもいいですし、
    長らく両手に花状態だった勇太郎に何か動きがありそうな予感も…。
    まだまだこの先、いろんなことが起こりそうですね〜(^^)。
    ところで。2話に登場の薩摩浪人の名前が剣八郎…まさか!?(笑)

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    2019年05月31日
  • 鍋奉行犯科帳 京へ上った鍋奉行

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    御落胤波瀾盤上
    浮瀬騒動
    京へ上った鍋奉行
    判平、シマジ、小六といった新たな脇役が良い味を出していた。再登場を望む。

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    2015年11月18日
  • 茶坊主漫遊記

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    諸国を漫遊するずんぐりむっくりな老僧の正体は、処刑されたはずの石田三成…。旅の目的はやはり生きていた秀頼と国松の企みを諌めるため…。途中、柳生十兵衛に命を狙われ、天草四郎をたしなめ、宮本武蔵に出会い。歴史謎解きバラエティ。やや方言に読みにくい所もありましたが終始軽快で、サクサク読めました。知恵者だけあって三成の謎解きは鮮やか。修羅場をくぐっているので思慮深く、達観していて言葉も重い。本来の歴史がどうであったか、真実は知る術もなく。ただ、実は生きていた…と言われる人は愛されていたんだろう、と思います。

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    2015年11月09日
  • 鍋奉行犯科帳

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    大阪のお奉行さん大邉久右衛門、人呼んで「大鍋食う衛門」大食漢で美食家で豪快でめちゃくちゃな性格だけど、憎めなくて楽しい。久右衛門に振り回される周りの人たちもキャラが立っていて、所々挟まってるイラストもかわいい。出てくるお料理はおいしそうだし、蘊蓄も面白い。また面白いシリーズを発見してしまった。
    天晴れじゃあっ!

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    2016年02月17日
  • イルカは笑う

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    ショートショート「まごころを君に」のオチに笑った。いかにも落語のオチで、とぼけた感じがいい。言うまでもなく、「まごころを君に」は「アルジャーノンに花束を」の映画化で、クリフ・ロバートソンがアカデミー主演男優賞を受賞した作品の邦題。
    シリアスな「あの言葉」とホラーの「歌姫のくちびる」も良い。バラエティに富んだ短編集だが、ショートショートのおかしさが個人的には好み。ショートショートだけの作品集も出してください。

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    2015年10月15日
  • 水霊 ミズチ

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    おもしれぇぇぇぇ!!!!
    すっっごい面白かった

    ホラーであり、ミステリーであり、SFであり、様々要素をこのボリュームでまとめ切ったのがすごい。オカルト的な要素を如何に現実的に作品に取り入れるかは難しいところだと思うけど、まさか胃に取って代わる虫とは……それどころかラストで語られる胃そのものが別の生物なのではないかという可能性まであってもうびっくり仰天

    伊邪那美と伊邪那岐、まゆみと己一郎、神と巫女(明美)、色んなところに男女の関係が暗示されていた。そしてそれこそがそれぞれの事件の発端になっていたような気もする。

    ホラー作品の常として結末としては後味の悪いものだったが非常に面白かった

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    2015年09月10日
  • お奉行様の土俵入り 鍋奉行犯科帳

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    安定の面白さ♪相変わらず食べることに執着しすぎるお奉行様ははちゃめちゃで、捕り物はしっかりだから笑えてしまいます。支えている人達が良いんだろうな…。ヘビロテで登場する人物も増えてきて賑やかさも増し増し。割りと早いサイクルで新刊が出るのも嬉しいです。それにしても、勇太郎の優柔不断さったらもう、イライラの極地。小糸さん、綾音さん、さらに千代さんまで出てきて断れないとかね…流れたから良かったようなものの、彼を慕う二人に「やめとけ!」と言ってあげたい。大きなお世話だけど…笑

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    2015年06月27日
  • こなもん屋うま子

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    かなりツボだった。ザ・大阪のおばちゃん、実は人外の馬子さんが経営する「うまこや」を舞台に繰り広げられる人情系続きもの短編集。大阪、粉もん、すべり系ギャグ、B級グルメ、軽めミステリ、がお好きな方にはお薦め。

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    2015年06月20日