田中啓文のレビュー一覧

  • 鍋奉行犯科帳 道頓堀の大ダコ
    一冊めでだいぶ慣れたのですが、やっぱり会話だけで話が進んで行く書き方は、誰の台詞か分かりにくいです。テレビドラマでみたらすごく面白そうなのに。
  • 鍋奉行犯科帳 道頓堀の大ダコ
    2作目もいい感じ。
    お奉行の舌と鼻には脱帽!
    すごすぎる~。
    勇太郎をめぐる恋のさやあても、どうなることやら(笑)
    続きが本当に楽しみ。
  • 鍋奉行犯科帳 道頓堀の大ダコ
    鍋奉行シリーズ第2弾。
    前巻のムードはそのままに、
    さらにキャラクターたちが活きいき動き出して
    作品世界がとても賑やかになってきましたw。
    でっかいアレやSFちっくなアレなど、
    お話のノリも広がっている感じですね~。
    読み始めたら一気でした。
    さらなる展開があることを期待したいです。

    解説で我孫子...続きを読む
  • こなもん屋うま子
    グルメ作品かと思ったら…まさかっ。
    笑いあり人情ありドラマあり、
    そしてちょっとファンタジーなお話の数々。
    意表を突かれつつ、
    読み始めたら一気にいただいちゃいましたw。

    こんなお店に出会えないかなぁ。
    でも、描写通りのお店なら
    まず入らずに通り過ぎちゃうだろうなぁ(笑)。

    ところで。
    たこ焼き...続きを読む
  • 水霊 ミズチ
    古事記、日本書紀をモチーフとした水に纏わるホラー。
    大変面白く読めました。

    普段身近にある水。
    飲むと謎の腹痛に襲われ人格も変わってしまい
    最終的には死んでしまいます。

    生活していく上で欠かせない水が汚染されている恐怖。
    読み終わった後はついつい水を飲むのが怖くなってしまいました。
  • 鍋奉行犯科帳
    大阪が舞台の時代小説は初めて読んだ。お奉行のキャラの立ちっぷりが見事。シリーズになってくれるといいなぁ。
  • 水霊 ミズチ
    己一郎先生は誰がなんと言おうとロリコンだと思う。
    過去に事件起こしたからどうのじゃなくて・・・
    もう見方がすでに危ない

    どんなに否定してもロリコン

    己一郎の婚約者は性格破綻者だとおもった。
    婚約者はいるがなかなか結婚できない女性
    お局様で、見栄張りで・・・
    そんな婚約者に己一郎はうんざりしていた...続きを読む
  • 水霊 ミズチ
    前半は古事記などをベースにした民俗学ネタが満載でマニアにとっては垂涎の内容。後半から終盤にかけて一気にテンポが速くなってもはやRPGかよwって思うような超展開に。ただ文章もストーリーの練り方も上手いのでスラスラ読める。久々に純粋に楽しめた一冊。
  • ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺
     上方の落語界に、髪型の落伍した若者が矯正もかねてつれてこられて、なんだかんだいって落語家になっていく話です。

     一つ一つの章がミステリー仕立てになっておって、一話完結で非常に気分よく読める。このあたりは作者の力量でして、嘘も真も織り交ぜて実に破綻なくいける。いけてます。ドラマになってもおかしく...続きを読む
  • 鍋奉行犯科帳
    大坂西町奉行所に型破りな奉行が赴任してきた。名は大邉久右衛門。大食漢で美食家で、酒は一斗を軽く干す。ついたあだ名が「大鍋食う衛門」。三度の御膳が最優先で、やる気なしの奉行に、与力や同心たちはてんてこ舞い。ところが事件が起こるや、意外なヒラメキを見せたりする。ズボラなのか有能なのか、果たしてその裁きは...続きを読む
  • 水霊 ミズチ
    神話ネタと蛇神信仰的なものと神話の里・宮崎という土地と
    ポルターガイスト的なオカルトと降霊術と
    観光策による自然・遺跡破壊と・・・
    その他よくわからないもの含めて色んな要素を鍋に放り込んで
    グツグツ掻き回してみたら、それぞれの原型は留めてないけど
    よくわからない強烈な味だけどものすごく面白い
    エンタ...続きを読む
  • 鍋奉行犯科帳
    謎解きのドラマもさることながら…
    出てくる食べものが、うなぎなどのゼイタクものから
    戦場食のような極端な粗食まで、
    どれも美味しそうに感じて、食欲が刺激されました(^^;。
  • ハナシがうごく! 笑酔亭梅寿謎解噺4
    シリーズ4作目。謎解きはなくなったが、竜二の成長ぶりが楽しみ。やっと年季明けかあ。これからが大変だね。相変わらずの師匠が素敵!ついつい登場人物を現実の人々と重ね合わせてニヤニヤしてしまう。2013.3
  • ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解噺2

    シリーズ2作目はストーリー全体が大きく動きますね。
    「ハナシがうごく!」篇って感じですw。
    金髪モヒカンの下っ端噺家「竜二」のその異常なまでの
    ツキの良さと落語センスの高さは謎ですが、色々な
    芸能や人々や状況に流され、モロに影響を受けながらも
    なんだかんだと彼なりのスタンスで落語を続けてい...続きを読む
  • 鍋奉行犯科帳
    田中氏の作品は、もともと好きなのだけど、今回は、まず
    ジャケ&タイトルが目についての購入(笑)
    鍋奉行って、よく使う言葉だけど、こうくるとは。
    大坂の新任お奉行である「大邊久右衛門」のキャラが立ち過ぎ(笑)
    もちろん、いい意味で、である。
    ま、部下や使用人にとっては、困らせられるところの
    多いお方で...続きを読む
  • ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺
    主人公の落語家になった経緯とか、
    ミステリの部分とか、正直イマイチだけど
    落語業界に屯する人々が楽しい。
    元気なジジイが出てくる話は嫌いではない。
    実際に近くにいたら嫌だけど。

    江戸前の落語はちょこちょこ聞いたりすることもありますが
    意外と上方の落語って知らないもんですねえ。


    ま、表紙はいかん...続きを読む
  • ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺
    落語のネタをもとに、事件を解決していく流れが、新しい感じがして良かった。主人公を始め、登場人物が魅力的。
    でも表紙の絵が漫画チックでやだなぁ。小説には人物の絵はいらないと思う、
    登場人物を想像するのもまた楽しみであるので。
  • 聴いたら危険! ジャズ入門
    日本人フリージャズミュージシャンの紹介は良かったですね。
    少し CDを探してみましょう。

    1975年前後に聴いていた頃より今の方がリラックスして聴けるのは年のせいか。
  • 水霊 ミズチ
    舞台は宮崎、イザナギイザナミ等良く出てくるので、古事記や日本神話好きな方には色々楽しいかも。

    あり得ない超常現象ホラー派も理由はしっかり欲しい現実ホラー派も、楽しめるんじゃないかと思います。
    うまく両立してると思う。

    分厚い本な上に文章もかなり詰め込まれていて、読みごたえ十分。
    登場人物のキャラ...続きを読む
  • 辛い飴
    永見緋太郎の事件簿 2作目。
    作者、音楽好きなんだなぁ、と感じる作品。音楽に全く興味のない私には、薀蓄は少々厳しく感じたけれど、面白かったです。続編期待しています。