田中啓文のレビュー一覧

  • 鍋奉行犯科帳 浪花の太公望

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    このシリーズでは定番になった、三平が本作で初登場。
    お偉い侍さんをよく回る口で言い負かすのが面白かった。

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    2019年11月10日
  • 鍋奉行犯科帳

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    シリーズ一作目。

    めちゃめちゃグルメで食い意地がはっている町奉行が江戸から大阪に赴任してきた。真面目に働くよりも美味しいご飯をたらふく食べたい。

    このシリーズは、一作目以降を数冊読んでいて鍋奉行のキャラクターはお馴染みだったので、鍋奉行の登場シーンで皆んなが戸惑っているのが新鮮で面白かった。

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    2019年10月18日
  • 鍋奉行犯科帳 京へ上った鍋奉行

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    当時、江戸と大阪の天ぷらは異なっていたらしく、へぇーと驚いた。

    表題作では、個性的なメンバーが出てきたので、次回も出てきてほしい。

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    2019年10月10日
  • 浮世奉行と三悪人

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    雀丸が周りの人たちに見込まれて、横町奉行の役目をなんやかんやと引き受けさせられていくのが面白かった。
    まーるく収まるように事件が解決されていくので、安心して読める。

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    2019年09月18日
  • こなもん屋うま子

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    粉もんとミステリを合わせた話がいくつかあるのだけど、だんだん食べ飽きてしまった感じ。大阪の雰囲気は楽しみました。

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    2019年06月20日
  • 警視庁陰陽寮オニマル 鬼刑事VS吸血鬼

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    陰陽師でもある警部と鬼である刑事のコンビが活躍するシリーズ。
    3作品が収録されており、ラストで前作から引っ張っている吸血鬼の謎を解決する。
    最初の「天狗隠し」は謎解きミステリだが、最後は壮大なSFになってびっくり。
    それにしても鬼丸さん、ベニーのこと好きすぎで笑った。
    内容紹介でシリーズ完結と書いてあるが、続編希望。

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    2019年06月19日
  • オニマル 異界犯罪捜査班 鬼と呼ばれた男

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    サクッと読めた。
    ホラー文庫なので殺人の描写はグロいが他は怖くはない。
    あらすじを読んだ感じは陰陽師の方が鬼を翻弄するのかなーと思ったが、鬼の方が主導権握ってましたね。
    人外が絡んでもミステリー感があるのが良かった

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    2019年05月25日
  • 力士探偵シャーロック山

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    親方への恩返しのために力士をやっているが、自分は相撲取りではなく探偵であると豪語するミステリオタク斜麓山(しゃろくやま)が主人公のホームズパロディ短編集。「薄毛連盟」、「まだらのまわし」、「バスターミナル池の犬」、「最後の事件」の4編収録。
    強烈なタイトルの出オチ感だが、なかなか面白かった。
    斜麓山は相撲の才能はあるのに本ばかり読んでサボりたがり、付き人の輪斗山(わとさん)は彼を土俵に引っ張り出すのに一苦労。国技館や巡業に行けば謎めいた事件の話をしてやると持ちかけて部屋から引っ張り出すが、斜麓山は相撲より事件の解明に夢中になってしまう。
    二人のやりとりを楽しみ、ホームズネタにニヤニヤする本。力

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    2019年02月28日
  • 浮世奉行と三悪人

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    横町奉行。町奉行が公なら、横町奉行は民間町人で裁きを下す。
    舞台は天下の台所、大坂。
    武士の身分を捨て、竹光づくりを生業にする主人公、雀丸。ある日、道すがら三人の武士にボコられている爺さんを救い出す。庶民の揉め事を裁く横町奉行だというこの老人、雀を是非ともその跡目にと。
    悪徳商人、女侠客、生臭坊主の三すくみを使い、庶民の諸事に裁きを下す。
    江戸の人情ものも良いが、大坂も良いね。
    上方落語を知ってたら、もっと楽しめたんだろな。
    初めて読む作者だが、中々にテンポ良く面白い。

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    2018年12月17日
  • 落下する緑

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    天才肌のテナーサックス奏者・永見緋太郎が探偵役となって、日常の謎を解決する、七色の連作短編集。

    自身もジャズ愛好家でサックス奏者でもある著者が、人並み外れた耳と感性でサクッと謎を解くストーリーを書くのは、相当楽しかっただろうな〜と伝わってくる。

    永見の推理は、時に理屈ではなく彼が感じたことに基づいているので、そういう意味での面白さはない。
    けれど、とにかくジャズ愛と遊び心でいっぱいで、読後はにやり。

    各編の最後に、愛盤の紹介付きで、さらにオマケに解説が山下洋輔。
    大サービスです!

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    2018年10月30日
  • 猿猴

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    オチは適当になってたり、
    猿の惑星で盛り上がってたり
    ちょいちょい雑だったけど
    地底王国やら猿田彦やらムー的な、
    あの頃私が夢中になったあれやこれやが
    いっぱい盛り込まれて
    個人的になんだか懐かしくなった一冊。
    ていうか参考図書学研ばっかや!
    サル顔のなみえといえばやはりスーパーモンキー
    アムロの当て書きかな?

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    2018年10月22日
  • 力士探偵シャーロック山

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    シャーロック・ホームズ好きにはたまらないネタばかり♪ それぞれの事件の謎も、きっちりしたものあり、バカミステイストありで楽しめた。 登場人物の名前のつけかたもいいし。 最後、ふざけてばかりと思ったシャーロック山がかっこいいところをみせてくれたのもよかった。

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    2018年10月14日
  • 警視庁陰陽寮オニマル 魔都の貴公子

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    オニマル三部作の続編開幕。
    陰陽師のベニーと実は鬼である鬼丸が今シリーズでは「警視庁陰陽寮」で上司と部下となり、ともに怪異な事件を捜査する。
    最初の事件は、大相撲巡業中の土俵の中から「溺死した死体」が発見されるという怪事件。果たして河童が関係しているのか…
    ベニーと鬼丸の関係は、コンビが確立される前の前シリーズの方がスリリングでよかったかも。
    中編2編はきれいに解決するが、後に続く大事件の予兆みたいなのが気になる。続編が待ち遠しい。

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    2018年09月26日
  • 鍋奉行犯科帳

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    江戸グルメのお話かなー笑
    読みやすいですし、出てくるご飯が美味しそうです。
    ドラマになりそうな軽いテンポで進んでいきます。1話読み切りタイプなのではいりやすいです。

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    2018年07月10日
  • ハナシがはずむ! 笑酔亭梅寿謎解噺3

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    ネタバレ

    襲名の話があったり、師匠の入院事件があったり
    落語会の話なんだなぁ、と思えた一冊。

    主人公が本当報われないが、過去作に比べ今回は
    「奴は上手い」と明記された箇所が多かったかも。

    兄弟子も嫌な部分しか描かれていないし(本当にそうかもしれないが)
    姉弟子以外、きちんとキャラクターを把握している噺家がいないかも。。。

    実際に落語をするシーンを耳で聞けば、特徴を捉えられるのかもしれないが。。。

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    2018年06月26日
  • ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺

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    ネタバレ

    噺家に弟子入りする事になったヤンキーもの。

    自分がお酒を飲まないせいか、どうも師匠が。。
    嫌だ。。吐く描写が多くて。。

    1作目から殺人ネタなのに驚き。

    主人公、落語が上手という事だがイマイチ分からない。。
    ウケなかったりしてるし。。

    とりあえず様子見で続編読もう。。

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    2018年06月18日
  • 辛い飴

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    ミステリーとしての要素だけをみたら物足りないかもしれないが、ジャズと掛け合わせることで面白く感じた。
    全体的に心温まる話が多く、読みやすかった。

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    2018年03月13日
  • 落語少年サダキチ(に)

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    待ってました!
    落語少年サダキチ第二巻。
    今回のネタは「夏の医者」、「動物園」に「千両みかん」。
    ふむう、今回も実際の落語を見たくなりました!
    しかし……私も歯医者に行かねばならんなあ。

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    2018年03月10日
  • 警視庁陰陽寮オニマル 魔都の貴公子

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    可もなく不可もなく、かな。前シリーズの時のほうが面白かったような気がする。続刊が出ればまた買おうとは思うけど…

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    2018年03月02日
  • シャーロック・ホームズたちの冒険

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    忠臣蔵ベースの『忠臣蔵の密室』、そして小泉八雲が活躍する『八雲が来た理由』が面白かった。特に、八雲を主人公とした連作、凄く読んでみたかったです。(今回この1作で連作のキモになるネタを吐き出しちゃったかもしれないんだけど)怪異とミステリとを混ぜて、さらに史実まで織り交ぜながら東洋西洋の知識を駆使し、活躍する八雲連作、ホント読んでみたかった……。

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    2017年12月26日