田中啓文のレビュー一覧

  • 銀河帝国の弘法も筆の誤り
    これはまた、ふざけた小説だ
    だいたい、「銀河帝国の弘法も筆の誤り」だって・・・・
    SF好きしかわからんネタをさむい駄じゃれで
    あははは。。。。私もこの本を推薦できません。(笑)
  • ミミズからの伝言
    初読の田中啓文氏。ホラーから入ったのが
    正解なのか...正直今作では分からないっす。
    失敗なのかなw?

    7編の短編からなるホラー集なんですが
    ホラーというよりは生理的に嫌悪を
    感じるようなやや気色悪っ!な作品群。
    読んでいてどこか一カ所は誰しも顔を
    しかめる事必至なネチャっとしてグチャ
    っとしてビ...続きを読む
  • ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解噺2
    昨日、居酒屋の帰りに購入した本。
    以前、第一弾「ハナシがちがう」を持っていたが、友人にあげてしまった。まさかあのときは自分が落研に入るなんて考えなかったので笑
    不良をしていた学生が、これまたハチャメチャな噺家のもとに弟子入りし、落語をするのだが、周りで起きる珍事件だったり、しょうもない事件だったりを...続きを読む
  • 三人のゴーストハンター 国枝特殊警備ファイル
    3人のゴーストハンターは、それぞれの能力にあった事件へ
    社長に任命されて出向く。
    その3人のキャラクターを3人の著者が分けて担当して書いている。キャラクターの個性をはっきりとさせているから、他の著者が別担当のキャラを登場させて書いても、違和感ない。

    ただ、結末は3つ用意されている。
    読者の好みにあ...続きを読む
  • 蠅の王
    水霊よりは面白いとは思わなかった。虫系、スプラッタ系の気持ち悪く不快感を煽られたい方ぜひ。ちなみに私はそういう分野は嫌いではありません。
  • ホラーセレクション 平成都市伝説
    死の床で父が語った母との思い出【わが愛しの口裂け女】、「マンションに出現する落武者」の意外な正体【飢えている刀鋩】、「ばね足ジャック」に親友を殺された女性記者は怪人を追うが……【怪人發条足男】、いじめられっ子の幾人は図書室で、読んではいけないという噂の本を見つける【みるなの本】他、「都市伝説」をテー...続きを読む
  • ハナシがはずむ! 笑酔亭梅寿謎解噺3
    相変わらず語り口は軽く大阪弁全開で進む。
    もはやミステリではなくエンターテイメントだ。

    落語が好きで好きでしょうがない方はどうぞ。
  • 禍記
    久しぶりにこの作家のグロ系ホラー。文庫化されたのを待って即購入。
    「水霊-ミズチ」から続く?古史古伝モチーフの連作ホラー仕立てだけれど、あくまでそれは枠組として各短編は独立した話となっている。まぁ、もう少し枠組の話を各話につなげられたんじゃないかなぁとも思うけれど、最近はすっかり影を潜めてしまってい...続きを読む
  • 天岩屋戸の研究
    「やめてよ。連続誘拐事件だなんて洒落にならないわ。それよか比夏留ちゃんの話だけど、死んだひとは血を抜かれてたってわけ?ヤバいわね」
    「吸血鬼のしわざかも、って思ったんですけど、うちの父は、吸血鬼なんかいるわけないって笑ってました」
    「いねえとは言えねえさ。チスイコウモリ、蚊、蚤、ダニ、ツェツェバエ、...続きを読む
  • 蠅の王
    2001年に徳間書店から刊行された『ベルゼブブ』を加筆修正した文庫版。
    どちらかといえばグロ系ホラーで怖いというより気持ち悪い感じ。
    特に虫に関する描写が多いので嫌いな人にもお勧めできません。
  • 邪馬台洞の研究
    2009/04/07

    私立伝奇学園高等学校民俗学研究会シリーズの2作目

    ミステリ+伝奇+駄洒落のミックス
  • 邪馬台洞の研究
    「曾祖父にききましてん。この学校の裏に〈常世の森〉という森がありますやろ?そのなかのどこかに,財宝があるらしいんですわ」
    「ざ,財宝……?」
     比夏留は身を乗りだした。
    「それが,卑弥呼の財宝らしゅうおまんねやわ」
    「ひ,卑弥呼の財宝……!」
     比夏留は口から火を吐かんばかりに叫んだ。
    「すっ,すご...続きを読む
  • 落下する緑
    音楽によって解ける謎。
    セクションによって解ける謎。
    『音楽』という、分かるような分からないような世界での謎に
    驚くところもありましたが、そうなのかと思うようなところもあり
    面白かったです。

    短編集になっているので、少しだけ読み進めるのによいですが
    その後にジャズの解説がついているので、それに興味...続きを読む
  • 蓬莱洞の研究
     犬塚は明るく手を振り,ポニーテールを弾ませながら商店街に消えていった。ぺこりと一礼して見送った比夏留は,なんだか楽しくなってきた。生まれてこのかたずっと,古武道の修行に明け暮れる日々だった。高校に入ったら,フルートをやるんだという意欲に燃えていた。それが,どうした運命のいたずらか,
    (民俗学研究会...続きを読む
  • 禍記
    伝奇ホラーの連続短編集。

    最後の一編がなければ結構良かったな〜、惜しい!!
    設定は新鮮で良かったんだけどなぁ
  • 蓬莱洞の研究
    2008/11/26

    私立伝奇学園高等学校民俗学研究会シリーズの一昨目。
    メフィスト連載時に読んだもの。
    ダジャレの要素がふんだん・・・さっくり読むには面白い。
  • 銀河帝国の弘法も筆の誤り
    「ブラックホールの中にホトケはいるかおらぬか、そもさん」史上初めて傍受された知的生命体からのメッセージは、なぜか敵意むきだしの禅問答であった!?―「人類圏」存亡の危機に立ち向かう伝説の高僧・弘法大師の勇姿を描く表題作、大量のゲロとともに銀河を遍歴した男の記録「嘔吐した宇宙飛行士」など、人類数千年の営...続きを読む
  • 蹴りたい田中
    一寸悪ノリし過ぎだな、駄洒落もイイけど、度が過ぎって感じ。死ぬ前に遺作を書いて、芥川賞まで駄洒落にして茶川賞に。採点は、甘々で☆3つ。
  • ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解噺2
    ちょっとワンパターンですね。竜二が梅寿に反発して、ああでも実はこんな考えがあったのね…という。梅寿のやり方はあまり好きではないですが、きっとこんなものなんでしょうね。お豆腐屋さんの話が好きです。
  • 蠅の王
     田中啓文作のSFホラー。
     ていうか虫グロホラー。
     大抵のグロホラーなら飯を食べながらで見る&読むことはできるけれども、虫グロだけが勘弁かなあという思いから、なかなか読み進まなかった本です。
     分厚い本だけあって、なかなか壮大な作品に仕上がっているのではないかと思います。