田中啓文のレビュー一覧
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親方への恩返しのために力士をやっているが、自分は相撲取りではなく探偵であると豪語するミステリオタク斜麓山(しゃろくやま)が主人公のホームズパロディ短編集。「薄毛連盟」、「まだらのまわし」、「バスターミナル池の犬」、「最後の事件」の4編収録。
強烈なタイトルの出オチ感だが、なかなか面白かった。
斜麓山は相撲の才能はあるのに本ばかり読んでサボりたがり、付き人の輪斗山(わとさん)は彼を土俵に引っ張り出すのに一苦労。国技館や巡業に行けば謎めいた事件の話をしてやると持ちかけて部屋から引っ張り出すが、斜麓山は相撲より事件の解明に夢中になってしまう。
二人のやりとりを楽しみ、ホームズネタにニヤニヤする本。力 -
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公は清美忠志(きよみただし)は、背は低くて顔はシケメン、ケンカは超弱く、運動も苦手だが、気は優しい。頼まれたら断れないタイプだ。
クラスでの「お楽しみ会」で一緒に漫才をやろうと誘ってきた真一は、直前になって、やっぱりぼくはできないから、一人でやって〜と言ってきた。そこで「俺ひとりでなんとかする」ときっぱり。得意の変顔芸も封印されて、忠志は落語をやることにした。
実は1ヶ月前、地元の商店街で助けた老人から落語「平林」を聞いて、落語の面白さに目覚め、何度もテープを聞いてきた。「平林」なら語れる。
そしてお楽しみ会では、大成功。
大成功すぎて、学校行事でも披露することになってしまう。
そん