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第二弾もおもしろい!
今回は落語が3つもあって盛りだくさん!
近所に落語塾なるものができて、忠志をライバル視する同級生が現れる!塾の発表会で勝負!?
「百人おったら百の、千人おったら千の落語がある。そんなもんに優劣がつけられるか?」
粋梅師匠の落語への姿勢が素晴らしい!忠志の父、忠太郎も師匠と同じことを言っており、忠志の落語を後押ししているのが嬉しい。
江戸時代にタイムスリップした忠志が、お殿様の頭痛を現代の湿布で治しちゃう場面はおもしろかったです。
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第二弾。
なんだかいやみんなライバル登場w
いるいる、こういう優等生タイプw
塾長さんは、なかなかとんでもな性格だねー。
忠太郎は、いいこと言ってもなかなか伝わらないねぇ。
忠志のムキになるせいでまたまた人前で落語をすることになる展開はなんだか安定の流れ。
江戸時代にもまたまた行っちゃうし。
粋梅師匠は、やっぱりさすが。
友吉にご先祖さんもやっぱり出てきてくれないとね。
定吉が成長していくのが楽しくも微笑ましいので、引き続き3巻へ。
Posted by ブクログ
天才(?)落語少年サダキチこと清海忠志(小5)が活躍する田中啓文の児童文学第二弾!今回は「夏の医者」と「動物園」「千両みかん」がテーマなってます。あいかわらずおっちょこぱーでちょっぴりへたれの忠志が落語を極める道を(それなりに)歩みながら、苦手な歯医者から逃げ回る「夏の医者」、忠志にまさかのライバル出現!?(しかも、落語の)「動物園・千両みかん」では落語の極意ともいえる金言が出てきます。そうなんですよね、丸暗記ではあかんのでしょうね、落語おぼえたことないけど。
自称マネージャーの真一にそそのかされたりあきれられたり、今回も江戸時代にタイムスリップして友吉と大阪中を駆けずり回ったり、もちろん伝説の名人・笑粋亭粋梅師匠も登場します。奇想天外な筋立ての中に落語の楽しさと奥深さが織り込まれていて、
落語が聞きたくなるのはもちろん、実際に演じてみたくなるようなお話でした。巻末の桂九雀さんの解説は落語初心者へのガイドにもなってます。サダキチ先生、つぎはいつ新ネタおろさはるんですか?