田中啓文のレビュー一覧

  • ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺

    Posted by 読むコレ

    人気のシリーズ。ようやく手をつけ始めました。
    落語とコメディとミステリに更に作者の多趣味性を
    散りばめていてサクサクと軽快に読めますね。

    傍若無人に見えてやはり噺家らしく浪花節バリバリの
    「梅寿」師匠を始め、ある意味ベタな人物設定の
    登場人物み古典落語がテーマになっている為か、全く
    気にならないし、むしろその空間が気持ちいい。
    主人公の「竜二」の落語のセンス以上(?)の
    謎解きパート自体がオマケみたいなものですが
    バカバカしいものから本格(風)まであってサービスの
    多彩な一冊。
    個人的には愛川晶氏の「神田紅梅亭〜」シリーズ
    の方がより人情噺っぽくて好みですが、こちら

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    2013年03月08日
  • 茶坊主漫遊記

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    なんだか、どこぞのご隠居様を彷彿とさせるお話だわ(笑)
    史実の裏を描いて見せるこういうお話ってかなり好き。
    でも、ラストがちょっと釈然としないので★は3つ止まり。
    彦七のキャラはかなり好み。

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    2013年01月27日
  • 蓬莱洞の研究

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    「伝奇、ミステリー、ユーモア、学園小説の融合」という作品紹介に騙されて手にとってしまった駄洒落本。
    表紙のおかげで雰囲気はつかめたけど、文庫カバーの裏の文章はなんとかしたほうがいいんじゃないだろうか。
    手に汗握る脱力系コメディ。
    くだらん!と言いつつ続編を見つけたら手にとってしまいそうです…
    比夏留と保志野くんのやりとりがおもしろいです。続編ではぜひ先輩たちの活躍が見たいな♪←読む気になっている。
    中高生向き。
    冗談が通じない人は読んではいけない。

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    2013年01月14日
  • 聴いたら危険! ジャズ入門

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    よし聴くぞと決心が必要な音楽を海外と国内のミュージシャンにわけて紹介してくれる。
    最近、まともに音楽に向き合って聴くことが少なくなったなぁと痛感、久しぶりにCD棚から引っ張り出してみようかなと思える愛情あふれるガイドブックでした。

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    2013年01月03日
  • 天岩屋戸の研究

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    題材は好きだったのだけれど、文体が合わない、というか、・・・ちょっとふざけ過ぎてない? と思った。
    でも、解説を読んだら、それが重要な“ギャグ”だったようで、
    しかも、これはシリーズ物で、この巻の前に2冊あるとか、、、
    これが、著者・田中啓文との出会いとなった(きっかけは『セブンミステリーズ』だったけれど)ので、
    もっと違う作品も読んでみたい、と思った。

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    2012年10月24日
  • 元禄百妖箱

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    著者による忠臣蔵別解釈?
    桂昌院(綱吉生母)が九尾の狐で取り付いている話
    色々な妙な経緯で忠臣蔵へと進んでいく
    縛狐精と言う茶碗が中心?

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    2012年10月17日
  • 蠅の王

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    田中 啓文 『蠅の王』
    (原題『ベルゼブブ』・徳間書店・2001年11月/角川ホラー文庫・2008年1月)

    ある遺跡で、無数の赤子の骨と一つの壷が発掘された。
    その封印が解かれた時、この世は底知れぬ“悪意”で満たされた。
    突如、東京で頻発しだした奇怪な児童殺人。
    地底から幼児の呪歌が湧き上がる異常の街に、悪魔教団が姿を現す。
    その頃、一人の少女が身に覚えのない妊娠をした。
    生まれ出ようとしているのは何者なのか?そして、巨大な呪いは誰のものか?
    想像もつかぬ真実がついに解き明かされたとき、“蠅の王”が出現した。(セブンアンドワイHPより)

    この伝奇ホラー、というジャンル、当たりが少ない

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    2012年09月23日
  • 茶坊主漫遊記

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    石田三成が生きていたという仮説の上に豊臣秀頼が生きて薩摩にいる、更には息子も?
    更に意外なことに秀頼の子、国松は、徳川秀忠の二男国松と取り換えられていた!
    猿飛佐助の息子、はたまた柳生十兵衛とか、途中に謎解きを交えながら米沢から薩摩へ

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    2012年09月21日
  • 落下する緑

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    ジャズをテーマ・・・というほどでもないな。ジャズの奏者が登場人物というだけで話の核にジャズってほどでもないように思う。
    一編一編が短くサクッと読めるのは悪くないですが、裏を返すとどの話もすぐに終わっちゃって消化不良感が否めない。それでいて謎が面白いかというとそれほどでもないような。。。デビュー作だからかな?ちょっと粗削りにすぎる印象。

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    2012年08月31日
  • ホラーセレクション 平成都市伝説

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    都市伝説をモチーフにした短編集。結構面白かった。なかでも「:わが愛しの口裂け女」と「飢えている刀鋩」がよかった。

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    2012年08月30日
  • 蹴りたい田中

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    本当にアホな作品(最上級の褒め言葉)
    タイトルからすごいが、内容も負けず劣らずふざけている。
    本作品は茶川賞(芥川賞ではない)を受賞した後、失踪した田中氏の短編集という体をなしている。それぞれの作品は九割がた駄洒落で構成されたSFであり、相変わらず田中啓文らしい作品である。
    一番面白かったのは、「地球最大の決戦 終末怪獣エビラビラ登場」。ウルトラシリーズを中心とした昭和特撮臭が溢れるこの作品は、特撮ファンならきっと食指に触れるはず。話自体はくだらないが、作者のあふれる特撮愛が感じられた。「トリフィドの日」とかも、パロディ元の作者の名前が「ウィンダム」だからって、登場人物を某特撮シリーズのキャラ

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    2013年01月02日
  • 猿猴

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    ミステリ、人情物とともに田中啓文得意の伝奇小説。SFもすばらしいのですが作者がてれるのか、遊びと駄洒落が満載で、凄い設定を破壊しまくるので万人にはお勧めできないかな。

    伝奇小説は『郭公の盤』(合作ですが)以来。日本神話とUMA。謎の狂信集団を配し、田中啓文の巧みなストーリー展開で、正統派伝奇小説として仕上がっています。

    ただし、作者は最後の2ページを書きたかったんだろうと思う。
    そこから出発して、その前の伝奇小説部分を仕上げるのは流石です。

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    2012年06月03日
  • 聴いたら危険! ジャズ入門

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    ジャズといえばクイーンのアルバムを連想してしまう程その方面には疎いのですが、ひとまずこの本に紹介されてたCDを聴いてみようっと。

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    2012年04月10日
  • 銀河帝国の弘法も筆の誤り

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    言うなれば「バカSF」。

    表題からもわかるように、宇宙を舞台にしたSF短編集なのだが(書き下ろし2本を除く3本は「SF○ガ○ン」が初出)、全編を覆うのはただただ駄洒落と悪趣味な描写。う~ん、この作者ってこういうのが本領だったんか……ま、グログロが好きなのは当時「異形コレクション」に発表していた作風を読めばよく分かる。

    とにかく「く、くだらねぇ~」の一言。が、その馬鹿バカしさが面白い。本編の他、5人の作家が書いた「解説」と、それに対する著者の「あとがき」も愉しめます。
    何も考えずに読める一冊。但し、人によっては拒絶反応を起こすかもw

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    2012年03月14日
  • 茶坊主漫遊記

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    2話目は、『剣客商売』で傑作と言えば必ず名前が挙がる『天魔』へのオマージュ含みかな。

    田中啓文にしてはオーソドックスなお話です。
    キャラも有名どころを揃えているので、すらすらと読めます。

    島原の乱は結局書いてないけど、あれはそれだけで1冊の長編になるからしょうがないか。ただ、田中啓文が島原の乱を書くと原城の中が別の意味で阿鼻叫喚になりそうだが ヽ(゚∀゚)ノ

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    2012年03月06日
  • 茶坊主漫遊記

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    斬首されたはずの石田三成が生きており、坊主の姿で水戸黄門ばりに諸国を旅していく時代ミステリー。
    三成を題材にした割にはキャラは水戸黄門のようだし、同行する腐乱坊や彦七がなぜ同行するようになったのかは書かれておらず、もう少し突っ込ん展開が欲しかった。

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    2012年03月02日
  • 茶坊主漫遊記

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    「笑酔亭梅寿謎解噺」シリーズで御馴染かつお気入り作家・田中啓文の「チュウは忠臣蔵のチュウ」に続く時代小説版お笑いミステリーだ。

    京都で斬首されたはず石田三成が米沢藩に生きのびていたが、いつしか幕府の知るところとなり坊主姿になりそこから密かに抜け出して南へ向け旅立つ。柳生十兵衛を追っ手として振り向けるが、坊主姿の三成と付き添いの腐乱坊そして行きずりの彦七の三人組は果たして追っ手を振り切れるのか。

    三成と言うと何となく細面で切れ者というイメージがあるが、ここでの三成は「チビで真ん丸顔」のひょうきん者だ。米沢藩の追っ手が顔も知らずに三成を探索に訪れた茶屋の親父に「怪しい二人連れは見なかったか」と

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    2012年02月29日
  • ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺

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    落語なんか好きになりそうですよね。

    からめかた上手いわ。

    主人公ほど感動はできないけど
    凄さは有りますよね。

    先が楽しみな本かも

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    2012年01月31日
  • ハナシがうごく! 笑酔亭梅寿謎解噺4

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    シリーズ4作目、もうお馴染みのどたばた喜劇、さりげないミステリ要素、落語のネタに掛けたストーリー設定、安心して読めた。ネタ「鬼あざみ」が聴きたくなった。次回でシリーズ完結か。

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    2011年11月24日
  • ハナシがうごく! 笑酔亭梅寿謎解噺4

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    毎回、上方の噺家につけらるネーミングに苦労しつつ、なんだかんだ言って読み終わるたびに好きになってしまうシリーズ。
    今回も面白かった。

    謎解きの色は薄かったけど、このドタバタ感は嫌いじゃない。
    特にしょっぱなの二人癖が良かったなぁ…、
    ベタでもこういうホロリに弱い。
    中盤から最後にかけては、どんどんハナシが転がって、
    どう落ち着くのかしら…とハラハラしつつ、
    肩すかしを食うようにストンと落としてくれる。
    オチはこれまたベタだけど、逆にこのベタが癖になるのが不思議。

    梅駆がどう育って、どんな噺家になるのか今後がますます楽しみになりました。

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    2011年11月14日