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この本は、いわゆる名盤事典ではありません。田中啓文セレクトによる、今のジャズを支えているミュージシャンの横顔を紹介し、とっつきにくいと思われているジャズ(とくにフリージャズ)に関する敷居を思いっきり下げるための入門書です。ジャズに棲む、危険で素敵なやつらに触れたなら、きっとアナタもハマります!
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Posted by ブクログ
そろそろフリージャズに手を出すか。 引用 「マイルスが死んでジャズは終わったというひともいますがそれはとんでもない誤解です。各地のライヴハウスでは、若いミュージシャンたちが「今の音」を熱く奏でています。 本書は、そういったジャズに関する誤解を解く本です。現在進行形のジャズは、実はパンクと同じぐらい...続きを読む過激で、ポップスと同じぐらい楽しく、ヒップホップと同じぐらい身体に感じる、かなりヤバくて激アツで全身を直撃する音楽なのです。とくに「フリージャズ」と呼ばれるジャズは、その成立から、小むずかしい、わけのわからない騒音じみた、政治や思想臭がつきまとう、頭でっかちの音楽だと思い込んでいるひとも少なくありませんが、それは100パーセントまちがっています。実はこんなにわかりやすい音楽はありません。なぜならフリージャズは頭で聴く必要がないからです。身体で聴けばいいんです。フリージャズこそ、めちゃめちゃおもしろく、なーんにも考えなくても(もちろん考えてもいいんですが)ただただ楽しめる、かっこいい、ガツンとした手応えのある音楽なのです。」
日本人フリージャズミュージシャンの紹介は良かったですね。 少し CDを探してみましょう。 1975年前後に聴いていた頃より今の方がリラックスして聴けるのは年のせいか。
まあ危険な本だことヽ(゚∀゚)ノ それなりの目的で、女の子を部屋に連れ込んで「ジャ、ジャズでも聴く?」と少し声をうわずらせながら、「趣味いいんだね」といわれてさらにもう一押しというときに、ここに載っている曲が流れたら……危険だ∩(・ω・)∩ 「この人の小説すごくかっこよくておもしろいんだよ」と『...続きを読む落下する緑』を貸したつもりが、隣に置いてあった『星の船に流れは光』を好きな女の子に貸してしまったくらいに危険だ ヽ(´ー`)ノ 田中啓文が理屈じゃなくて、聴いてわくわくしたのであろう曲、奏者の紹介本だから、読む方もyoutubeなんかで探して聞いてみて好みのものを探せと……入門なのか? ちなみに田中啓文自身サックス奏者。しかし小説でも超絶技巧と畳みかけるような言葉の嵐と、ふと全く別の方向から何かが絡んでくるフリージャズのような『星の船に流れは光』『罪火大戦ジャン・ゴーレ』があるので、そちらも是非お読みを。
よし聴くぞと決心が必要な音楽を海外と国内のミュージシャンにわけて紹介してくれる。 最近、まともに音楽に向き合って聴くことが少なくなったなぁと痛感、久しぶりにCD棚から引っ張り出してみようかなと思える愛情あふれるガイドブックでした。
ジャズといえばクイーンのアルバムを連想してしまう程その方面には疎いのですが、ひとまずこの本に紹介されてたCDを聴いてみようっと。
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