あらすじ
「ブラックホールの中にホトケはいるかおらぬか、そもさん」史上初めて傍受された知的生命体からのメッセージは、なぜか敵意むきだしの禅問答であった!?――「人類圏」存亡の危機に立ち向かう伝説の高僧・弘法大師の勇姿を描く表題作、大量のゲロとともに銀河を遍歴した男の記録「嘔吐した宇宙飛行士」など、人類数千年の営為がすべて水泡に帰す、おぞましくも愉快な遠未来宇宙の日常と神話、5篇を収録するSF短篇集。
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人類圏の壮大なる歴史と異星人とのコンタクト、そして崩壊を描く連作集。
本当か?
「嘘じゃ!」
田中啓文の本領が遺憾なく発揮された作品集です ヽ(゚∀゚)ノ
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なんだこれ。
めちゃくちゃ面白かった。
すべてがふざけている。
「銀河帝国の弘法も筆の誤り」と「銀河を駆ける呪詛」が特に好き。
でもこれを気に入った人は変態らしい。
あと食事時には向かない。
Posted by ブクログ
「ノーグレイ」「浮世奉行」と読んで気に入ったので、作者名で検索した時に題名に惹かれたのを購入。
(-ω-;)ウーン、お下品なおバカSFだった。嫌いではない。w
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「人類圏」シリーズの短編オムニバス。結構エグい表現があってちょっと好みと合わないんだけど、掲載順もストーリー的にも最後となる短編「銀河を駆ける呪詛」のラストで激しく脱力。
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①宇宙でゴリラの脳が大暴れ、変態が救世主/解説・小林泰三②宇宙で空海大暴れwith駄洒落/解説・我孫子武丸③女泥棒ナンシー、火星で大暴れ/田中哲弥④宇宙服の中でゲボ&ピーピー
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初田中啓文。バカSF。
しょうもないという触れ込みで読んでみたけど、本当にしょうもなかった。駄洒落、ゲロ、下品、しょうもなさのオンパレード(一応褒めてる。というかこれを抜いたら何もなくなる)。ユーモアなのか駄洒落なのか、笑えないほど脱力できて良かった。
印象に残ったのは、ミス・ゴードン、嘔吐する宇宙飛行士、弘法も筆の誤り、、、
Posted by ブクログ
言うなれば「バカSF」。
表題からもわかるように、宇宙を舞台にしたSF短編集なのだが(書き下ろし2本を除く3本は「SF○ガ○ン」が初出)、全編を覆うのはただただ駄洒落と悪趣味な描写。う~ん、この作者ってこういうのが本領だったんか……ま、グログロが好きなのは当時「異形コレクション」に発表していた作風を読めばよく分かる。
とにかく「く、くだらねぇ~」の一言。が、その馬鹿バカしさが面白い。本編の他、5人の作家が書いた「解説」と、それに対する著者の「あとがき」も愉しめます。
何も考えずに読める一冊。但し、人によっては拒絶反応を起こすかもw
Posted by ブクログ
これはまた、ふざけた小説だ
だいたい、「銀河帝国の弘法も筆の誤り」だって・・・・
SF好きしかわからんネタをさむい駄じゃれで
あははは。。。。私もこの本を推薦できません。(笑)
Posted by ブクログ
「ブラックホールの中にホトケはいるかおらぬか、そもさん」史上初めて傍受された知的生命体からのメッセージは、なぜか敵意むきだしの禅問答であった!?―「人類圏」存亡の危機に立ち向かう伝説の高僧・弘法大師の勇姿を描く表題作、大量のゲロとともに銀河を遍歴した男の記録「嘔吐した宇宙飛行士」など、人類数千年の営為がすべて水泡に帰す、おぞましくも愉快な遠未来宇宙の日常と神話、5篇を収録するSF短篇集。