【感想・ネタバレ】ミミズからの伝言のレビュー

あらすじ

大企業の社長の娘と結婚し、常務まで昇りつめた男。だが、子供ができないために後継者になれない事態に。そこで2人がとった禁断の行為とは? 恐怖の根源を描くホラー短編集、これぞ田中ワールドの真骨頂!

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Posted by ブクログ

エロ・グロ・汚物のオンパレードの短編集。もうこれは狂った漫☆画太郎先生といった世界観だ。そこにSFや伝記的なテイストも入ったりして飽きさせない。しかし何が凄いかと言うと物語の序盤から読者にその世界観を魅了させピークに持って行き、ラストのクライマックスでそれ迄の話を全てブチ壊す様な駄洒落がスパークする。悪ノリ甚だしいブラックなオチに何度も声をあげて笑ってしまうのだ。だからこれは真面目に読んではいけない作品である。また素晴らしい田中啓文の作品に出会ってしまった。

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2016年05月31日

Posted by ブクログ

題名に惹かれて読んだが、内容は完全に悪趣味で、平山夢明の作品と通じるところがあると思う。ホラー文庫ではあるけれど、どちらかというと、SFに近いのではないかと思う。平山作品のように哀愁が漂うような雰囲気はなく、ドタバタというか、筒井康隆の短編に似た雰囲気のように感じた。

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2013年12月12日

Posted by ブクログ

7篇収録のホラー短篇集。相変わらず下品でグロでバカw。盛り上げるだけ盛り上げておいてダジャレで落とす極上のくだらなさに脱帽しました。けど食事中には読めないね。
お気に入りは「糞臭の村」。

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2011年04月22日

Posted by ブクログ

異形&汚物系のグロ小説短編集。
胃に来る生理的嫌悪感と、どっかスコーンと抜けたアホらしさが田中啓文の本流ですね。
伝奇風味な「糞尿の村」がお気に入り。

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2011年04月04日

Posted by ブクログ

ギャグとグロとエロが詰まってます。(エロは微妙か)

スタートからスピード感というか、一気に読める怖さはすごい。

ダジャレは別シリーズしておけよッなんて思うがそれはそれでホラーに持っていく手腕は一流なのだと。

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2010年12月15日

Posted by ブクログ

表4の紹介欄に「田中ワールドの真骨頂」とありますがまさにその通り。

お勧めは『赤ちゃんはまだ?』です。
これぞ田中啓文!
他の作家がやったらパーで張り倒されて、グーが顔面中央をヒットし、チョキで目つぶし食らうくらいに田中啓文らしい作品です ヽ(゚∀゚)ノ

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2010年10月09日

Posted by ブクログ

朗読ライブでご一緒したご縁で、
すごく久しぶりにホラー文庫を手にしました。
いやー、いろいろぐろぐろで、ぞくぞくしました(^^;。

でも、ぐろぐろは確かに気色悪かったんですが、
そこへ至るまでの過程…
人の心の歪みや残虐な行動の部分に、より怖さを感じました。
ほんと、一番怖いのはヒトなんですよねー

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2010年09月28日

Posted by ブクログ

一言で言えばお馬鹿ホラーの短編集。結局最後はダジャレかよ!
表現は見事なまでにリアルにエグくグロい。
自身初の田中作品。
案外嫌いじゃないかも…

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2011年05月16日

Posted by ブクログ

初読の田中啓文氏。ホラーから入ったのが
正解なのか...正直今作では分からないっす。
失敗なのかなw?

7編の短編からなるホラー集なんですが
ホラーというよりは生理的に嫌悪を
感じるようなやや気色悪っ!な作品群。
読んでいてどこか一カ所は誰しも顔を
しかめる事必至なネチャっとしてグチャ
っとしてビチャっとした作品w。
嗅覚までも刺激してくれますよー。

あとがきにてご本人も触れてますが
ホラーの中でも屈指のアホラーとも
言えそうな「赤ちゃんはまだ?」は
稀に見る下らなさ爆発。そして暴発。
そして自爆w。
く、下らないー。
でも好きーw。

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2010年10月12日

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