田中啓文のレビュー一覧

  • 鍋奉行犯科帳 京へ上った鍋奉行

    Posted by ブクログ

    「ご落胤波乱盤上」天ぷらが何故和食の代表料理になったのかがよくわかる一編。菜種油とご落胤と将棋の三題噺。「浮瀬騒動」主役の食材や料理がないのは珍しい。強いて言うならお酒かな。「京へ上った鍋奉行」お寿司が何故和食の代表料理になったのかがよくわかる一編。船の場面が楽しい。桂九雀のあとがきが微笑ましい。お芝居も機会があれば見てみたい。

    0
    2015年04月06日
  • こなもん屋うま子 大阪グルメ総選挙

    Posted by ブクログ

    今回も馬子さん大活躍。市町を中心として繰り広げられる不思議なB級グルメストーリー。スナックになったり、チヂミ専門店になったり、純喫茶になったり。パン屋は「ロバのパン屋」の完全コピー♪昔は京都市内でよく聞いたメロディが懐かしかったです。ファンタジー色がますます濃くなり、時空を移動しちゃう一方で、市長や前市長は実在の人物を彷彿とさせ…。カジノに市章、お笑い排除に、粉もんレシピ統一…あまりの無茶な市長の主張に最後は疲れちゃいました。面白くはありましたが、ちょい濃すぎた感じです♪

    0
    2015年03月26日
  • 蹴りたい田中

    Posted by ブクログ

    あのしょーもない「ハナシにならん」噺家の小説を書いた作家とは思えないぐらい、斬新すぎて「ハナシがヤバい」が、なんというか…世にも奇妙な物語レベルである。くだらなさすぎて一周まわっても、それでもくだらくて…スベり芸にちかい。とりあえずこの作者は小説で遊んでるというかナメてるという点では「アリ」かも。

    0
    2015年01月24日
  • こなもん屋うま子

    Posted by ブクログ

    悩みを抱える人の前に現れる馬子のこなもん屋。

    「きたな美味い店」みたいな感じ?
    こてこての人情ものかと思いきや、ちょっとファンタジーが入っているとは。
    お好み焼き、たこ焼き、うどん、焼きそば、ピザ、豚まん、ラーメンと各話違ったこなもんが提供されている。前半は汚い店の描写がちょっと…だったけど、後半はその描写は少なく、こなもんが美味しそうだった。
    キャッツみたいなメイク何かわかるわ(笑)

    0
    2015年02月28日
  • こなもん屋うま子 大阪グルメ総選挙

    Posted by ブクログ

    こなもん屋シリーズ第二弾.今作はあの有名な大阪市長が登場.実名は出てないけど読めばすぐに分かってしまう.前作以上に馬子の妖怪じみたキモさ爆発.ただ前作のインパクトが強く慣れてしまったようで,後半はちょっと飽きた.

    0
    2014年11月10日
  • こなもん屋うま子 大阪グルメ総選挙

    Posted by ブクログ

    馬子シリーズ第2弾。
    前作は出されるコナモンも客も1話ごとに変ったが、本作では櫛田市長が全編を通して絡んでいる。
    なんか聞いたことがあるような問題だったりして、前作ほどコナモンの世界に浸れなかったのが残念。
    次回はゆるキャラのコナモンの活躍にも期待。

    0
    2014年11月06日
  • 茶坊主漫遊記

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読んだ時代小説だ。
    石田三成が生きていたという痛快な設定が如何にも面白かった。
    三成も生きていた、秀頼も生きていた。旅の目的が最後まで明かされることなく柳生十兵衛との掛け合いがちょっと物足りない感じがする。

    0
    2014年10月01日
  • 鍋奉行犯科帳

    Posted by ブクログ

    江戸時代の大阪を舞台にしたオムニバス形式のミステリ。
    食べ物には目がない美食家の奉行が食道楽の合間に事件を解決する。

    傍迷惑な性格ながらどこか憎めない久右衛門がいい味出しています。

    0
    2014年09月21日
  • 鍋奉行犯科帳 浪花の太公望

    Posted by ブクログ

    「地車囃子鱧の皮」鱧とくれば、祇園祭と骨切りですが、これに天神祭りを絡ませてのお話。「狸のくれた献立」登場人物の会話が上方落語を思わせるシリーズですが、これはストーリーも上方落語を髣髴とさせます。はめもの入りで誰か演じてくれないかなぁ。三味線方が大変かな?「釣り馬鹿に死」釣りに登場する地名が江戸時代の大阪湾沿岸を辿っていく辺りが頬が緩みます。どの話でも、食材や刃物などの小道具や当時の大阪周辺の地域や人々の生活の様子、調理方法などの背景が語られていて楽しく読みました。

    0
    2014年08月04日
  • 鍋奉行犯科帳

    Posted by ブクログ

    大阪の奉行の話。
    話そのものは面白かったし
    食べ物の話もおいしそうだし面白かったけど
    奉行がぜんぜん魅力的じゃなかった。
    無駄に大声で怒るし
    あんな人好きじゃないという個人的感情で
    続きは読まないと思う。

    0
    2014年03月24日
  • こなもん屋うま子

    Posted by ブクログ

    かる〜〜く読める本。
    正直「こなもん屋」でなくて良い気がしてしまうのですが、こなもんは美味しいですからね。仕方ない。
    勧善懲悪!という程でもないし、スカッと解決!というものでも無いですが、ゆるーーく読んで楽しむには良いかと。
    何話かありますが、流れは一緒。ちょっとお腹いっぱいになります。

    0
    2014年03月13日
  • ハナシはつきぬ! 笑酔亭梅寿謎解噺5

    Posted by ブクログ

    シリーズ最終作ということで師匠が弟子を思う気持ちが描かれています…読みやすく面白いといえば面白いのですが…少しまどろっこしい説明が多い気もします。

    また、飲酒運転やスピード違反等を安易に書きすぎているように感じます。この部分は批判があるやも…

    0
    2014年01月09日
  • 猿猴

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    民俗学好きな(特に古事記とか好きな)人にはワクワクする物語と思う。
    話の展開は想像できるところがあったけれど最後がこうなるかぁ…と思ったり。
    船は、ノアの箱舟でも示してるんでしょうかね?

    0
    2014年01月06日
  • こなもん屋うま子

    Posted by ブクログ

    スルスルーっと読めました。
    「奇談蒐集家」に似た雰囲気があるなー、って思ったり、鯨統一郎の雰囲気、ひょっとして北森鴻風味も?なんて思ったりしながら、スルスルーっと読み終えた感じです。
    粉もんって、見た目より腹に貯まるんですが、この本はとても消化に良かったように感じました。
    どうしても、表紙の「こなもんや」の文字が「こんなもんや」に見えてしまうのは、どうしてだろう?と思いながら、スーっと読みました。
    この一冊が私の2013の締めくくりであります。

    0
    2014年01月01日
  • 鍋奉行犯科帳 道頓堀の大ダコ

    Posted by ブクログ

    シリーズ二作目。「風邪うどん」そばとうどんと出汁の話が楽しい。今回の4編の中で読んでいて一番空腹を感じた。大阪のこしのないうどんが食べたくなる。「地獄で豆腐」いろいろな地獄にそれぞれの豆腐、最後に豆腐が切れてよかった。「蛸芝居」一膳飯屋の業突屋の孫がおばあさん直伝の出汁を小麦粉を水で溶いて焼いてつくるちょぼ焼きに活かして…。サイドストーリーの方が本筋よりもインパクトあり。「長崎の敵を大阪で討つ」大阪に居座るカピタン一行と謎の少年二人連れ。道頓堀の風情に現代の風景が重なる。

    0
    2013年11月20日
  • 鍋奉行犯科帳

    Posted by ブクログ

    面白いけれど、会話だけで話が進む場面では誰が何を言ったのか分かりにくいです。ドラマのノベライズかと思うぐらい。ドラマだったら、お奉行の扇子の文字とかもオチとして楽しめそうですが。

    0
    2013年10月20日
  • 鍋奉行犯科帳 道頓堀の大ダコ

    Posted by ブクログ

    鍋奉行シリーズ第2弾。
    大邉奉行の食いしん坊ぶりは更にパワーアップし、勇太郎は相変わらず小糸と綾音との間で煮え切らないし、今後の展開も楽しみ。
    時代小説というよりは落語の一席を読んでいるようだ。

    0
    2013年09月07日
  • こなもん屋うま子

    Posted by ブクログ

    大阪のどこかにある神出鬼没の店「馬子屋」。
    今日も悩みを抱えた人達が女店主・蘇我家馬子が作る絶品「こなもん」料理を口にする。
    たこ焼き、うどん、ピザ、焼きそば、豚まん、ラーメン・・・・・喰いたい。

    0
    2013年08月28日
  • 辛い飴

    Posted by ブクログ

     この話を長編で書いたらしんどい、けど、ジャズとミステリと言う視点で、さらに短編となると輝きは増すばかりである。ひたすら格好いい。
     時折出るダジャレに若干ほっとするw

    0
    2013年07月07日
  • 鍋奉行犯科帳

    Posted by ブクログ

    題名を見てあまり期待はしていなかったのですが、読んでみると、いつも通りの田中ワールドが眼前に広がり、江戸時代の大阪のことや食慣習などに思いを馳せながら楽しく読ませていただきました。第一話、食材に因んだ動機が秀免です。第二話、ひつまぶしの謂れのくだりが楽しい。第三話、ご飯に鰹節を乗せてだし汁をかけさらさらっとかきこみたい。第四話、江戸時代の菓子事情が興味深い。また、田中印のシリーズものが増えたようですが、他のシリーズの続編もよろしくお願いします。

    0
    2013年07月01日