田中啓文のレビュー一覧

  • 落下する緑

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    ネタバレ

    唐島英治クインテットのメンバー、永見緋太郎は天才肌のテナーサックス奏者。音楽以外の物事にはあまり興味を持たない永見だが、ひとたび事件や謎に遭遇すると、楽器を奏でるように軽やかに解決してみせる。逆さまに展示された絵画の謎、師から弟子へ連綿と受け継がれたクラリネットの秘密など、永見が披露する名推理の数々。鮎川哲也も絶賛した表題作にはじまる、日常の謎連作集。


    面白かった。

    ジャズに関しては、全くの門外漢だが、
    それでも問題なく読み進められた。

    著者のジャズに関する愛情がいっぱいなことが
    ひしひしと感じられるが、押し付けがましくなく、
    主人公の永見の常識ハズレな言動も、その類まれなる才能、

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    2011年10月08日
  • 罪火大戦ジャン・ゴーレI

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    それでは皆さんご一緒に「♪つ・み・ひ・せんたい じゃん・ご~れ~♪」

    魔法少女物に化けたダークファンタジー(といっていいのかな)が大人気でしたが、これもいろいろな物に化けたワイドスクリーンバロックです。

    ただ田中啓文の得意分野に思いっきり化けてますので、何度「やめろ阿呆 (゚∀゚)」と読みながら呟いたか……。

    ところで、この大風呂敷畳むのでしょうか?
    なんとなく、「切り刻んで、空に撒いて、わーきれいだな!」となるような気がするんですが……そして「実は切れてません」と口から風呂敷を出す手品師、もしくはペテン師、それが田中啓文で進んで騙されるのが読者 \(゚∀゚)/ ただし、最後に「やはり風

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    2011年05月08日
  • ミミズからの伝言

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    7篇収録のホラー短篇集。相変わらず下品でグロでバカw。盛り上げるだけ盛り上げておいてダジャレで落とす極上のくだらなさに脱帽しました。けど食事中には読めないね。
    お気に入りは「糞臭の村」。

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    2011年04月22日
  • ミミズからの伝言

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    異形&汚物系のグロ小説短編集。
    胃に来る生理的嫌悪感と、どっかスコーンと抜けたアホらしさが田中啓文の本流ですね。
    伝奇風味な「糞尿の村」がお気に入り。

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    2011年04月04日
  • 銀河帝国の弘法も筆の誤り

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    結論。馬鹿馬鹿しい…しょーもない…でも面白い!そして、実は深っかい真理にまで辿り着かんとする問題作(か?)………えっと、まあそんな感じ(笑)

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    2011年02月25日
  • ホラーセレクション モンスターズ1970

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    収録作
    井上雅彦「デモン・ウォーズ」
    田中啓文「糞臭の沼」
    友成純一「魔物の沼」
    菊池秀行「甘い告白」

    井上氏作品:本当にパロディ満載で、井上作品の中ではかなり読みやすい物だと感じた。

    田中氏作品:「あぁ、田中さんね、やっぱりねぇ…。」となんとも言えない笑いが浮かぶ一作。
    前半の良い意味での「胸が悪くなる」感じも印象的だが、
    後半のふざけてるような、真面目なような、スピード感のある展開には引きこまれてしまった。
    そして、大爆笑。。。w

    友成氏作品:もっとも個人的にインパクトのあった作品。
    後半はやや失速感もあったけど、前半までの暗黒緋色の世界に魂は翻弄される。

    菊池氏作品:スピード感満

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    2011年01月20日
  • 郭公の盤

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    面白かったよー。「傀儡后」の気持ち悪さと共通するものがあって、多分それが牧野さんの担当した部分なんだろうな。この話は気持ち悪いだけで終わらなくて良かった(笑)あとがきで伝奇小説の定義がしてあって、なるほどと納得。トンデモ系のネタ満載で好きな人にお勧め!

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    2011年01月15日
  • 落下する緑

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    下する緑の続編です。

    前回は色シリーズですが、今回は味シリーズ。

    ジャズの事はわからなくても楽しめます。

    相変わらず天然(?)の永見緋太郎ですが事件を解決していきます。

    続編も出たら読みたいシリーズです。

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    2011年01月06日
  • ハナシがはずむ! 笑酔亭梅寿謎解噺3

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    ネタバレ

    謎解き・・・ってより、人情話、もしくは成長記、かな?
    今回は突然振って湧いた襲名話がメインに据えられていますが、それはこれ。愛すべきお馬鹿達の活躍(?)により重たくなりすぎず、かといって軽くなりすぎず、読後の満足感はたっぷり味わえます。

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    2011年01月02日
  • 辛い飴

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    ジャズを題材にした、ちょっといい話。
    実際にはあんまり聴かないけど、作品の中だと格好良く思えるから不思議。

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    2010年12月26日
  • ミミズからの伝言

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    ギャグとグロとエロが詰まってます。(エロは微妙か)

    スタートからスピード感というか、一気に読める怖さはすごい。

    ダジャレは別シリーズしておけよッなんて思うがそれはそれでホラーに持っていく手腕は一流なのだと。

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    2010年12月15日
  • 落下する緑

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    私はオーケストラより吹奏楽が好みで、一番好きな楽器はクラリネットです。でもジャズのテナーはまた別格ですよね。この本の主人公、永見緋太郎は唐島英治クインテットのテナーサックス奏者で、世の中の人間がすべてアンパンマンかジャムオジサンであると思っている性善説信奉者です。短編集ですが、章題が「落下する緑」「揺れる黄色」「反転する黒」「遊泳する青」「挑発する赤」「虚言するピンク」「砕けちる褐色」と色つながりになっていて、さらに各章の間に「田中啓文の『大きなお世話』的参考レコード」というコラムがはさまれているという楽しい構成になっています。内容も音楽だけでなく、絵や小説など多岐に渡っています。
    田中啓文は

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    2010年12月04日
  • ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解噺2

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    借本。
    落語ミステリとあるけど、竜二の成長物語の方がしっくりくる気が。
    今回は、師匠がこれまた面白くてサイコー!

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    2012年12月29日
  • ミミズからの伝言

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    表4の紹介欄に「田中ワールドの真骨頂」とありますがまさにその通り。

    お勧めは『赤ちゃんはまだ?』です。
    これぞ田中啓文!
    他の作家がやったらパーで張り倒されて、グーが顔面中央をヒットし、チョキで目つぶし食らうくらいに田中啓文らしい作品です ヽ(゚∀゚)ノ

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    2010年10月09日
  • 元禄百妖箱

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    面白い。

    今こういう話を書く人いないんだよなぁ。
    山田正紀と夢枕獏あたりかな。宮部みゆきと畑中恵は微妙にテイストが違うし、京極夏彦は理が勝りすぎている。

    こんな話を書く人が、
    「ターゲットスコープオープン。耐ショック、耐閃光防御」
    って、短編でマジで書いているのが、さらに好きだ(笑)

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    2010年10月09日
  • ミミズからの伝言

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    朗読ライブでご一緒したご縁で、
    すごく久しぶりにホラー文庫を手にしました。
    いやー、いろいろぐろぐろで、ぞくぞくしました(^^;。

    でも、ぐろぐろは確かに気色悪かったんですが、
    そこへ至るまでの過程…
    人の心の歪みや残虐な行動の部分に、より怖さを感じました。
    ほんと、一番怖いのはヒトなんですよねー。

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    2010年09月28日
  • ハナシがはずむ! 笑酔亭梅寿謎解噺3

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    一冊目から文庫で追いかけてます。上方落語のベタベタなノリがいいです。下品だとも思いますが(苦笑)それもまた味ですか。ミステリ風味ではありますが、主人公の成長物語でもありむしろこの三冊目はそちらに主題が置かれているようにも。主人公の才能ありまくりなのにケツが座らないダメっぷりにイライラしながらも、頑張れ、やったれ!と応援してやりたくなるんですー。
    落語を扱った小説はミステリ(創元のアレとかアレとか)にもエンタテイメント(映画化したアレとか)にもたくさんありますが、上方落語は噺家さんのものくらいしか読んだことがないので新鮮でした。次もたのしみに文庫化待ちます。

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    2010年07月19日
  • 元禄百妖箱

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    徳川家綱の死後、五代将軍となった綱吉は生母・桂昌院を溺愛していた。跡目が出来ない綱吉の頼みで祈祷した僧・隆光は、その最中に獣の姿を見たため、『生類憐れみの令』の発布を進言。稀代の悪法に世が乱れるなか、江戸城内で浅野内匠頭が吉良上野介に斬りつけるという事件が勃発し、江戸は大騒ぎとなった―!奇才が語る妖しき「元禄の秘話」。

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    2010年07月05日
  • 蹴りたい田中

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     茶川賞受賞後失踪した田中啓文の最後の作品……という触れ込みのタイトルからしてアレな作品。
     この人凄すぎて天才かと思った。電車の中で笑いを堪えた。

     「どすこい/京極夏彦」で笑える人ならおおウケだと思う。

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    2010年06月30日
  • ハナシがはずむ! 笑酔亭梅寿謎解噺3

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    今回、竜二は襲名騒動に巻き込まれますが、いやはや、やはりとさか頭の落語家ってとこで目立っちゃうのかな?
    師匠の生命力にはホンマ驚きを隠せません。
    すごすぎるぜ、師匠!!
    また、ひとつ、竜二が成長した話でした。

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    2010年06月23日