田中啓文のレビュー一覧

  • 警視庁地下割烹 取調室のカツ丼

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    警視庁の地下の料理店「警視兆」で板前修行に励む刑事・朝彦のシリーズ2作目。2話収録。オチはなんとなく想像がついてしまうが、今回も笑い満載!特に2話目は料理の腕を発揮しての潜入捜査で、よりおもしろかった。

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    2025年09月04日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

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    児童向けホラーアンソロジー。しかし執筆陣を見てわかるように、子供向けだと侮れはしません。
    表題作の恩田陸「六年一組の学級日誌」がもう……怖い、というかとんでもなく嫌でした。実はこういうのが一番リアリティを感じてしまう恐怖なのかもしれませんし。とにかくぞっとさせられます。
    恒川光太郎「能面男」も嫌な感じで怖い作品です。唐突にも思えるラストの衝撃もひどく印象的でした。我孫子武丸「猫屋敷に気をつけて」もお気に入り。怖いし嫌な話だけれど、猫は素敵なのが好ポイントかも?

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    2025年08月07日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

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    恩田陸「六年一組の学級日誌」本気で怖くて嫌な未来の話だった。起こるかもしれないっぽいところが、本当にイヤだ。短い話なのに、読み応えがある。
    我孫子武丸「猫屋敷に気をつけて」は最後が切なかった。

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    2025年08月02日
  • 警視庁地下割烹 取調室のカツ丼

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    シリーズ2作目です。
    取り調べと言えば?⇒カツ丼
    張り込みと言えば?⇒あんパン
    と、刑事ドラマで刷り込まれているネタが2作品。
    さらに
    あんパンと言えば?⇒???
    のネタも交えて満腹です。
    笑いだけじゃなく料理も美味しそうで★4

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    2025年07月22日
  • 力士探偵シャーロック山

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    自称「探偵」の力士のお話

    以下、公式のあらすじ
    ----------------------
    力士には向かない職業!?
    角界に迷探偵現る!

    銅煎部屋で唯一の三役力士・斜麓山(しゃろくやま)は
    大のミステリー好きで稽古よりも本の続きが大事。
    自分は相撲取りではなく探偵なのだと言いはり、
    付け人の輪斗山(わとさん)は悩まされ通しだ。
    しかし、彼らの周辺でなぜかシャーロック・ホームズの名作ばりの事件が続発。
    はじめて本物の事件を解決しようと乗り出す斜麓山だが、思わず勇み足を!?
    爆笑の本格ミステリー。

    また相撲界激震!?
    まわしを締めた名探偵ホームズ土俵入り?
    得意技は猫だましとアリバイ崩し!?

    【目次】
    第一話 薄毛連盟
    第二話 まだらのまわし
    第三話 バスターミナル池の犬
    ----------------------

    斜麓山(しゃろくやま)に付け人が)輪斗山(わとさん)で、親方の現役時代の四股名が虎南(こなん)の銅煎(どういる)親方
    こんな相撲部屋があってたまるかw

    描かれている主な謎
    ・高額報酬の割の良いバイトの真相
    ・曰く付きの化粧廻し
    ・UMAの目撃証言

    古典ミステリは読まないので、タイトルのパロディ元の赤毛連盟やまだらの紐や最後の事件がどんな話かは知らない
    知らなくても問題なく読めたけど、知ってたらもっと気づくところがあったりするのかな?

    現代に於いて、埋蔵金が見つかることはそうそうないし
    見つかったとしても所有権は土地の所有者になるはずだし
    そもそも、換金が難しいものなんだけどね
    まぁ、物語の方向性を読者に示す最初のお話としてはよいのではなかろうか

    二つ目の話は明らかに怪しい人物がいるので、犯人、または何らかの関係者であるのは容易に想像できる
    しかしまぁ、化粧廻しを返して欲しいというあたりで違和感を覚える
    特定の力士専用に作った化粧廻しは、いくらお金をかけたものだろうが同じ値段で現金化できるわけではない
    だとすると、評価額の内訳は……
    と疑問に思うのは当然
    ただ、言葉の意味に関しては若干のバカミス要素を感じる
    まぁ、ユーモアミステリなので全く問題ない

    池の怪しい動物に関しては、色々とツッコミどころが満載
    果たして、水の中であんな物を付けた上で見つけられるものだろうか?


    総じて、設定で全て持ってくユーモアミステリという立場は否めない
    それでいて、斜麓山の実録に関しては、戦略を寝る事ができ、相手の動きに対して適切な対処もでき、相手を見切る能力は探偵ならではだけど
    それだけでなく実際の膂力も持ち合わせているというあたり、能ある鷹は爪を隠すかのような隠し玉を持ってる様はある意味で名探偵のそれである


    それにしても、「大相撲殺人事件」といい「雨の日も神様と相撲を」といい、相撲とミステリって実は相性がいいのかしら?
    (そんなわけあるか)

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    2025年07月04日
  • 夜更けのおつまみ

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    久々にアンソロジーを読んだ。お酒が好きな人も下戸の人にもおすすめ。居酒屋のおつまみや家飲みのおつまみが好きなので参考になるメニューがあった。自分で作るだけでなく、コンビニのおすすめおつまみなどで書いてる人もいて、それも面白かった。

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    2025年06月21日
  • 警視庁地下割烹

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    続編が並んでいるのを見て、そういえば読んでいなかったなと思い購入。
    田中啓文さんらしい、軽くて気軽に読めるミステリでした。
    警視庁割烹課、割烹「警視兆」は船場の「失兆」の流れをくんでいて、課長は「ささやき女将」とネタ満載です。
    続編も読もうと思うので★4

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    2025年06月20日
  • 推理の時間です

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    6人のミステリー作家による、フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットのアンソロジー。
    どの短編にも読者への挑戦状があり、問題編と解決編に分かれている。
    巻末には、それぞれの短編に対して他の作家による推理も掲載されている。

    普段ミステリーを読むと先が気になってどんどん読み進める感じがある。
    このアンソロジーは読者への挑戦状があって、普段よりも自分で考えながら注意深くゆっくり読み、ときには戻ったりしながら読んでいたように思う。
    自分で正解までしっかりたどり着けたものはなかったけれど、短編を読み終えるごとに全くの見当外れだったな、着眼点は悪くなかったな等思う楽しさがあった。
    作品に対して別の作家の方の推理を読むことができたのも、作家さんの想像力が垣間見える贅沢さがあったなと感じる。
    また、自分はこれまで時代設定が現代ではないミステリーを読む機会が少なかったので、今回現代が舞台ではないミステリーを読む機会になったのも良かった。
    作家の方達の負担はかなり大きい形式であるようだけれど、またこういった形式の作品が読めたら良いなと思う。

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    2025年06月08日
  • 推理の時間です

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    アンソロジー作品。
    問題編と解答編に分かれていて、豪華な作家陣の作品を自分でも推理する事ができます。また、参加している作家さん同士でお互いの作品の推理した回答が掲載されており、思考を覗き見するようで面白かったです。

    普段、推理小説を読んでも推理しないのですが、この作品は問題編が比較的短く、自分でも挑戦してみようと思えました。いくつか挑戦してみましたが、少し真相に近付けたり、全く思い浮かばなかったり…と様々でした。推理に挑戦した結果、より丁寧に作品を読み込む事につながり、読後の満足感が上がったように思います。

    推理が苦手な人も、気軽に挑戦できるのでおすすめです。

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    2025年05月18日
  • 推理の時間です

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    法月綸太郎が集めた作家陣による読者への挑戦状。フーダニット・ホワイダニット・ハウダニットとあって、私に解けたのはホワイダニットの一編だけ……。悔しい‼︎ 他の作品をミステリ作家が推理するっていうのも収録されてて読み応え抜群。こうやって推理するのか〜。

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    2025年04月29日
  • ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺

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    おもしろい。
    落語とサスペンスのエンターテイメント。
    久しぶりに読みきるまで止まらんかった。

    続きが読みたい。

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    2025年04月06日
  • 異形家の食卓

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    待望の復刊!以前別のアンソロジーで「新鮮なニグ・ジュギべ・グァのソテー。キウイソース掛け」を読んでから、ずっと復刊を待っていました。
    「オヤジノウミ」はどうしてもキツかったけど、他は意外とミステリ色、SF色の部分に注目できて、グロだけちゃうんや!って感じです。
    ラスト「塵泉の王」にいたっては拍子抜けなくらいグロ描写がマイルドなので、グロが苦手な方はこれだけでも是非。
    あと解説がちゃんとしてる。

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    2025年02月25日
  • ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解噺2

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    面白い!
    今回はそんなに謎解きがなく、竜二が噺家として成長するのがメインだったけど、これからどうなるか楽しみ。
    ただ、嘔吐や暴力シーンが多すぎて、そこで引く。

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    2025年02月20日
  • ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺

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    久々の当たり!
    ちょっと暴力シーンが生々しいと思ったら、この作者さんはミステリーの方が多いとか…納得。
    最初から、竜二の推理が冴えてて、この路線で行くのか?と思ったら、途中で人情ものに。
    「子別れ」で最後の梅寿師匠の言葉にホロリ。
    この年になってやっと落語の面白さがわかってきた。作中で若い子たちが腹を抱えて笑うって描写が何回かあったけど、分かるかなぁ?
    どなたかも感想に書いてましたが、表紙のイラストが残念。最初はこのイラストを見て読む気が起きなかった。新装版にした際には是非替えてほしい。

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    2025年01月05日
  • 異形家の食卓

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    グロ耐性ありすぎてそこは平気だったけど、読むだけでお腹いっぱいで胸焼けしそうだった笑
    短編集なのだけど個人的には表題作が一番好きかな。面白かったけど人には絶対お薦めできない一作でした。

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    2024年12月25日
  • 警視庁地下割烹

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    ほーんと、田中啓文さんの設定のとんでもぶりには毎度楽しませてもらえる。
    割烹警視兆って!
    その目的が潜入って!!
    配置された坊やのニックネームがドジ坊w
    登場人物の名前もユニーク。
    でも、ささやき女将は、若い人には伝わらないのではw
    いやー、ドジ坊くん、刑事よりも料理人が向いてるよ。
    あぁ、楽しかった。

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    2024年10月05日
  • 警視庁地下割烹

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    タイトルに惹かれて読んでみました。
    朝彦の天然ぶりでしくじりを重ねて、割烹課に異動した。料理店の潜入が主ですが、少しふんわりとした書き方であり非常にライトに読めます。
    朝彦の執念が光る部分もあり、次作があれば読みたいと感じる作品だった。

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    2024年10月03日
  • 警視庁地下割烹

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    はじめまして~の作家さん
    本屋さんで目に入り、もうそのタイトルに心掴まれる!…(笑)
    だって大好きな警察ものにお料理ですもん…

    警視庁捜査一課の花菱朝彦はとにかく「よく刑事になれたわね」…ってくらい、ドジで空気読めない天然さん…
    まぁそんなことだから失態を重ね、遂に異動を命じられる
    異動先は、警視庁地下4階にある割烹『警視兆』
    その存在は限られたごく一部のものしか知らず、なんとあの大阪船場の名店、料亭『失兆』の流れをくむのだ…(笑)
    もちろん割烹課で働くのは皆刑事部所属の警察官
    ささやき女将も警察官…
    謎の部署、割烹『警視兆』の正体とは…?

    …とまぁ、これまでにない設定!
    とにかく花菱朝彦のボケボケぶりと、周りのキャラクターが強烈だ!
    そして駄洒落というのか、親父ギャグというのか…
    にニヤニヤしながらも
    途中、ちょっとクドイで…
    っと思ってしまったり…
    でもちゃんとミステリーでなんやかんや花菱朝彦が一役買って??事件解決…(笑)
    とにかくテンポよく、サクサク読めます
    これはシリーズ化するのかな?

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    2024年09月26日
  • 推理の時間です

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    謎解き挑戦ミステリーアンソロジー。いわゆる「犯人当て」なのですが、当てるのは犯人だけとは限りません。フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットの三種類が各二作品ずつ。どれもこれも難問ぞろいでした……。
    とりあえず解答にたどり着けたのは法月綸太郎「被疑者死亡により」と田中啓文「ペリーの墓」。でもどちらも辛うじて核心部分は当てたと言えるものの、細部などは詰め切れませんでした。手掛かり部分等はわりと分かりやすいほうではあったと思いますが、決して簡単というわけではありません。
    謎が魅力的だったのは我孫子武丸「幼すぎる目撃者」。ホワイダニットって謎を作る方も解く方も一番大変なのではと思います。そんな中でこれは……真相をわかってみればどれもこれも腑に落ちるのだけれど。これはとんでもないわー。というか本当に怖い真相。
    個人的にはハウダニットが苦手でした。こういうのを解き明かすのは、頭がぐるぐるしてきてしまいます。さくっと解決編を読んでトリックすげー、と感嘆しておくのが楽しい。

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    2024年08月31日
  • 落語少年サダキチ(ご)

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    さてさて、サダキチのエピソードは何巻まで続く?三味線までやるっていうところが小学生の浅はかさ。でも全力でぶつかっていくアホさが大阪人のサガかな?

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    2024年08月05日