田中啓文のレビュー一覧

  • 落語少年サダキチ(さん)

    Posted by ブクログ

    最近「ちりとてちん」を一気観したところでして、「地獄八景」を演る粋梅師匠が草雀師匠とダブって…ううっ。
    そして、いつものように時をかける場面がかっこいい。

    0
    2019年08月18日
  • 力士探偵シャーロック山

    Posted by ブクログ

    ダジャレの嵐で不安になったが、意外と面白かった。最後の事件はちょっと無理があるような気がしましたが…

    0
    2019年07月10日
  • 落語少年サダキチ

    Posted by ブクログ

    2巻を読む前に読み返した。
    落語の面白さを、落語を知らない子どもたちに伝える名作。演目は『平林』。

    落語そのもので大笑いできるほか、人前で演じる人なら誰もが見に覚えのある、緊張による失敗や、ウケたときの高揚感なども追体験できる。
    江戸時代の丁稚にも詳しくなれる。(笑)

    0
    2019年06月09日
  • 力士探偵シャーロック山

    Posted by ブクログ

    妹に勧められて。
    「斜麓山」「輪斗山」「銅煎親方」登場人物名もさることながらとにかく面白い!
    「まだらのひも」が特に良かった。

    0
    2019年01月21日
  • 鴻池の猫合わせ 浮世奉行と三悪人

    Posted by ブクログ

    良くできているし、全体の笑いの中に、気づくか気づかないかの笑いが時々仕込まれていて、相変わらずおもしろかった。鍋奉行も新刊でないかなぁ…。

    0
    2018年07月14日
  • 宇宙探偵ノーグレイ

    Posted by ブクログ

    短編が5話。それぞれ宇宙探偵ノーグレイが、宇宙のどこかの惑星で依頼された仕事を引き受ける。よんどころない事情があったりと、同じような展開だが、それぞれの仕事は独特で、独立した話として楽しむように構成されている。こういう構成もありかなとは思うけれど、ちょっとノーグレイが可哀そうすぎる。

    0
    2018年06月17日
  • 俳諧でぼろ儲け 浮世奉行と三悪人

    Posted by ブクログ

    イヤー、面白かったです。一作目よりこちらの方がいいですね。表題作の特に俳諧でぼろもうけと、そのあとの1本が面白かったです。人情もあり、思わず声を出してプッと笑える細かな部分がなんとも言えないです。ペリーさんのあとがきも面白かったです。鍋奉行シリーズが更新されず。寂しい思いをしてますが、こちらでも楽しんで行けそうです。

    0
    2018年06月10日
  • こなもん屋うま子

    Posted by ブクログ

    登録を忘れていました。おもしろすぎるのひとこと。こんな粉もんやいきたーい。ここから田中さんの本を読み漁りました。私に合わないものもありましたが、鍋奉行シリーズと粉もんやシリーズは最高です。人情あり、謎解きあり、美味しい食べ物あり。

    0
    2017年12月17日
  • 落語少年サダキチ(に)

    Posted by ブクログ

    待ってました~!
    場須亭ストップてオモチロイ高座名。しかも(真打)て。
    「はてなの茶碗」やるんとちゃうんかいな!

    0
    2017年12月13日
  • 漫才刑事

    Posted by ブクログ

    昼間は警察官、夜や休日は漫才コンビの片割れとして
    舞台に立つ...という「ありえへん」設定(^ ^
    最初っから「ドフィクション」と思って読むので、
    気楽にあははあははと楽しめる(^ ^

    ただ、おバカな設定の割には(?)
    主人公のお笑いに掛ける熱意は本物で。
    しかも刑事としての能力も高くて、がウソっぽいが、
    お笑いについては変に「天才扱い」されずに
    コンテストで賞を逃して悔しがったりするあたりが、
    とてもリアルで感情移入できる。

    周囲の人物、主に警察関係者がアホばかりだったり、
    同僚との結婚話とかは余計かな...とか、
    ツッコミどころは数々あれど、
    気軽なエンタテインメントとしては
    充分に楽

    0
    2017年07月21日
  • 落語少年サダキチ

    Posted by ブクログ

    落語やしタイムスリップするし、もうゆうことナシ!
    文量は多めやけど、きっと楽しめるはず。
    小学生におすすめしたい一冊!

    0
    2017年06月10日
  • 落語少年サダキチ

    Posted by ブクログ

    「シケメン」の小学五年生清海忠志(きよみただし)は、クラスのお楽しみ会で予定していた漫才を、相方の真一の裏切り(笑)によって、ひとりで何かやらなくてはならなくなる。「俺、落語する。落語やったらひとりでできるやろ」。
    無謀とも思える忠志の落語への挑戦。誰もが不可能と思ったことを、忠志はやり遂げることができるのかーーーーー!!

    というような大げさな話ではなく、お笑い好きの小学生がひょんなことから落語の魅力に目覚め、思いがけない展開になっていくようすが、大阪弁をベースにしたはんなりとした語り口でつづられます。田中啓文さんの本ははじめて読んだのですが、読みやすくてとても楽しかったです。

    落語×SF

    0
    2017年01月12日
  • 罪火大戦ジャン・ゴーレI

    Posted by ブクログ

     22世紀末、過去の人間たちが次々に生き返り始めた。最後の審判だ。しかし神の審判が下る前に、六百億人の人口になってしまった地球は大変なことになった。幸いこの復活に先立って、人類は2つの発明を成し遂げた。ひとつは魂を肉体から取り出して他の肉体に移し替える技術である。税金を払えないものは肉体から取り出されて他人の肉体に間借りすることで何とかこの人工爆発に耐えることになった。
     たぶん、この話の主人公と思われなくもない桃屋ピンクは、12歳の〈自由人〉だったが、〈自由人狩り〉に捕まって、額田王の体に間借りして2年。4人で一つの肉体を共有しているのであるが、4人で合議して体を動かすのではなく、6時間毎、

    0
    2016年02月04日
  • アケルダマ

    Posted by ブクログ

    アケルダマ。この奇妙なタイトルを見て、咄嗟に新約聖書の福音書を思い浮かべる人は、残念ながら日本ではそう多くないと思う。
    すぐに本書中で触れられるが、これは裏切り者の代名詞ともなっている「ユダ」が、キリストを銀貨30枚でユダヤの大祭司に売り渡し、その後その銀貨をもって購入した地所であり、ユダはその地で首をくくった(または身を投げた)。
    と、されている。
    まあ福音書というものは、イエス・キリストが死んでから何世紀か後に記されたものであるから、真偽のほどは定かではない。
    しかし本書を読むまで、新約聖書にこれほど「血」に関する描写が多い事に、迂闊にも私は気付いていなかった。
    子供の頃から何度となく再読

    0
    2015年11月20日
  • ハナシがはずむ! 笑酔亭梅寿謎解噺3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新書購入


     推理。落語。現代。
     続き物。

     とさか頭の不良の竜二(芸名・梅駆)は、酒癖の悪く暴力を振るう師匠笑酔亭梅寿の元に住み込みで弟子入り中。
     いろんな事件に巻き込まれて・・・。

     いろんな才能があるらしい竜二。(演劇の才能も、落語家の才能も、推理能力もあるのですよ、彼は)
     でも当人はまったく気がつかない。
     思ったよりも素直・・・(お馬鹿さんなまでに素直)

     師匠は理不尽だが、竜二のことをちゃんと考えているので、ときたますごーく能動的に裏で動く。
     たびたび師匠の体の具合が悪いことが、作中に出ていたが、今回ついに入院。意識不明。
     竜二は激しく動揺する。父親に倒れられたよ

    0
    2014年09月28日
  • ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     ミステリーの完成度、というより、総合的な完成度が高いと思う。
     このような書き方をすると堅苦しいキチキチとした小説のイメージになってしまうが、そんなんじゃなくって、キャラクターや話の流れが読んでいて心地よいのだ。
     主人公である竜二、彼はヤンキーでどうしようもない不良のように見えるが、酔っ払いで借金持ちのそれこそ酷い人間のように一見するとみることができない師匠の噺に引き込まれていき変化していく。そこにあるのは等身大の若者であり、誰しも抱えている悩みである。
     そんな彼の成長していく姿に、読者は共感できるのである。

    0
    2014年08月25日
  • オニマル 異界犯罪捜査班 鬼刑事VS殺人鬼

    Posted by ブクログ

    正体が鬼の鬼丸刑事と陰陽師のベニー芳垣警部が活躍する伝奇ミステリーの第三弾。今回は最強の敵が二人の前に立ちはだかる。シリーズの中では一番面白い。

    『鵺の啼く夜』『黒塚の迷宮』『鬼刑事VS殺人鬼』の中編三編を収録。

    0
    2014年06月27日
  • 真鍮のむし

    Posted by ブクログ

    表紙を見て買ったたぐいだが、結構面白い。主人公はサックス奏者。ぼーっとしてるようで、しっかり謎を解く。ミステリーと言ってるが暴力シーンや派手な事件もない。いろんなところにジャズ話がちりばめられてそれが楽しい。1話ずつに作者が参考アルバムを紹介するのがまた楽しい。
    シリーズものらしいので、他の本も読みたくなる。

    0
    2014年04月12日
  • こなもん屋うま子

    Posted by ブクログ

    久々のヒットでした!
    最後まで読まないと主人公の背景がわからないのですが、それもすごいなと思ったし、
    馬子の作る料理がものすごく美味しそうで、その描写がすばらしいです!

    それと、読んだ後に気分がスッキリします。

    あー、大阪で馬子のお店を探したくなるわー。

    0
    2013年09月23日
  • ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺

    Posted by ブクログ

    自分でもびっくりするくらい一気に読んでしまった!!
    なんだかんだで梅寿さん、めちゃ考えてはるとこが好き。笑

    0
    2013年07月14日