田中啓文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
40年ぐらい前の昭和の小学生時代を思い出す。大阪弁が生きてる文章が好き。関西人やのに、西宮という土地柄はどうも「標準語」の人が多く居心地が悪いのだ。まぁそんなことはどうでもええけど。小学校の同級生が落語会を開いた時のこと、そしてその後そのうちの一人が真打になり、ほんまもんの噺家になったことを思い出しながら読んだ。
江戸時代の大坂、番頭さんや丁稚が出てくる船場の様子、そしてなんといっても落語の元祖と呼ばれる米沢彦八まで登場する。続きもあるらしいので、楽しみにしている。
これ、ラジオドラマにならへんかなぁ?なんて思っている。緊急事態宣言で寄席へも定席へもなかなか寄り付かれへんよってに。 -
Posted by ブクログ
田中啓文『件 もの言う牛』講談社文庫。
『件』をテーマにした伝奇パニックホラー小説。『件』と言えば、小松左京のホラー短編『くだんのはは』を思い出すが、果たして本作はどうだろうか。
単なるホラーに留まらず、スケールの大きい阿鼻叫喚の地獄絵図が描かれる。もう少し贅肉を削ぎ落とし、物語の筋を明確にすれば、もっと面白い作品になったかも知れない。
奈良県葛城山の山中で若い男女が遭難する。男性は牛に襲われ、崖から転落し、九死に一生を得る。女性は牛に食い荒らされ、無惨な遺体となって発見される。その2ヶ月後、岡山県の山間部でフィールドワーク中に土砂崩れに巻き込まれながら、難を逃れた大学生の美波大輔は助け -
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ネタバレ 購入済み
物の怪よりも
人が一番怖いなあ。
もっとホラーテイストかと思って読んだけど結構なファンタジー(?)でびっくりだったけど、面白かったです。陰陽師刑事と鬼刑事コンビが今後どうなっていくか楽しみです。